山崎稜
山崎 稜(やまざき りょう、1992年9月25日 - )は、日本のバスケットボール選手である。ポジションはシューティングガード。身長183cm、体重82kg。B.LEAGUEの広島ドラゴンフライズに所属している。
広島ドラゴンフライズ時代の山崎(2023/11/8 広島サンプラザ) | |
広島ドラゴンフライズ No.30 | |
---|---|
ポジション | SG |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1992年9月25日(32歳) |
出身地 | 埼玉県 |
身長 | 182cm (5 ft 12 in) |
体重 | 80kg (176 lb) |
キャリア情報 | |
高校 |
昌平高等学校 サウスケント・スクール |
大学 | タコマ・コミュニティカレッジ |
経歴 | |
2013-2014 | 埼玉ブロンコス |
2014-2015 | バンビシャス奈良 |
2015-2017 | 富山グラウジーズ |
2017-2020 | 栃木ブレックス |
2020-2023 | 群馬クレインサンダーズ |
2023- | 広島ドラゴンフライズ |
選手情報 B.LEAGUE.jp |
来歴
編集埼玉県出身。2000年にさいたまスーパーアリーナで行われたスーパードリームゲーム2000を観戦したことをきっかけにバスケットボールを始める[1]。昌平高等学校3年次に出場した2010年のウィンターカップでは、初戦で敗れたものの[2]、チーム最多の21得点を挙げた[1]。
高校卒業後、井上雄彦が創設したスラムダンク奨学金の第4期奨学生として2011年にアメリカ・サウスケントスクールに留学した。翌2012年5月にサウスケントを卒業した後、同年9月にタコマ・コミュニティ・カレッジに進学するが[3]、翌2013年に帰国し、同年7月に埼玉ブロンコスに練習生として入団[4]。10月18日に埼玉と選手契約を結んだ[5]。この2013-14シーズンは29試合に出場し[6]、シーズン終了後に契約満了となり退団した[7]。
2014年6月、バンビシャス奈良に移籍し、1シーズン在籍した[8]。
2015年7月、富山グラウジーズに移籍し、2シーズン在籍した[9]。
2017年7月、初代Bリーグチャンピオンとなった栃木ブレックスへ移籍し、3シーズン在籍した[10]。
2020年7月、群馬クレインサンダーズに移籍し、3シーズン在籍した[11]。
2023年7月、広島ドラゴンフライズに移籍[12]。
移籍最初のシーズンで広島はBリーグチャンピオンシップ2023-24にワイルドカード枠で進出、チームを優勝に導き、チャンピオンシップでは全8試合出場し平均13.9得点等の活躍が認められBリーグチャンピオンシップ2023-24のMVPに選出された[13][14]。
成績
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
bjリーグ 2013-14 | 埼玉 | 29 | 6.8 | .317 | .320 | .636 | 0.4 | 0.2 | 0.1 | 0 | 0.3 | 2.0 | |
bjリーグ 2014-15 | 奈良 | 49 | 14.6 | .365 | .339 | .743 | 1.0 | 0.7 | 0.3 | 0 | 1.2 | 6.3 | |
bjリーグ 2015-16 | 富山 | ||||||||||||
B1 2016-17 | 富山 | ||||||||||||
B1 2017-18 | 栃木 |
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
脚注
編集- ^ a b “自分信じ新たな夢へ スラムダンク奨学金に合格 山崎稜選手”. 埼玉新聞. (2011年1月23日)
- ^ “昌平高等学校”. 昌平高等学校. 2014年10月10日閲覧。
- ^ “第4回奨学生のご紹介”. スラムダンク奨学金. 2014年10月10日閲覧。
- ^ 『練習生受け入れのお知らせ』(プレスリリース)埼玉ブロンコス、2013年7月25日 。2014年10月10日閲覧。
- ^ 『選手契約締結のお知らせ』(プレスリリース)埼玉ブロンコス、2013年10月18日 。2014年10月10日閲覧。
- ^ “エイドリアン・モス、山崎稜、アンドレ・マレーと基本合意 バンビシャス奈良”. 産経WEST (2014年7月1日). 2014年10月10日閲覧。
- ^ 『選手契約満了のお知らせ』(プレスリリース)埼玉ブロンコス、2014年6月10日 。2014年10月10日閲覧。
- ^ 『山崎稜選手 選手契約基本合意のお知らせ』(プレスリリース)バンビシャス奈良、2014年6月27日 。2014年10月10日閲覧。
- ^ 山崎稜選手 契約基本合意のお知らせ(新規)
- ^ リンク栃木ブレックス 山崎 稜選手、新規入団のご報告
- ^ 群馬クレインサンダーズ 契約(新規)基本合意のお知らせ
- ^ 広島ドラゴンフライズ(新規)契約合意のお知らせ
- ^ “【日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24 GAME3レポート】広島がBリーグ初制覇! 琉球に逆転を許さず 引退の朝山「こんな終わり方はない」”. B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト. 2024年5月29日閲覧。
- ^ 奥岡幹浩. “【バスケ】広島山崎稜、CSのMVP受賞「カープやサンフレッチェに負けたくない」 - バスケットボール : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年5月29日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- Ryo Yamazaki (yamazaki.ryo) - Facebook
- 井上雄彦、歴代スラムダンク奨学生と語る「高校では終われない、君へ。」 - Webスポルティーバ、2013年7月12日