山本起也
日本の映画監督、映画プロデューサー、脚本家
山本 起也(やまもと たつや、1966年 - )は、日本の映画監督、映画プロデューサー、脚本家。静岡県出身。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)映画学科教授[1]。
やまもとたつや 山本 起也 | |||||
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生年月日 | 1966年 | ||||
出身地 | 日本・静岡県 | ||||
職業 | 映画監督、脚本家、大学教授 | ||||
ジャンル | 映画 | ||||
主な作品 | |||||
『カミハテ商店』 『のさりの島』 | |||||
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経歴・人物
編集静岡県立静岡高等学校[2]、中央大学法学部政治学科卒業。広告会社を経てドキュメンタリー映画製作を開始[1]。京都芸術大学映画学科で、プロのスタッフと学生が合同で映画を製作するプロジェクト「北白川派」を推進している[3]。
中学生の頃、壁新聞の映画コーナーの担当になったことをきっかけに映画雑誌を読むようになり、次第に映画製作に興味を持つようになる。少年時代影響を受けた作品は『ロッキー2』など[4]。
無名のボクサーたちを6年間密着した長編ドキュメンタリー映画『ジム』(03)、90歳になる実の祖母の「住み慣れた家の取り壊し」を題材にした第2作『ツヒノスミカ』(06)などのドキュメンタリー作品を発表[1]。
『ツヒノスミカ』では、スペインの国際ドキュメンタリー映画祭 PUNTO DE VISTA ジャン・ヴィゴ賞(最優秀監督賞)を受賞[1]。2012年、初の物語映画『カミハテ商店』(出演 高橋惠子、寺島進ほか)を監督。[1]同作は第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でメインコンぺ部門の1本に選ばれる[1]。
2021年に公開された『のさりの島』は、第24回富川国際ファンタスティック映画祭 ワールドファンタスティックブルー部門を受賞する[3]。
作品一覧
編集監督作品
編集- 『ジム』(2003年)
- 『ツヒノスミカ』(2006年)
- 『カミハテ商店』(2012年)
- 『のさりの島』(2021年)
脚本
編集- 『黄金花 秘すれば花 死すれば蝶』(2009年)
プロデュース
編集- 『映画監督って何だ!』(2006年)
- 『MADE IN JAPAN 〜こらッ!〜』(2011年)
- 『彌勒 MIROKU』(2013年)
- 『正しく生きる』(2015年)
- 『嵐電』(2019年)
その他参加作品
編集受賞歴
編集- スペイン 国際ドキュメンタリー映画祭 PUNTO DE VISTA ジャン・ヴィゴ賞(最優秀監督賞) - 『ツヒノスミカ』(2006年)[1]
- 第47回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 メインコンぺ部門 - 『カミハテ商店』(2012年)[1]
- 第24回富川国際ファンタスティック映画祭 ワールドファンタスティックブルー部門 NETPAC Award Special Mention - 『のさりの島』(2021年)[3]