宗清洋

日本のトロンボーン奏者

宗清 洋(むねきよ ひろし、1936年7月14日[1] - 2022年1月27日[2])は、日本トロンボーン奏者。

人物

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広島県[3]福山市出身。高校生のころ、吹奏楽部の活動の一環としてトロンボーンを吹き始め、1954年から大阪府に移住して、プロのトロンボーンプレイヤーとして活動を開始するようになった。

1959年北野タダオアロージャズオーケストラに入団。延べ半世紀にわたり、当時のリーダーであった北野をサポートするコンサート・マスターとして活躍した。アロージャズオーケストラが結成50周年を迎えるにあたり、2008年にリーダーを引退した北野に代わり、第2代のアロージャズオーケストラリーダーに就任。2019年に自らの音楽家デビュー65周年を記念したCDの発表とコンサートを開催し、日本のジャズトロンボーン界をリードする重鎮としてたたえられた。

2022年1月27日、西宮市の病院にて誤嚥性肺炎のため死去。享年85。

出典

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.557。
  2. ^ アロージャズオーケストラトップページ
  3. ^ 宗清洋プロフィール