実践学園中学・高等学校
実践学園中学・高等学校(じっせんがくえん ちゅうがく・こうとうがっこう、Jissen Gakuen Junior & Senior High School)は、東京都中野区中央二丁目にある私立の中学校・高等学校。併設型中高一貫校で、中学校から入学した内部進学の生徒と、高校から入学した外部進学の生徒とで、高校3年間別クラスになる[1]。前身は昭和初期1935年に千代田区神田錦町に設置された実業学校(商業学校[2])。宝仙学園中学校・高等学校と隣接している。
実践学園中学・高等学校 | |
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北緯35度42分0.2秒 東経139度40分47.4秒 / 北緯35.700056度 東経139.679833度座標: 北緯35度42分0.2秒 東経139度40分47.4秒 / 北緯35.700056度 東経139.679833度 | |
過去の名称 |
東京堂教習所 実践商業学校 実践商業高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人実践学園 |
理念 | 豊かな人間味のある人材の育成 |
設立年月日 |
1927年3月10日(高等学校) 1995年2月24日(中学校) |
4月18日 | |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
特別進学コース 文理進学コース リベラルアーツ&サイエンスコース スポーツサイエンスコース |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
D113311400012 高等学校) C113311400050 (中学校) | (
高校コード | 13665E |
所在地 | 〒164-0011 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集前身は1935年(昭和10年)に設置された実践商業学校(修業年限4年間、入学資格高等小学校卒業程度)。太平洋戦争後の学制改革により、新制の高等学校として設置された。
高等学校の教育課程は、普通科。希望進路や学力別に応じて、中高一貫コース・文理進学コース・特別進学コース・リベラルアーツ&サイエンス(LA&S)コース・スポーツサイエンス(SS)コースが設置されている。
沿革
編集年表
編集- 1927年(昭和2年) - 出版取次の東京堂が社員教育のための[3]青年学校「東京堂教習所」を設立[4](東京府東京市神田区錦町)
- 1935年 - 4月、財団法人東京堂学園を設置者として実業学校の「実践商業学校」開校(文部省告示第162号昭和10年4月18日付で、設置と4月開校を認可[2])
- 1941年 - 4月、東京堂など出版取次が国策会社日本出版配給に統合。学園の経営が財団法人実践学園に移る[4]
- 1942年 - 神田区錦町から中野区中央に移転(現在地)
- 1948年 - 4月、太平洋戦争後の学制改革により新制の「実践学園高等学校」設置
- 1950年 - 8月、日本出版配給が閉鎖され、財団の独立経営となる[4]
- 1954年 - 「実践商業高等学校」と改称
- 1990年(平成2年) - 「実践学園高等学校」と改称
- 1997年 - 2月24日、「実践学園中学校」設置(併設)を認可
- 1996年 - 4月、中学校が開校
- 2007年 - 4月、日本で初めてすべての普通・特別教室にIWB設置。
-5月、建学80周年記念式典[4]
- 2011年 - 3月、自由学習館本館が竣工
- 5月、J・スクール開講
諸活動
編集部活動
編集中学・高校の男子卓球部、高校女子バスケットボール部はインターハイなど全国大会出場の常連校。また、中学男子バスケットボール部、高校男子サッカー部、高校女子バレーボール部、高校男子バドミントン部も全国大会に出場。このほか、高校硬式野球部は全国選抜大会の21世紀枠にノミネートされたことがある。
棋道同好会は、2年連続で全国大会に出場している。
- バスケットボール
- バレーボール
- バドミントン
- ソフトテニス
- ダンス
- サッカー
- ゴルフ
- 陸上競技
- 硬式野球
- 空手道
- 柔道
- 剣道
- 卓球
- 吹奏楽
- 家庭科
- 華道
- 書道
- 茶道
- 美術
- 写真
- 合唱
- 演劇
- 科学
- 英語
- マンガ倶楽部
- パソコン同好会
- 棋道同好会
- 青少年赤十字同好会
- クイズ研究同好会
- 鉄道研究同好会
- 箏曲同好会
- JAZZ同好会
学校施設
編集校舎の屋上に「武蔵野の自然」をテーマにしたビオトープ(実践の森)がある。また、各教室に教員がパソコンで作った板書事項をプロジェクターでホワイトボードに投影しながら、画像・音声・動画を表示でき、専用のペン(アクティブペン)を使うことで、字や線を書いたり動かしたりすることができる電子黒板(IWB)とホワイトボードが設置されている。
このほか、八王子市内に総合グラウンド(後述)および研修センターを設置している。
- アクセス
年表
編集総合グラウンド
編集実践学園中学・高等学校高尾総合グラウンド | |
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施設情報 | |
所在地 | 東京都八王子市狭間町1935番地 |
開場 | 1964年10月 |
所有者 | 実践学園中学・高等学校 |
グラウンド |
内野:クレー 外野:人工芝 |
ピッチサイズ | 105m×68m、中堅:120m、両翼:98m |
照明 | 鉄塔式6基(LED) |
使用チーム、大会 | |
実践学園中学・高等学校サッカー部・野球部、第90回全国高校サッカー選手権大会東京都大会 | |
収容人員 | |
500人 |
実践学園中学・高等学校高尾総合グラウンド(じっせんがくえんちゅうがく・こうとうがっこうたかおそうごうグラウンド)は、当学校が所有・運営するサッカーおよび野球の兼用スタジアムである。当学校の創立80周年を記念し、2006年11月に開場した。
全国高校サッカー選手権大会の東京都予選の試合会場として使用されている。また、隣接して人工芝の小サッカー場(スタンドなし)やクラブハウスも建設されており、中学・高校では比較的充実した設備となっている。当学校のサッカー部や野球部の練習・試合会場としてだけでなく、大規模な公式戦や地域のスポーツクラブなど、幅広く利用されている。
施設概要
編集野球使用時は、内野部分がクレー、外野部分が人工芝となるほか、人工芝部分には国際規格のサッカーフィールドが入るように建設されている。また、客席はサッカー使用時に対応したバックスタンドのみが設置されている。なお、野球使用時にはスタンドの端部から外野フェンスまで、ラッキーゾーンのようなエリアが設けられる。
- ピッチ : 内野はクレー、外野は人工芝
- フィールド : サッカー、野球とも1面
- 収容人数 : 500人(全席座席)
- 照明設備
- 得点板(サッカー用、野球用それぞれ設けられている)
- 高尾駅より徒歩7分