坂入健司郎
日本の指揮者、作曲家
坂入 健司郎(さかいり けんしろう、1988年5月12日 - )は、日本の指揮者、作曲家。神奈川県川崎市出身。
坂入 健司郎 | |
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生誕 | 1988年5月12日(36歳) |
出身地 | 日本 神奈川県川崎市 |
学歴 | 慶應義塾大学経済学部卒業 |
レーベル | 日本コロムビア【Opus One】 |
共同作業者 |
川崎室内管弦楽団 東京ユヴェントス・フィルハーモニー |
略歴
編集慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業[1]。
指揮法を井上道義、小林研一郎、三河正典、山本七雄に師事し、チェロを望月直哉に師事。
2008年、慶應義塾ユースオーケストラを結成。
2014年、より広く文化活動に貢献することを願い、慶應義塾ユースオーケストラを「東京ユヴェントス・フィルハーモニー」に変更。
2015年、マーラー交響曲第2番「復活」を指揮し好評を得たことから、かわさき産業親善大使に就任。同年MOSTLY CLASSIC誌「注目の気鋭指揮者」にも推挙される。
2018年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に初客演し「カルミナ・ブラーナ」を指揮し、成功を収める。マレーシア国立芸術文化遺産大学の客演など海外での活動も行う。
2020年、日本コロムビアの新レーベルOpus Oneよりシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」をリリース。
2021年、愛知室内オーケストラへ客演、ブルックナー交響曲第3番を指揮し名古屋デビュー。同年8月、名古屋フィルハーモニー交響楽団に初客演し、ロシア・プログラムを指揮し脚光を浴びる。
名古屋フィルとの共演時には、坂入の指揮者としての未熟さを指摘する内容のツイートがTwitter(現X)に投稿された。これに対し、名フィルの団員が「大正解です」などと引用リツイートした(当該ツイートは削除済)ことで、名フィル側が謝罪の内容のツイートを行う騒動に発展した[2]。
2022年、日本フィルハーモニー交響楽団へ客演し、サントリーホールデビューを果たす[3]。
出演
編集ラジオ
編集- JFN『Memories & Discoveries』「Classic Playlist」レギュラーリコメンダー
ディスコグラフィ
編集- 月に憑かれたピエロ[4]
- 月に憑かれたピエロ 作品21、空の幻想
- レーベル:日本コロムビア【Opus One】
- 規格品番:COCQ-85479
- ジャンル:室内楽
脚注
編集出典
編集- ^ “坂入健司郎:指揮者として会社員として|塾員クロスロード|三田評論ONLINE”. 三田評論. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “名古屋フィルハーモニー交響楽団公式Twitter”. 名古屋フィルハーモニー交響楽団. 2025年1月7日閲覧。
- ^ “楽団について – 東京ユヴェントス・フィルハーモニー”. 2022年8月19日閲覧。
- ^ “【Opus One】月に憑かれたピエロ | ディスコグラフィ | 坂入健司郎 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2022年8月19日閲覧。