小林清治
小林 清治(こばやし せいじ、1924年8月13日[1] - 2007年4月4日[1])は、日本の歴史学者。福島大学名誉教授。専門は日本近世史。
人物情報 | |
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生誕 |
1924年8月13日 日本、北海道 |
死没 |
2007年4月4日(82歳没) 日本、福島県伊達市 急性骨髄性白血病 |
出身校 | 東北大学大学院 |
学問 | |
研究分野 | 日本史 |
概要
編集北海道出身。東北大学文学部史学科卒、同大学院博士課程満期退学。1972年「奥羽における戦国大名の成立と展開」により東北大学から文学博士の学位を授与される[2]。福島大学学芸学部助教授、教育学部教授。86年定年退官、名誉教授、東北学院大学教授[3]。
著書
編集- 『伊達政宗』吉川弘文館 人物叢書 1959
- 『伊達騒動と原田甲斐』徳間書店 1970 吉川弘文館、2015
- 『秀吉権力の形成 書札礼・禁制・城郭政策』東京大学出版会 1994
- 『奥羽仕置と豊臣政権』吉川弘文館 2003
- 『奥羽仕置の構造 破城・刀狩・検地』吉川弘文館 2003
- 『戦国の南奥州』歴史春秋出版 歴春ふくしま文庫 2003
- 『戦国大名伊達氏の研究』高志書院 2008
- 『伊達政宗の研究』吉川弘文館 2008
共著・校注・監修など
編集- 『戦国史料叢書 第2期 伊達史料集』校注 人物往来社 1967
- 『福島県の歴史』山田舜共著 山川出版社 県史シリーズ 1970
- 『浪江町史』校閲 浪江町教育委員会 1974
- 『中世奥羽の世界』大石直正共編 東京大学出版会 UP選書 1978
- 『日本城郭史研究叢書 第2巻 仙台城と仙台領の城・要害』編 名著出版 1982
- 『戦国大名論集 2 東北大名の研究』編 吉川弘文館 1984
- 『福島の研究』編 清文堂出版 1986
- 『伊達政宗 文化とその遺産』金沢規雄、浅野晃共編 里文出版 1987
- 『戦乱の日本史 合戦と人物 第8巻 戦国の群雄 西国・奥羽』米原正義共責任編集 第一法規出版 1988
- 『図説日本の歴史 7 図説福島県の歴史』責任編集 河出書房新社 1989
- 『米沢市史 第1巻 (原始・古代・中世編)』監修 米沢市 1997
- 『中世南奥の地域権力と社会』編 岩田書院 2001
- 『陸奥国の戦国社会』大石直正共編 高志書院 奥羽史研究叢書 2004
- 記念論文集
- 『福島地方史の展開』小林清治先生還暦記念会 1985
論文
編集参考文献
編集- 日外アソシエーツ株式会社 編『現代物故者事典. 2006~2008』日外アソシエーツ、2009年、261頁。ISBN 978-4-8169-2165-0。
脚注
編集- ^ a b 日外アソシエーツ株式会社 2009
- ^ “Cinii Dissertations”. 国立情報学研究所. 2017年3月10日閲覧。
- ^ 『伊達政宗の研究』著者紹介