天野開斗
日本の柔道家 (2003-)
天野 開斗(あまの かいと、2003年4月22日 - )は、日本の柔道家。神奈川県小田原市出身。階級は81kg級。身長179cm。段位は二段。組み手は右組み。得意技は内股[1]。
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
柔道 | ||
世界ジュニア | ||
金 | 2023 オディべーラス | 81kg級 |
経歴
編集柔道は10歳の時に小田原柔道協会で始めた[1]。東海大相模中学から東海大相模高校へ進むと、2年の時には全国高校選手権81kg級の3回戦で敗れた。3年の時にはインターハイで3位、全日本ジュニアでは2位になった[2][3]。2022年に東海大学へ進むと、1年の時には優勝大会で優勝に貢献すると、体重別団体でも2位となった[4][5]。世界ジュニアの個人戦では2回戦で敗れたが、団体戦では優勝した[6][7]。2年の時には体重別で3位になった[8]。優勝大会では2位、全日本ジュニアでも決勝で明治大学1年の伊澤直乙斗に技ありで敗れて2位にとどまった[3][4]。続く世界ジュニアでは決勝まで進むと、ジョージアのアレクサンドレ・ロラーゼを腕挫脚固で破って優勝を飾った[9][10]。講道館杯では決勝で日本大学4年の北條嘉人を技ありで破って、シニアの全国大会初優勝を飾った[11]。グランドスラム・東京では2回戦でタジキスタンのソモン・マフマドベコフに隅落で敗れた[12]。グランプリ・リンツでは2回戦でブラジルのギリェルメ・シュミトに敗れた[13]。3年の時には優勝大会で優勝した[14][15]。学生体重別では2位に終わった[16]。講道館杯では準決勝で北條に反則負けして3位に終わった[17]。グランドスラム・東京では2回戦でIJF名義で出場した世界2位であるロシアのティムル・アルブゾフに合技で敗れた[18]。
戦績
編集- 2021年 - インターハイ 3位
- 2021年 - 全日本ジュニア 2位
- 2022年 - スペインジュニア国際 2位
- 2022年 - 優勝大会 優勝
- 2022年 - 世界ジュニア 団体戦 優勝
- 2022年 - 体重別団体 2位
- 2022年 - 講道館杯 5位
- 2023年 - 体重別 3位
- 2023年 - 優勝大会 2位
- 2023年 - 全日本ジュニア 2位
- 2023年 - 世界ジュニア 優勝
- 2023年 - 講道館杯 優勝
- 2024年 - 優勝大会 優勝
- 2024年 - 学生体重別 2位
- 2024年 - 講道館杯 3位
(出典[1])
脚注
編集- ^ a b c 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ a b 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ a b 全日本学生柔道優勝大会
- ^ 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 竹市大祐ら2回戦で敗れる 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月13日
- ^ 混合団体で日本優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月15日
- ^ 全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 天野開斗、川端倖明、本田万結が優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2023年10月7日
- ^ Odivelas World Championships Juniors Individuals 2023
- ^ 柔道講道館杯、天野開斗が初制覇 武岡毅・植岡虎太郎V2 日本経済新聞 2023年11月5日
- ^ Tokyo Grand Slam 2023
- ^ Grand Prix Upper Austria 2024
- ^ 男子は東海大が27度目V 決勝で天理大下す―柔道 時事通信 2024年6月23日
- ^ 2024年度全日本学生柔道優勝大会
- ^ 2024年全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ Tokyo Grand Slam 2024
- ^ World ranking list
外部リンク
編集- 天野開斗 - JudoInside.com のプロフィール