怪物さん feat.あいみょん」(かいぶつさん ふゅーちゃりんぐ あいみょん)は、平井堅配信限定シングル。2020年3月27日に配信された。

「怪物さん feat.あいみょん」
平井堅シングル
初出アルバム『あなたになりたかった
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
録音 2020年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル アリオラジャパン
作詞・作曲 平井堅
プロデュース Tomi Yo
チャート最高順位
平井堅 シングル 年表
#302
2019年
怪物さん feat.あいみょん
2020年
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解説

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日本女性シンガーソングライターあいみょん[3]とのコラボ曲。前作「#302」から約4か月を経て発表された、平井にとって3曲目の配信限定曲である。

コラボ実現のきっかけは、2017年6月に平井がJ-WAVEのラジオ番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC 1」にゲスト出演した際[4]、「今、気になるアーティスト」としてあいみょんを紹介したこと[5]。それを知ったあいみょんはとても感激し、自身のSNSで「家族全員が大好きな平井堅さんに知ってもらえていること、更に気になるアーティストって名前を出してもらえたことが嬉しすぎて家族に連絡した。めっちゃ嬉しい。嬉し過ぎる。大好きなアルバム『SENTIMENTALovers』をはじめて聴いた時の私に教えてあげたい」と投稿した[6]

その後、2018年11月15日に生放送された音楽特番『ベストヒット歌謡祭2018』(読売テレビ日本テレビ系)に出演[7]した際に、楽屋に挨拶に訪れたあいみょんに平井から「一緒にやろうよ」と声をかけた[6][8]

2019年5月22日に行われた、平井のライフワークであるコンセプトライブ「Ken's Bar」の20周年ツアー『Ken's Bar 20th Anniversary Special!! vol.4』の最終日、日本武道館公演に“開店20周年祝い”の締めくくりに花を添えるべく、あいみょんがシークレットゲストとして出演。「鍵穴[注 1][9]と「愛を伝えたいだとか」を一緒に歌った[6][10][11]

さらに、2019年6月22日に行われたあいみょんのコンサートツアー「AIMYON vs TOUR 2019 “ラブ・コール”」 仙台PIT公演に平井が対バン相手として登場し「Love Love Love」など9曲を披露した[6][12]

交流を深める中でその才能に惚れ込んだ平井が直筆の手紙であいみょんに“ラブコール”を送り、今回のコラボが実現した[6][8]。作詞・作曲は平井があいみょんをイメージして手がけたもので、恋愛で生じる様々な気持ちや矛盾、報われない気持ちを二人の掛け合いで歌う、エネルギッシュなポップチューンとなっている。

レコーディングは、平井が先にボーカルを録り終えたもの合わせてあいみょんが録音する形で行われた。あいみょんはてっきりこれで完成だと思っていたが、後に平井がボーカルを録り直したと聞いて驚いたという[注 2][13]

ミュージック・ビデオは「バイマイメロディー」「CANDY」を手がけた田中裕介が11年ぶりに制作、「だるまさんが転んだ」をモチーフに男女の恋模様を表現している[14]。平井とあいみょんも全編にわたって出演している。

配信曲・配信サイト

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  1. 怪物さん feat.あいみょん [4:04]

脚注

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注釈

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  1. ^ 2020年9月13日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)で「あいみょんの人生に影響を与えたBEST5曲」の4曲目に、彼女の独特な世界観を作り上げるきっかけとなった曲としてこの曲を挙げている。あいみょんは、母親が家の掃除をするときに全部の窓を空けて平井堅を流していたと話した。この曲で比喩表現の素晴らしさに衝撃を受け、歌詞を書く面白さを知ったという。
  2. ^ 2021年6月3日放送のNHKの音楽番組『SONGS』第576回「平井堅」にあいみょんがVTRで出演。このエピソードを語った。平井はこのことについて、あいみょんのレコーディングを聞いた後に違和感を覚え、サビでハモる部分だけ歌い直したという。

出典

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  1. ^ Billboard Japan Top Download Songs | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年4月15日). 2021年7月24日閲覧。
  2. ^ Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2020年4月15日). 2021年7月24日閲覧。
  3. ^ あいみょんのプロフィール”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年11月20日閲覧。
  4. ^ 平井堅”. J-WAVE (2017年6月7日). 2021年7月8日閲覧。
  5. ^ あいみょん、平井堅に「気になる」と言われて…”. J-WAVE (2017年7月24日). 2021年7月8日閲覧。
  6. ^ a b c d e あいみょん、平井堅とコラボ実現「未だに信じられない」”. モデルプレス (2020年3月18日). 2021年7月8日閲覧。
  7. ^ 「ベストヒット歌謡祭2018」出演者と楽曲は?(一覧)”. ハフポスト (2018年11月15日). 2021年7月8日閲覧。
  8. ^ a b あいみょん、平井堅からのコラボ提案に「1回転しましたよね、くるりりーんて(笑)。」”. radiko news (2020年6月19日). 2021年7月8日閲覧。
  9. ^ あいみょんの人生の影響を与えた名曲ベスト5【関ジャム完全燃SHOW】”. テレビから始まるエンタメ情報 (2020年9月13日). 2021年7月8日閲覧。
  10. ^ 平井堅 初共演あいみょんと歌声重ね、ハグ交わす”. デイリースポーツonline (2019年5月23日). 2021年7月8日閲覧。
  11. ^ あいみょん [@aimyonGtter] (2019年5月22日). "「Ken's Bar 20th Anniversary Special vol.4」の武道館ファイナル公演にシークレットゲストで出演させて頂きました。". X(旧Twitter)より2024年2月9日閲覧
  12. ^ あいみょん [@aimyonGtter] (2019年6月22日). "vs tour 2019ラブ・コール仙台1日目終わりました。". X(旧Twitter)より2024年2月9日閲覧
  13. ^ SONGS 第576回 平井堅”. NHK MUSIC (2021年5月24日). 2021年7月8日閲覧。
  14. ^ あいみょんをフィーチャリングに迎えた平井堅の新曲“怪物さん feat.あいみょん”MV公開。「だるまさんが転んだ」がモチーフの映像に”. TOWER RECORDS ONLINE (2020年4月7日). 2021年7月8日閲覧。