千住大橋駅
千住大橋駅(せんじゅおおはしえき)は、東京都足立区千住橋戸町にある、京成電鉄本線の駅である。駅番号はKS05。足立区最南端の駅である。
千住大橋駅 | |
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駅南側入口(2017年10月) | |
せんじゅおおはし Senjuōhashi | |
◄KS04 町屋 (1.6 km) (1.4 km) 京成関屋 KS06► | |
所在地 | 東京都足立区千住橋戸町11-1 |
駅番号 | KS05 |
所属事業者 | 京成電鉄 |
所属路線 | ■本線 |
キロ程 | 5.9 km(京成上野起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
15,863人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)12月19日 |
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム2面4線と待避設備(1・4番線)を有する高架駅。成田空港駅(現:東成田駅)乗り入れ開始と駅下を通る日光街道(国道4号)拡幅に合わせて改良工事が行われ、現在の形態となった[1]。ホームの有効長は8両分ある。改札階とホームを結ぶエレベーターが設置されている。
以前は町屋管区傘下(助役配置)であったが、管区再編に伴い町屋より移管され、千住大橋管区(駅長配置)として町屋駅 - 堀切菖蒲園駅間各駅を管轄している。
2003年までは行灯式の接近表示器が使われていた[注釈 1]が、以降はLED式発車標が稼動している。
上野方に下り→上りの渡り線があり、3・4番線からも上野方面へ発車出来るように信号が設置されている。
以前は急行も停車し、一部は緩急接続を行っていたが、2002年10月に行われたダイヤ改正より普通列車のみの停車となっていた。その後は朝夕時間帯において優等列車の通過待避が行われていたが、2010年7月ダイヤ改正からは快速が当駅へ停車し、再度一部列車で緩急接続が図られている[2]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 京成本線 | 上り | 日暮里・京成上野方面 |
3・4 | 下り | 青砥・京成高砂・京成船橋・京成千葉・ 成田空港方面 |
利用状況
編集2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は15,863人であり[4]、京成線全69駅中32位。普通のみ停車する隣の京成関屋駅やお花茶屋駅よりも少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。2010年頃まで長らく減少傾向が続いたが、この10年で急速に回復している。
年度 | 1日平均 乗降人員[5] |
1日平均 乗車人員[6] |
出典 |
---|---|---|---|
1974年(昭和49年) | 9,645 | [* 1] | |
1975年(昭和50年) | 9,299 | [* 2] | |
1976年(昭和51年) | 9,113 | [* 3] | |
1977年(昭和52年) | 8,944 | [* 4] | |
1978年(昭和53年) | 9,034 | [* 5] | |
1979年(昭和54年) | 8,820 | [* 6] | |
1980年(昭和55年) | 8,617 | [* 7] | |
1981年(昭和56年) | 8,475 | [* 8] | |
1982年(昭和57年) | 8,197 | [* 9] | |
1983年(昭和58年) | 7,933 | [* 10] | |
1984年(昭和59年) | 7,759 | [* 11] | |
1985年(昭和60年) | 7,680 | [* 12] | |
1986年(昭和61年) | 7,693 | [* 13] | |
1987年(昭和62年) | 7,733 | [* 14] | |
1988年(昭和63年) | 7,809 | [* 15] | |
1989年(平成元年) | 7,716 | [* 16] | |
1990年(平成 | 2年)7,664 | [* 17] | |
1991年(平成 | 3年)7,682 | [* 18] | |
1992年(平成 | 4年)7,599 | [* 19] | |
1993年(平成 | 5年)7,480 | [* 20] | |
1994年(平成 | 6年)7,159 | [* 21] | |
1995年(平成 | 7年)6,950 | [* 22] | |
1996年(平成 | 8年)6,747 | [* 23] | |
1997年(平成 | 9年)6,543 | [* 24] | |
1998年(平成10年) | 6,359 | [* 25] | |
1999年(平成11年) | 6,142 | [* 26] | |
2000年(平成12年) | 6,018 | [* 27] | |
2001年(平成13年) | 5,920 | [* 28] | |
2002年(平成14年) | 12,179 | 5,922 | [* 29] |
2003年(平成15年) | 12,012 | 5,859 | [* 30] |
2004年(平成16年) | 11,562 | 5,719 | [* 31] |
2005年(平成17年) | 11,404 | 5,635 | [* 32] |
2006年(平成18年) | 10,575 | 5,350 | [* 33] |
2007年(平成19年) | 10,590 | 5,272 | [* 34] |
2008年(平成20年) | 10,873 | 5,435 | [* 35] |
2009年(平成21年) | 10,803 | 5,408 | [* 36] |
2010年(平成22年) | 10,429 | 5,221 | [* 37] |
2011年(平成23年) | 10,134 | 5,074 | [* 38] |
2012年(平成24年) | 10,758 | 5,406 | [* 39] |
2013年(平成25年) | 11,326 | 5,707 | [* 40] |
2014年(平成26年) | 12,949 | 6,510 | [* 41] |
2015年(平成27年) | 14,496 | 7,296 | [* 42] |
2016年(平成28年) | 14,992 | 7,538 | [* 43] |
2017年(平成29年) | 15,385 | 7,729 | [* 44] |
2018年(平成30年) | 15,882 | 7,971 | [* 45] |
2019年(令和元年) | 16,198 | 8,124 | [* 46] |
2020年(令和 | 2年)12,896 | 6,468 | |
2021年(令和 | 3年)13,616 | 6,831 | |
2022年(令和 | 4年)14,744 | 7,411 | |
2023年(令和 | 5年)15,863 | 7,986 |
駅周辺
編集駅前にあるニッピ本社敷地を中心に大規模な都市再開発が行われ、ポンテグランデTOKYO(開発拠点地区)が整備された。
- フードプラザ大橋 - 高架下の商業施設。
- 日光街道(国道4号)千住宿
- 千住大橋
- ポンテグランデTOKYO - 高層マンションを中心に複合商業施設やニッピの業務施設などで構成。
- 橋戸稲荷神社
- 千住金属工業
- 石洞美術館
- 芭蕉句碑(『奥の細道』矢立の初め)
- 東京都中央卸売市場足立市場
- 千住河原郵便局
- 素盞雄神社
- 荒川区立荒川ふるさと文化館 / 南千住図書館
- 足立区立第一中学校
- 千葉灸冶院跡
- 千住介護福祉専門学校
- 東京芸術センター
- 東京藝術大学千住キャンパス
- 足立公共職業安定所河原町労働出張所
- ニッコー観光バス千住営業所
バス路線
編集駅前の交通広場(「千住大橋駅」停留所)からは新日本観光自動車の路線バスや羽田空港へのリムジンバス(東武バスセントラル、京浜急行バス)が発着する。
千住大橋駅
- 新日本観光自動車
- はるかぜ5号(千01):北千住駅西側地域循環
- 東武バスセントラル・京浜急行バス
- リムジン:羽田空港行
京成中組
都営バスには「千住大橋」停留所が存在するが、これは千住大橋の南詰側(荒川区南千住)に位置しており、北詰側にある当駅からは大きく離れている。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b JTBキャンブックス『京成の駅 今昔・昭和の面影』(石本祐吉・著 2014年2月1日初版発行)47-49頁
- ^ a b 『成田スカイアクセス開業!! 7月17日(土)京成線ダイヤ改正』(PDF)(プレスリリース)京成電鉄、2010年5月28日。オリジナルの2020年5月4日時点におけるアーカイブ 。2020年5月4日閲覧。
- ^ 京成線高架から11mの鉄骨が落下 東京・足立の千住大橋駅付近朝日新聞デジタル.2024年12月12日
- ^ 京成電鉄 電車情報(keisei.co.jp) - 京成電鉄
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 数字で見る足立 - 足立区
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年