憧花ゆりの
本記事に加筆する際は出典を忘れないでください。 |
憧花 ゆりの(とうか ゆりの、3月25日[1][2] - )は、元宝塚歌劇団月組の娘役[1]。元月組組長[3][4][1][5]。
とうか ゆりの 憧花 ゆりの | |
---|---|
生年月日 | 3月25日 |
出身地 | 日本 兵庫県神戸市 |
身長 | 162cm |
血液型 | O型 |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2000年 - 2018年 |
活動内容 |
2000年:宝塚歌劇団入団、月組配属 2013年:月組副組長就任 2016年:月組組長就任 2018年:宝塚歌劇団退団 |
公式サイト | 憧花ゆりのオフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『エリザベート』 『ME AND MY GIRL』 『ロミオとジュリエット』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
兵庫県神戸市[1][4]、県立鈴蘭台西高等学校出身[6]。身長162cm[2]。血液型O型[2]。愛称は「すーさん」、「すーちゃん」[2]。
来歴
編集2000年、宝塚歌劇団に86期生として入団[1][3][4]。入団時の成績は7番[7]。花組公演「源氏物語 あさきゆめみし/ザ・ビューティーズ!」で初舞台[5][1]。組まわりを経て月組に配属[1][4][5]。
2016年9月5日付で月組組長に就任[9][3][4][1][5]。
2018年11月18日、愛希れいか退団公演となる「エリザベート」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[5][3][4][1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2000年4 - 5月、花組『源氏物語 あさきゆめみし』『ザ・ビューティーズ!』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
編集- 2000年5 - 6月、星組『黄金のファラオ』『美麗猫(ミラキャット)』(宝塚大劇場のみ)
月組時代
編集- 2000年9 - 11月、『ゼンダ城の虜』『ジャズマニア』(宝塚大劇場のみ)
- 2001年1 - 2月、『いますみれ花咲く』『愛のソナタ』(東京宝塚劇場)
- 2001年3月、『Practical Joke』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター)
- 2001年5 - 7月、『愛のソナタ』『ESP!!』(宝塚大劇場)
- 2001年8 - 9月、『大海賊』『ジャズマニア』(東京宝塚劇場のみ)
- 2001年10 - 11月、『大海賊』『ジャズマニア』(全国ツアー)
- 2002年1 - 5月、『ガイズ&ドールズ』 - 新人公演:ミミ(本役:美々杏里)[5]
- 2002年6月、『SLAPSTICK』(バウホール・日本青年館) - ヴァージニア
- 2002年8 - 12月、『長い春の果てに』 - 新人公演:エマニエル(本役:花瀬みずか)『With a Song in my Heart』
- 2003年2月、『長い春の果てに』『With a Song in my Heart』(中日劇場)
- 2003年4 - 8月、『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』 - 新人公演:エステティシャン(本役:穂波亜莉亜)
- 2003年11 - 2004年3月、『薔薇の封印』 - シモーヌ、新人公演:ルイゼ(本役:椎名葵)
- 2004年4 - 5月、『愛しき人よ-イトシキヒトヨ-』(バウホール・日本青年館) - ミカエラ
- 2004年6 - 10月、『飛鳥夕映え』 - みずき、新人公演:つくし(本役:涼城まりな)『タカラヅカ絢爛II』
- 2005年2 - 5月、『エリザベート』 - 家庭教師/女官、新人公演:マダム・ヴォルフ(本役:嘉月絵理)[5]
- 2005年7 - 8月、『BourbonStreet Blues』(バウホール) - ダイアナ
- 2005年9 - 12月、『JAZZYな妖精たち』 - ブラーナド、新人公演:マギー(本役:美鳳あや)『REVUE OF DREAMS』
- 2006年1 - 2月、『あかねさす紫の花』 - 十市皇女『REVUE OF DREAMS』(中日劇場)
- 2006年5 - 8月、『暁(あかつき)のローマ』 - 新人公演:占い師(本役:花瀬みずか)『レ・ビジュー・ブリアン』
- 2006年10月、『あかねさす紫の花』 - 十市皇女『レ・ビジュー・ブリアン』(全国ツアー)
- 2007年1 - 4月、『パリの空よりも高く』 - ロリ―、新人公演:チチエンヌ(本役:瀧川末子)『ファンシー・ダンス』 トリプルエトワール[5]
- 2007年5 - 6月、『ダル・レークの恋』(全国ツアー) - アルマ
- 2007年8 - 11月、『MAHOROBA』『マジシャンの憂鬱』 - シャーロット
- 2007年12 - 2008年1月、『HOLLYWOOD LOVER』(バウホール・日本青年館) - ヘッダ・ホッパー
- 2008年3 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - バターズビー夫人
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場) - マートル・ウィルソン
- 2008年11 - 2009年2月、『夢の浮橋』 - 宣旨の君『Apasionado!!』 トリプルエトワール[5]
- 2009年3月、『SAUDADE(サウダージ)-Jにまつわる幾つかの所以-』(ドラマシティ・昭和女子大学人見記念講堂)
- 2009年5 - 8月、『エリザベート』 - リヒテンシュタイン伯爵夫人
- 2009年10 - 12月、『ラスト プレイ』 - アイリーン『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』
- 2010年2月、『HAMLET!!』(バウホール・日本青年館) - ローゼンクランツ
- 2010年4 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - マリー・グロショルツ
- 2010年9 - 11月、『ジプシー男爵-Der Zigeuner Baron-』 - フローリカ『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』
- 2010年12 - 2011年1月、『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』(ドラマシティ・日本青年館) - ルーシー・アネット
- 2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - 次女『ONE』
- 2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - イヴ『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』
- 2011年11 - 12月、『我が愛は山の彼方に』 - 楚春『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』(全国ツアー)
- 2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - テルマ・ファーネス『Misty Station』
- 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』 - キャピュレット夫人[3]
- 2012年10 - 11月、『愛するには短すぎる』 - アンマリー・オサリバン/マーサ『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』(全国ツアー)
- 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - マロン・グラッセ
- 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - ディーン・マリア公爵夫人[3][4]
- 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - フラヴィ『Fantastic Energy!』
- 2013年11 - 12月、『JIN-仁-』 - 橘栄『Fantastic Energy!』(全国ツアー)
- 2014年1月、『風と共に去りぬ』(梅田芸術劇場) - ピティパット
- 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - ドーラ社長『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 酒の女/蘭の歌姫
- 2014年7 - 8月、『THE KINGDOM』(日本青年館・ドラマシティ) - ヴィクトワール
- 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - タイテーニア『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
- 2015年2 - 3月、『風と共に去りぬ』(中日劇場) - ピティパット
- 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - ヨランド・ドゥ・ポリニャック エトワール[3][1][5]
- 2015年8月、専科『オイディプス王』(バウホール) - 巫女
- 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - 張紫微『GOLDEN JAZZ』
- 2016年3 - 4月、『激情』 - フラスキータ『Apasionado(アパショナード)!!III』(全国ツアー)
- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - 佐久間信盛の妻『Forever LOVE!!』
- 2016年10月、『FALSTAFF』(バウホール) - キャピュレット夫人
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - 盲目の伯爵夫人『カルーセル輪舞曲(ロンド)』[1]
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂』 - 李花『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - アンヌ
- 2017年11 - 12月、『鳳凰伝』 - アミン『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』(全国ツアー)
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 田中乃亜『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - 女王
- 2018年6 - 7月、『THE LAST PARTY〜S.Fitzgerald's last day〜』(日本青年館・ドラマシティ) - YURINO/シーラ・グレアム
- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 皇太后ゾフィー 退団公演[3][4][1][5]
出演イベント
編集- 2003年9 - 10月、紫吹淳コンサート『Lica-Rika/L.R』[5]
- 2003年10月、第44回『宝塚舞踊会』
- 2004年12月、霧矢大夢ディナーショー『Sweet & Chic』[5]
- 2006年3月、『月組エンカレッジ・コンサート』
- 2007年4月、瀬奈じゅんディナーショー『EL VIENTO』[5]
- 2008年3月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
- 2009年6月、『百年への道』
- 2009年8月、瀬奈じゅんディナーショー『0-ZERO-』[5]
- 2011年10月、第21回『イゾラベッラ サロンコンサート』 主演
- 2012年3月、霧矢大夢ディナーショー『Grand Dreamer』[5]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集受賞歴
編集- 2011年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2010年度努力賞
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m 憧花ゆりのさん月組娘役から宝塚ホテル支配人「運命」第2幕! スポーツ報知。
- ^ a b c d e プロフィール 憧花ゆりのオフィシャルサイト。
- ^ a b c d e f g h i 元月組組長が異色転身、劇場隣「宝塚ホテル」支配人 日刊スポーツ。
- ^ a b c d e f g h i 元月組・憧花ゆりの、「宝塚愛」でホテル支配人へ Lmaga.jp。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Memories of 憧花ゆりの タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、43頁。ISBN 978-4-86649-049-6。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 112.
- ^ 『2013年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2014年、81頁。ISBN 978-4-484-14521-1。
- ^ 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 憧花ゆりのオフィシャルサイト
- 憧花ゆりの (tokayurino2000) - note