可部バイパス
可部バイパス(かべバイパス)は、広島県広島市安佐北区可部南1丁目から同区大林町に至る国道54号バイパスである。同区の拠点である可部駅周辺を迂回する。
可部地域では副道が整備されている。
なお、全線が国道183号との、起点から広島県広島市安佐北区可部5丁目までは国道191号・国道261号との重複区間である。
概要
編集- 起点 広島県広島市安佐北区可部南(中島駅前)
- 終点 広島県広島市安佐北区大林町
- 全長 9.7km
- 規格 第4種第1級、第3種第2級
- 道路幅員
- 広島市安佐北区可部南 - 県道253号交差点間(可部トンネルは除く) 40.0m
- 可部トンネル 23.5m
- 県道253号交差点 - 広島市安佐北区大林町間 22.5m
- 車線数 4車線(広島市安佐北区可部南 - 広島市安佐北区可部は側道あり)
- 車線幅員 3.5m
- 設計速度 60km/h
沿革
編集- 1981年度 事業化
- 1981年12月22日 都市計画決定
- 1996年8月24日 広島市安佐北区可部南 - 広島市安佐北区可部間 (2.8km) 暫定2車線で供用開始
- 2003年3月24日 広島市安佐北区可部 - 広島市安佐北区可部9丁目(県道253号交差点)間 (1.4km) 暫定2車線で供用開始
- 2007年3月3日 広島市安佐北区可部9丁目(県道253号交差点) - 広島市安佐北区三入2丁目間 (1.8km) 暫定2車線で供用開始
- 2014年2月8日 広島市安佐北区三入2丁目 - 広島市安佐北区大林3丁目 (2.2km) 暫定2車線で供用開始[1]
- 2021年2月19日 広島市安佐北区可部南4丁目 - 広島市安佐北区可部5丁目(2.1km)4車線化[2]。
接続する主な道路
編集- 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
- 路線名の特記がないものは市道。
- 実際のキロポストは紙屋町交差点 (0KP) からの距離となる。ただし、広島城南交差点 (1.0KP) で 500m、下浜ヶ谷交差点と上根バイパス接続点との中間地点 (23.0KP) で-500m補正される。
交差する道路 | 交差する場所 | 市役所前 から (km) |
キロポスト (km) |
---|---|---|---|
国道54号(可部街道) 広島市街方面 | |||
国道183号(可部街道) | 中島 | 15.6 | 14.9 |
可部取水場東 | 17.2 | 16.5 | |
安佐北警察署(北) | 17.9 | 17.2 | |
国道191号(幕の内通り) | 安佐北区民文化センター入口 | 18.2 | 17.5 |
安佐北区民文化センター入口(北) | 18.3 | 17.6 | |
九品寺 | 19.4 | 18.7 | |
県道253号南原峡線 | 南原 | 19.6 | 18.9 |
三入 | 21.5 | 20.8 | |
三入北 | 21.7 | 21.0 | |
国道183号(可部街道) | 下浜ヶ谷 | 24.1 | 23.4 |
- | - | 24.2 | 23.5 23.0 |
県道5号浜田八重可部線 | 24.3 | 23.1 | |
国道54号(上根バイパス) 三次・安芸高田方面 |
脚注
編集- ^ “国道54号可部バイパス(広島市安佐北区三入〜大林3丁目間の延長2.2km)が平成26年2月8日(土)16時に開通します!〜開通後は通行形態が変わりますので、ご注意下さい〜” (PDF). 国土交通省広島国道事務所・広島市 (2014年1月29日). 2014年1月29日閲覧。
- ^ “可部バイパスの4車線化が完成します!! 〜可部地区の交通がスムーズになります〜” (PDF). 国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所 (2021年2月5日). 2021年2月19日閲覧。