坂上泉
日本の小説家
坂上 泉(さかがみ いずみ、1990年4月[1] - )は、日本の小説家。兵庫県出身[1]。
誕生 |
1990年4月??日 日本 兵庫県 |
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職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2019年 - |
主な受賞歴 |
松本清張賞(2019年) 日本歴史時代作家協会賞(2020年) 大藪春彦賞(2021年) 日本推理作家協会賞(2021年) |
デビュー作 | 『へぼ侍』(2019年) |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集東京大学文学部日本史学研究室で日本近現代史を専攻[1][2]。
大学時代にはアスキーアートによる創作に熱中し、別名義でインターネット掲示板での活動も行っていた。アスキーアート創作時のキャラクターの描き方やプロットの立て方は小説の執筆にも生かされているという[3]。
就職後、会社勤務の傍ら執筆を開始。大阪赴任時、京都で天狼院書店の小説家養成講座を受講[4]。
2019年に「明治大阪へぼ侍 西南戦役遊撃壮兵実記」を執筆。同作は第26回松本清張賞を受賞し、『へぼ侍』と改題して刊行される。デビュー作となった同作は第9回日本歴史時代作家協会賞の新人賞を受賞した[5][6]。
2020年に2作目となる小説『インビジブル』を刊行。戦後大阪に数年間だけ実在した「大阪市警視庁」の刑事たちの活躍を描いた同作は、第164回直木三十五賞の候補作に選ばれる[2][7]。
文学賞受賞・候補歴
編集太字が受賞したもの
作品
編集単行本
編集メディア化作品
編集舞台
編集漫画
編集脚注
編集- ^ a b c “会員名簿 坂上泉|日本推理作家協会”. 日本推理作家協会. 2021年5月7日閲覧。
- ^ a b “公益財団法人日本文学振興会”. 日本文学振興会. 2021年5月7日閲覧。
- ^ “坂上泉さん「インビジブル」インタビュー 戦後実在した「大阪市警視庁」、若き警察官コンビが奮闘|好書好日”. 好書好日. 2021年5月7日閲覧。
- ^ “「へぼ侍やともう言わせへん!」――第26回松本清長賞受賞作『へぼ侍』著者・坂上泉さんインタビュー”. カドブン. 2021年5月7日閲覧。
- ^ “公益財団法人日本文学振興会”. 日本文学振興会. 2021年5月7日閲覧。
- ^ “日本歴史時代作家協会 公式ホームページ”. 日本歴史時代作家協会 公式ホームページ. 2021年5月7日閲覧。
- ^ 第二文藝部. “ミステリ読みの賞賛が続々! 戦後大阪が舞台の骨太警察小説『インビジブル』 坂上泉さんインタビュー | 第二文藝部 | インタビュー・対談”. 本の話. 2021年5月7日閲覧。
- ^ “大藪春彦賞 - 徳間書店”. www.tokuma.jp. 2021年5月7日閲覧。
- ^ “推理作家協会賞に坂上、桜田さんら:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2021年5月7日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 坂上泉 (@calpistime) - X(旧Twitter)
- 「冷凍保存された言葉──松本清張賞受賞記念エッセイ」(「オール讀物」2019年6月号掲載)
- 坂上 泉(日本推理作家協会会員名簿)