小天橋駅
京都府京丹後市にあるWILLER TRAINSの駅
小天橋駅(しょうてんきょうえき)は、京都府京丹後市久美浜町浦明にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である。駅番号はT22。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。
小天橋駅* | |
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駅舎(2019年7月) | |
しょうてんきょう Shōtenkyō | |
◄T21 夕日ヶ浦木津温泉 (5.4 km) (3.2 km) かぶと山 T23► | |
所在地 | 京都府京丹後市久美浜町浦明220-2 |
駅番号 | T22 |
所属事業者 | WILLER TRAINS(京都丹後鉄道) |
所属路線 | ■宮津線(宮豊線)** |
キロ程 | 66.5 km(西舞鶴起点) |
電報略号 | カノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
66人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)8月10日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅[要出典] |
歴史
編集- 1932年(昭和7年)8月10日:宮津線の最終開業区間である丹後木津(現在の夕日ヶ浦木津温泉) - 久美浜間の開業により丹後神野駅(たんごかんのえき)として設置[1][2]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][2]。
- 1990年(平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[1][2]。
- 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となり、同時に駅名を小天橋駅に改称[5]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を持つ地上駅であり、列車交換ができる。宮津方面行きホーム側に駅舎があり、ホーム間は宮津方の構内踏切で結ばれている。
豊岡方面行きホーム側を上下本線とした一線スルーとなっており、当駅を通過する特急列車は両方向ともこのホームを通過していく。一方、停車する普通列車は方向別でホームを使い分ける。
丹鉄線内に15駅存在する有人駅の一つであるが、当駅は京丹後市が受託する簡易委託駅となっている。
通常は普通列車と快速列車しか停車しないが、2015年度(平成27年度)までは、夏季や冬季には一部の特急が臨時停車していた。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■宮豊線 | 下り | 久美浜・豊岡方面 |
2 | 上り | 夕日ヶ浦木津温泉・網野・天橋立・宮津・西舞鶴方面 |
上記の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 付記事項
- かつては駅舎側のホーム(上りホーム)が1番のりばと扱われていたが、WILLER TRAINSへの移管以降に下り線側からの付番に改められ、駅舎反対側のホームが1番のりばとなった。
利用状況
編集1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 99 |
2000 | 101 |
2001 | 104 |
2002 | 107 |
2003 | 99 |
2004 | 99 |
2005 | 132 |
2006 | 87 |
2007 | 110 |
2008 | 69 |
2009 | 71 |
2010 | 47 |
2011 | 62 |
2012 | 55 |
2013 | 66 |
2014 | 63 |
2015 | 74 |
2016 | 66 |
2017 | 63 |
2018 | 66 |
2019 | 66 |
駅周辺
編集京都府道668号線沿い(※京都府道49号線と重複)にある駅で、駅前にある交差点には「小天橋駅前」という交差点名が付いている。駐在所・郵便局・バス停留所はこの府道沿いにあり、民家もこちら側に多く建つ。国道は駅裏側から少し離れた所を通っており、国道沿いには道の駅がある。なお、駅名の由来となった小天橋(景勝地)からは約2.5 kmの距離がある。
駅前にある個人商店「フードショップ三浦屋」では、久美浜町観光総合案内所が運営するレンタサイクル「京丹後市久美浜湾一周(くみいち)レンタサイクル」の貸し出しを行っている[6]。
- 京丹後警察署神野駐在所
- 久美浜神野郵便局
- フードショップ三浦屋
- 道の駅くみはまSANKAIKAN
- 国道178号・浦明バイパス
- 京都府道49号久美浜湊宮浦明線 - 駅付近は京都府道668号線との重複区間。
- 京都府道668号野中小天橋停車場線
- 京丹後市営バス「小天橋駅前」停留所
- 久美浜湾
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、323頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “京丹後市内の北近畿タンゴ鉄道「7駅の愛称」決定について”. 京丹後市 (2014年6月20日). 2015年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月30日閲覧。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ 「KTR「丹鉄」に 路線、駅名変え刷新PR 乗り放題切符など発売」『読売新聞』読売新聞大阪本社、2015年1月30日、朝刊、29面。
- ^ 京丹後市久美浜湾一周(くみいち)レンタサイクル - 一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社
関連項目
編集外部リンク
編集- 小天橋駅 - 京都丹後鉄道