平維叙
平安時代中期の武将。平貞盛の養子・長男。藤原実資の家人。従五位下、陸奥守
平 維叙(たいら の これのぶ、旧字体:平󠄁 維敍)は、平安時代中期の武将。実父は藤原済時とされる[4]。
時代 | 平安時代中期 |
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生誕 | 不明 |
氏族 | 桓武平氏国香流 |
父母 | 養父:平貞盛?、実父:藤原済時? |
兄弟 | 維叙[1]、維将、維敏、維衡[2] |
子 | 貞叙、永盛、維輔[3] |
経歴
編集藤原実資の家人[5]。右衛門少尉から従五位下に昇叙され、永観元年(983年)肥前守、のち陸奥守となった[5]。従弟の平維幹の叙爵の依頼をした[5]。藤原道長にも仕え、貢馬や金峰山参詣に奉仕した[5]。
系譜
編集脚注
編集参考文献
編集- 藤原公定 撰『新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集 11』吉川弘文館〈故実叢書 第3輯〉、1904年 。
- 阿部猛『日本古代人名辞典』東京堂出版、2009年。ISBN 4490107617。