日本電音
日本電音株式会社(にほんでんおん)は、大阪府枚方市に本社を置く音響機器・音響放送機器を製造販売する企業。
日本電音本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒573-1132 大阪府枚方市招提田近3-6 |
設立 | 1960年5月 |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 4120001150332 |
事業内容 | 電気通信機器の製造・販売 |
代表者 |
代表取締役会長 田中美惠子 代表取締役社長 田中英二 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 35億円 |
従業員数 | 180名 |
外部リンク | http://www.unipex.co.jp/ |
会社概要
編集音響機器メーカーの一社。特にスピーカーに強みを持つ。主にホール、鉄道駅、美術館など公共施設のPAシステムや、地方自治体の行政無線システムなども手掛ける。
販売会社としてユニペックス株式会社を有し、「UNI-PEX」の商標で販売をおこなっている。
UNI-PEXの発車メロディ
編集東日本旅客鉄道(JR東日本)が1990年頃より本格的に発車メロディを導入するにあたって、日本電音はJR東日本に駅自動放送装置の供給とセットで発車メロディの供給も行った。大別して同社オリジナルで作曲されたものの6曲と宗次郎作曲のものをアレンジしたものの4曲がある。しかし後者は、契約上の関係で現在は発車メロディとしては使用されていない。「清流」はその後も鶴岡駅で接近メロディとして採用されていたが、2023年9月22日をもって使用を終了した。以下は、株式会社スイッチの運営する鉄道モバイル[1]と駅メロベストセレクション[2]に記載されている曲名と分類や使用駅を記述するが、その他にも様々な種類が使用されている場合がある。
UNI-PEXのオリジナル楽曲
編集- せせらぎ
- 春
- 代表的な使用駅は日暮里駅、池袋駅、大塚駅、目白駅。標準のバージョン以外にもトレモロバージョンが存在している。なお、スイッチの公式サイトでは言及されていないが、この2つのバージョン以外にも使用されたことのあるバージョンがいくつかある。
- 高原
- 代表的な使用駅は川崎駅、大森駅。低音バージョンと高音バージョンが存在している。なお、スイッチの公式サイトでは言及されていないが、この2つのバージョン以外にも使用されたことのあるバージョンがいくつかある。
- 草原
- 現在は大原駅でのみ使用されている。通常のバージョンの他にホイッスル入りのバージョンも存在している。なお、スイッチの公式サイトでは記述されていないがこの2つ以外にもバージョンがいくつか存在している。
- 春風
- 代表的な使用駅は新橋駅。なお、スイッチの公式サイトでは言及されていないが、通常のバージョン以外にも使用されたことのあるバージョンがある。
- 陽だまり
- 代表的な使用駅は新橋駅。なお、スイッチの公式サイトでは言及されていないが、通常のバージョン以外にも使用されたことのあるバージョンがある。
この他にもUNI-PEXが作成したとされている発車メロディーが北千住駅で使用されているが曲名不明なうえにスイッチなどのサイトやCDには記述されていないためここでは取り扱わない。
宗次郎の楽曲
編集- 雲を友として
- 駒込駅や巣鴨駅、池袋駅などをはじめ首都圏各地の駅で使用されていた駅メロ黎明期の楽曲。2014年3月の高崎問屋町駅を最後に使用を終了した。スイッチの公式サイトでは記述されていないが、駅によって長さが異なり、一部の駅では音色が違うものも使用されていた。
- 清流
- 「雲を友として」とペアで首都圏各地の駅で使用されていた駅メロ黎明期の楽曲。スイッチの公式サイトでは記述されていないが、駅によっては長さが異なり、一部の駅では音色が違うものも使用されていた。2014年3月以降発車メロディーとしての使用はされていない。鶴岡駅での接近メロディーとしての使用も2023年9月に終了した。
- 四季〜愛しき子供たちへ〜
- こころ
入線メロディ
編集西日本旅客鉄道(JR西日本)広島支社では、JR東日本で使用されている発車メロディを山陽本線や呉線の一部の駅にて接近メロディとして使用していたが、2012年までにはすべて広島支社独自のメロディに置き換えられた。
- 春(現在不使用)
- せせらぎ(現在不使用)
- 春使用駅で春とセットで上り線用に使用されていた。
- 草原(現在不使用)
- 高原(現在不使用)
- 呉線の草原使用駅で草原とセットで下り線用に使用されていた。
- 雲を友として(現在不使用)
- 清流(現在不使用)
- 岩国駅で使用されていた。
関連項目
編集脚注
編集- ^ https://www.te2do.jp/
- ^ http://www.switching.co.jp/cd/index.html
- ^ “宗次郎 Early Times Official Web”. 株式会社サウンドデザインミュージック. 2020年10月4日閲覧。