北海道道86号白老大滝線

北海道の道路

北海道道86号白老大滝線(ほっかいどうどう86ごう しらおいおおたきせん)は、北海道白老郡白老町伊達市(旧大滝村)を結ぶ道道主要地方道)である。別名「四季彩街道」とも呼ばれる。支線が存在する。

主要地方道
北海道道86号標識
北海道道86号 白老大滝線
主要地方道 白老大滝線
総延長 30.853 km
実延長 30.805 km
制定年 1972年昭和47年)
起点 白老郡白老町高砂町3丁目【北緯42度32分36.3秒 東経141度20分49.3秒 / 北緯42.543417度 東経141.347028度 / 42.543417; 141.347028 (道道86号起点)
終点 伊達市大滝区三階滝町【北緯42度40分39.1秒 東経141度5分24.2秒 / 北緯42.677528度 東経141.090056度 / 42.677528; 141.090056 (道道86号終点)
接続する
主な道路
記法
国道36号標識 国道36号
E5 道央自動車道
北海道道1045号標識
北海道道1045号千歳白老線
国道453号標識 国道453号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

編集

白老町森野 - 伊達市大滝区三階滝町の間は、1月 - 4月下旬まで冬季通行止となる。なお、通年通行を可能にするための改良工事が行われている。同区間は着工から20年をかけた難工事の末、1998年平成10年)6月7日に開通した。両自治体の境界は2002年(平成14年)、公募により「ホロホロ峠」(標高600 m)と命名された。

路線データ

編集
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点:北海道白老郡白老町高砂町3丁目(国道36号交点)
  • 終点:北海道伊達市大滝区三階滝町(国道453号交点)
  • 総延長:30.858 km[1]
  • 実延長:30.805 km[1]
  • 重用延長:0.053 km[1]
  • 未舗装延長:0.378 km[1]

歴史

編集

大正年間に、白老徳舜瞥(とくしゅんべつ = 旧大滝村の以前の村名)間道路が開削されたという記録[要文献特定詳細情報]がある。人が通れる程度の道路ではなかったかと考えられる。白老と大滝を結ぶ路線が道道になったのは、1954年昭和29年)3月30日認定の道道81号(当時)大滝白老停車場線が最初である。その後1957年(昭和32年)7月25日に旧道道81号を廃止し道道203号(当時)白老喜茂別線となった。現道道認定により、旧道道203号は廃止された[要出典]

年表

編集

路線状況

編集

道路施設

編集
主な橋梁
  • 樹氷橋
  • 霧夏橋
  • 白滝水流橋
  • 思い出橋
  • 友遊橋
  • 白滝夢来橋
  • 白滝交流橋
  • 白滝友情橋
  • 大星沢橋
  • 第3桟道橋
  • 第2桟道橋
  • イワナ橋
  • 第1桟道橋
  • 大石橋
  • 三重橋
  • 涼橋
  • 旭橋
  • 森野橋
  • 御料地橋
主なトンネル
  • ホロホロトンネル (85 m)
  • 森野トンネル (330 m)

地理

編集

白老町森野は、登別市カルルスと並び北海道内でも有数の豪雨地域。

通過する自治体

編集

交差する道路

編集
 
北海道道86号 道道標識(白老町森野)
白老町
伊達市

支線

編集

支線は石山大通と呼ばれており、白老町中心部と同町萩野・北吉原地区を結ぶ道路が実質国道36号のみであったことから、JR北海道室蘭本線の北側を通る新ルートとして建設されたものである。沿線には石山工業団地がある。

白老町

脚注

編集
  1. ^ a b c d 道路現況調書 平成30年4月1日現在 北海道” (pdf). 一般財団法人 北海道建設技術センター (2019年3月27日). 2019年5月19日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 1972年北海道告示第314号
  3. ^ 1982年北海道告示第589号
  4. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  5. ^ 1994年北海道告示第1468号
  6. ^ 1995年北海道告示第548号

関連項目

編集