平井美帆
平井 美帆(ひらい みほ、1971年 - )は、日本のノンフィクション作家、ジャーナリスト。
平井 美帆 | |
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誕生 | 大阪府 |
職業 | ノンフィクション作家 |
国籍 | 日本 |
教育 | 法務博士・最高裁判所司法研究所 第78期司法修習生 |
最終学歴 | 南カリフォルニア大学・日本大学法科大学院卒業 |
主題 | 性差別・マイノリティ・女性の権利 |
代表作 | ソ連兵へ差し出された娘たち |
主な受賞歴 | 開高健ノンフィクション賞(集英社) |
デビュー作 | あなたの子宮を貸してください |
人物
編集1971年大阪府吹田市生まれ。1989年3月大阪府立千里高等学校を卒業すると同時に渡米し、コロラド大学州立大学の語学学校に入学。同年9月私立南カリフォルニア大学に入学。同大学で舞台芸術と国際関係学を学び、1993年卒業。帰国後は一時東京で演劇活動に携わるも1997年に再び渡米し、執筆活動を始める。2002年に東京に拠点を移す。
2020年4月日本大学大学院法務研究科(既習コース)入学。翌年に第19回(2021年)開高健ノンフィクション賞を受賞する。受賞作『ソ連兵へ差し出された娘たち ―証言・満州黒川開拓団』[1]。2022年3月同大学院修了(法務博士)。2024(令和6)年司法試験合格。[2]
著作
編集- 『あなたの子宮を貸してください』(講談社、2006年3月 (第12回(2005年) - 小学館ノンフィクション大賞最終候補作)
- 『世界のお金辞典』(汐文社、2006年3月)
- 『バツイチ男の心のうち 彼らは結婚になにを求めたのか』(イースト・プレス、2007年11月)
- 『イレーナ・センドラー ホロコーストの子ども達の母』(汐文社、2008)
- 『獄に消えた狂気 滋賀・長浜「2園児」刺殺事件』(新潮社、2011年8月) (第6回(2008年)開高健ノンフィクション賞最終候補作『中国から来た花嫁』改題)
- 『中国残留孤児 70年の孤独』(集英社インターナショナル、2015年10月)
- 『ソ連兵へ差し出された娘たち』(集英社、2022年1月)第19回(2021年) - 開高健ノンフィクション賞受賞作 選考時タイトル『ソ連兵へ差し出された娘たち ―証言・満州黒川開拓団』)
受賞歴・ノミネート
編集- 第12回 (2005年)小学館ノンフィクション大賞最終候補作『あなたの子宮を貸してください』
- 第6回(2008年) 開高健ノンフィクション賞最終候補作『中国から来た花嫁』
- 第19回(2021年)開高健ノンフィクション賞受賞『ソ連兵へ差し出された娘たち ―証言・満州黒川開拓団』)[1]
- 第5回(2022年)Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞」ノミネート『ソ連兵へ差し出された娘たち』[3]
- 第22回(2022年)石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞ノミネート『ソ連兵へ差し出された娘たち』[4]
- 第54回(2023年)大宅壮一ノンフィクション賞ノミネート『ソ連兵へ差し出された娘たち』[5]