山岸佐知子
日本の女性サッカー審判員
山岸 佐知子(やまぎし さちこ、旧姓:馬場、 1973年10月21日 - )は、千葉県市原市出身の元サッカー審判員。
個人情報 | |||
---|---|---|---|
フルネーム | YAMAGISHI Sachiko | ||
誕生日 | 1973年10月21日(51歳) | ||
出身地 |
日本 千葉県市原市 | ||
国内 | |||
年 | リーグ | 役割 | |
2000年 - 2015年 | 日本女子サッカーリーグ | 審判員 | |
国際 | |||
年 | リーグ | 役割 | |
2003年 - 2015年 | FIFA登録 | 審判員 |
人物
編集高等学校時代まではサッカーと全く無縁であったが、短期大学在学中にサッカーに興味を持ってサッカー部に入部。その短大では一年生は審判資格取得が義務付けられていたため、4級審判員資格を取ったが、大学卒業と同時に更新を忘れて失効した[1]。その後大学卒業と同時に故郷の市原へ戻った際に少年サッカーの試合運営を手伝ったところ、千葉県サッカー協会審判委員から審判講習受講を勧められ、改めて4級資格を更新し(取り直し)たという。
その後、1996年に3級、1997年に2級、2000年に女子1級とステップアップ、2009年には大岩真由美に続く女子2人目の1級審判員資格(男子のJリーグ公式戦や天皇杯全日本サッカー選手権大会などの試合に審判として出場が出来る)を取得した[2]。
2003年からは国際サッカー連盟公認の女子国際主審に選出され、AFC女子アジアカップ、ユニバーシアード、FIFA U-17女子ワールドカップなどの国際大会で主審を務め、2015 FIFA女子ワールドカップに副審の手代木直美と共に選出された[3]。2010年から2013年まで4年連続でAFCアニュアルアワードのアジア年間最優秀女子レフェリーに選ばれている(通算5回)[4]。
日本サッカー協会フィジカルトレーナーの山岸貴司と結婚した為、苗字が馬場から山岸に変更になっている[5]。
2015年シーズン限りで女子1級審判員及び国際審判員としての活動から勇退した[6]。
表彰
編集脚注
編集- ^ 『あの街 あの人この人』日本で女性2人目のサッカー1級審判員 山岸 佐知子さん (PDF) 広報いちはら 2010年4月1日号参照
- ^ 女性で2人目の1級審判員誕生 日本サッカー協会 指導者・審判トピックス 2009年12月2日
- ^ 『FIFA女子ワールドカップ カナダ2015(6/8~7/5)に日本人レフェリーが選出』(プレスリリース)日本サッカー協会、2015年5月4日 。2019年6月2日閲覧。
- ^ AFCアニュアルアワード2013 日本は「グラスルーツフットボール」など5部門で受賞 日本サッカー協会 ニューストピックス 2013年11月27日
- ^ 謙虚にさらなる向上を目指す馬場氏 アジアサッカー連盟(日本語版) エデュケーション 2009年1月22日付
- ^ “1級審判員・1級インストラクター勇退者をJFAフットボールレフェリーカンファレンス2016で表彰”. 日本サッカー協会 (2016年2月10日). 2019年6月2日閲覧。
- ^ この当時は旧姓の馬場佐知子名義
- ^ ベストレフェリーを受賞 JFAコモンズ 2011年10月26日付
- ^ 『2016年度プレナスなでしこリーグ/プレナスチャレンジリーグ 最優秀審判賞に梶山芙紗子審判員』(プレスリリース)日本サッカー協会、2016年10月28日 。2019年1月6日閲覧。
外部リンク
編集- 世界の舞台に立った日本人審判員 山岸 佐知子 - 日本サッカー協会