吉原朝馬 (4代目)
日本の落語家
四代目 吉原 朝馬(よしわら ちょうば、1949年5月18日 - )は、千葉県多古町出身の落語家、俳優。出囃子∶『吉原雀』。落語協会、高倉組所属。本名:佐藤 武。
四代目 Yoshiwara Chôba the 4th | ||
2021年12月撮影 | ||
本名 | ||
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生年月日 | 1949年5月18日(75歳) | |
出身地 | 日本・千葉県香取郡多古町 | |
師匠 | 十代目金原亭馬生 | |
弟子 | 吉原馬雀 | |
名跡 | 1. 金原亭駒八 (1969年 - 1982年) 2. 四代目吉原朝馬 (1982年 - ) | |
出囃子 | 吉原雀 | |
活動期間 | 1969年 - | |
所属 | 落語協会 | |
公式サイト | 吉原朝馬 | |
備考 | ||
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経歴
編集千葉県立佐原高等学校卒業[1]後1968年5月、十代目金原亭馬生に入門。翌年1月、前座となる。前座名は「駒八」。
1982年12月に初代古今亭志ん五、六代目古今亭志ん橋、七代目三遊亭圓好、春風亭一朝、三代目三遊亭小金馬、柳家せん八、立川談生、立川左談次、六代目立川ぜん馬と共に真打昇進、四代目吉原朝馬を襲名。
2021年、「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチームの特別防犯支援官に任官。
芸歴
編集演目
編集人物
編集劇団「朝馬座」主宰。
2018年11月警察庁生活安全局長より特別防犯支援官を委嘱される。全国で相次ぐ特殊詐欺の被害を食い止めるため著名人で結成されたプロジェクトチーム「SOS47」メンバー。
明治期の女道楽の立花家橘之助を題材にした山田五十鈴の『たぬき』、1984年の『タンゴ・冬の終わりに』(西武劇場)に出演[2]。
三遊亭圓歌から破門となった井上雄策を弟子として迎え入れ、「吉原馬雀」の名跡を与えた。報道によると、朝馬は上下関係のイザコザと成り得るトラブルの原因となるパワハラ行為などを良しとしない人格者であるとされている。馬雀が朝馬の門下を敲いたのもそれが動機であるとされている[3]。
弟子
編集二ツ目
編集アマチュア
編集- 吉原すずめ - 渕真弥子(女優)[4]
脚注
編集出典
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.563
- ^ 井上正弘 編『落語 1984春号 落語界トピックス』弘文出版、1984年5月1日、14頁。
- ^ “「師匠の無法と戦う姿に心を打たれた」 師匠を訴えて破門された吉原馬雀を受け入れた吉原朝馬が語る決意「彼のような若者が二度と出てこないように」(全文)”. デイリー新潮 (2023年10月19日). 2024年11月11日閲覧。
- ^ “女性落語家【吉原すずめ】の世界 | 渕真弥子OfficialPage”. mayako-fuchi.net. 2024年1月22日閲覧。
- 古今東西噺家紳士録