宮近幸逸
日本の機械工学者
宮近 幸逸(みやちか こういつ、1953年 - 2014年11月17日) は、日本の機械工学者、自動車技術者。トヨタ自動車工業技師を経て、鳥取大学教授を務めた。第92期日本機械学会機素潤滑設計部門長。
人物・経歴
編集兵庫県生まれ。1975年鳥取大学工学部機械工学科卒業。同年日本機械学会畠山賞受賞。1977年鳥取大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了、トヨタ自動車工業入社、車体設計部門配属。同社技師を経て、恩師から誘いを受け1982年に母校鳥取大学講師着任。1990年鳥取大学助教授。1998年鳥取大学科学研究業績表彰受賞。2000年鳥取大学教授。2003年日本機械学会機素潤滑設計部門優秀講演表彰受賞[1][2]。歯車の曲げ強度に関する研究などを行い[3]、先駆的研究の推進が評価され、2010年には日本機械学会機素潤滑設計部門功績賞を受賞した[4][3]。2011年日本機械学会フェロー[5]。2013年日本設計工学会学生優秀発表指導教員賞受賞[6]。2014年日本機械学会機素潤滑設計部門長[7]。同年11月17日急逝。[8]趣味は剣道。また、実家が神社であり、定年後に宮司の資格を取得した[3]。
脚注
編集- ^ 2014年鳥取大学工学部案内
- ^ 宮近 幸逸 ミヤチカ コウイツ (Kouitsu Miyachika)researchmap
- ^ a b c MACHINE DESIGN & TRIBOLOGY
- ^ 機械宇宙工学専攻 宮近幸逸教授が、機素潤滑設計分野における学術研究・技術開発および先駆的研究の推進による貢献が評価され、日本機械学会機素潤滑設計部門功績賞を受賞しました。鳥大
- ^ 平成23年3月29日、宮近 幸逸教授(機械宇宙工学専攻・機械工学講座)が日本機械学会フェローに認定されました。鳥大
- ^ 宮近教授が日本設計工学会 学生優秀発表指導教員賞を受賞鳥大
- ^ 部門長就任にあたって 部門長 宮近幸逸(鳥取大学No.33(2014年6月号
- ^ “鳥取大学工学部 機械工学科”. www.mech.tottori-u.ac.jp. 2021年4月26日閲覧。
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