吉村龍一
吉村 龍一(よしむら りゅういち、1967年3月[1] - )は、日本の小説家。元自衛官。本名は斎藤順一(さいとう じゅんいち)[1]。筆名は、小説家の吉村昭から影響を受けたもの[1]。
吉村 龍一 (よしむら りゅういち) | |
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誕生 | 山形県南陽市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 近畿大学豊岡短期大学卒業 |
活動期間 | 2012年 - |
ジャンル |
山岳小説 ロードノベル |
主な受賞歴 | 小説現代長編新人賞(2012年) |
デビュー作 | 「焔火」(2012年) |
経歴・人物
編集山形県南陽市生まれ[2]。高校卒業後の1985年4月に自衛隊に入隊し、陸上自衛隊施設科員として勤務。橋梁爆破や地雷埋設などの訓練に従事する[3]。最終階級は三等陸曹[1]。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業[4]。その後地元に帰郷し、小学校で技能士として子供たちと関わる仕事に携わる傍ら[5]、さくらんぼテレビジョンが主催する「小説家(ライター)になろう講座」(池上冬樹世話役)を受講。その後、代表となる[6]。2012年、「焔火(ほむらび)」で講談社が主催する第6回小説現代長編新人賞を受賞(同時受賞は長浦京「赤刃」)、小説家デビューを果たす[7][8]。同作は、選考委員の角田光代や花村萬月から絶賛を受けた[2]。2013年、『光る牙』が第16回大藪春彦賞で候補に選ばれる[4]。宮沢賢治や戸川幸夫の小説を愛読する[1]。趣味は川釣り[1]。