女郎島 (香川県)
女郎島 | |
---|---|
所在地 | 日本(香川県) |
所在海域 | 瀬戸内海 |
ウィキデータ項目に座標がありません | |
プロジェクト 地形 |
地理
編集花崗岩でできた陸繋島で、引田城跡のある城山を瀬戸内海側に下ったところにある。干潮の時に渡ることができる島で、その美しさから東かがわ市のエンジェルロードや日本のモン・サン=ミシェルと評される[1]。
島名の由来は、戦国時代に生駒親正の奥方が大勢の腰元たちと浜遊びを楽しんでいたことでその風景が噂となり、名付けられたとされる。当時は大名などの奥向きにつかえる女性のことを女郎と呼んでいた[2]。
おせんごろし
編集女郎島には「おせんごろし」という説話が残されている。かつておせんと呼ばれる美女が女郎島で恋仲にある坊主と密会をしていたが、ある日、坊主をいつものように待っていたがやってこず、潮が満ちておせんは身を投げてしまう[3]。
おせんの死後、女郎島では赤く美しい魚が泳ぐようになり、その魚を食べるとお腹を下し、赤い魚をおせんごろしと呼ぶようになったという伝承である[3]。