坊さんの気絶
トルコのナスの詰め物
坊さんの気絶(ぼうさんのきぜつ、トルコ語: İmambayıldı、英語: İmam bayıldı)はトルコ料理、オスマン帝国の料理の1つ。ナスを使用した料理であり、イマム・バユルドゥ[1][2]、パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ[3][4]とも呼ばれる。
名称は「(イスラム教の)坊さん(イマーム、İmam)が食べたら、気絶する(bayıldı)ほど美味い」[3][5][2]、あるいは香りで気絶する[4]ことから。「パトゥルジャン」はナスのこと[3][4]。
日本ではネーミングの面白さとインスタ映えすることから、2020年頃からブームとなっている[4]。
タマネギ、ニンニク、トマトを油と香辛料で炒め、塩、砂糖で味を調えたものを素揚げしたナスに切り込みを入れて詰め、煮た料理[2][3]。
出典
編集- ^ “絶妙すぎるトルコ料理ネーミング 絶妙すぎるトルコ料理ネーミング”. Livedoor ニュース (2014年7月20日). 2023年5月16日閲覧。
- ^ a b c 「絶対外せない8品」『W17 世界の地元メシ図鑑』地球の歩き方、2022年、15頁。ISBN 978-4059201090。
- ^ a b c d “坊さんの気絶 ~パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ~”. エスビー食品. 2023年5月16日閲覧。
- ^ a b c d YAMAKO (2020年1月28日). “いったいどんな料理なの⁉︎「坊さんの気絶」は思わず気絶するおいしさらしい”. macaro-ni. 2023年5月16日閲覧。
- ^ 岡本ゆかこ「なすのトマトフィリンググリル」『グリラーレシピ: こんがり&しっとりおかず 魚焼きグリルで肉・魚・野菜がおいしくなる!』河出書房新社、2021年、36頁。ISBN 978-4309289410。