勝俣 孝明(かつまた たかあき、1976年4月7日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(5期)、自由民主党国土交通部会長。

勝俣 孝明
かつまた たかあき
農林水産副大臣の就任に際して公表された肖像写真
生年月日 (1976-04-07) 1976年4月7日(48歳)
出生地 日本の旗 日本 静岡県沼津市
出身校 学習院大学経済学部
慶應義塾大学大学院経営管理研究科
前職 スルガ銀行社員
所属政党 自由民主党二階派→無派閥)
称号 学士(経済学)(学習院大学)
経営学修士(MBA)(慶應義塾大学)
公式サイト 自民党 衆議院議員。新鮮力 かつまた孝明!ふるさとに捧げます!

選挙区 (比例東海ブロック→)
静岡6区→)
比例東海ブロック
当選回数 5回
在任期間 2012年12月21日[1] - 現職
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環境大臣政務官農林水産副大臣、衆議院外務委員長を歴任[2]

来歴

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静岡県沼津市生まれ(現住所は沼津市花園町[3])。沼津市立門池小学校と沼津市立門池中学校を卒業。静岡県立沼津東高等学校から学習院大学経済学部へと進む。同大学卒業後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科を修了した[4]

2000年4月にスルガ銀行株式会社に入社。2010年12月に同社を退職し、政治活動を開始。

2012年12月16日第46回衆議院議員総選挙に、静岡6区から自由民主党公認で出馬。小選挙区においては、民主党渡辺周に敗れるも、比例東海ブロックで復活し初当選[1]

2014年12月14日第47回衆議院議員総選挙に、静岡6区から出馬。選挙戦では「地方に景気回復の実感を届ける」と訴えた[5]。7選を目指す渡辺を阻もうと首相安倍晋三ら自民党幹部も応援に入り、また、公明党の支援も受けたが及ばず[6]、比例東海ブロックで復活し、再選を果たした[7]

2017年7月に二階派に入会[8]。同年10月の総選挙において、選挙区では及ばなかったが比例東海ブロックで復活し3選[9]

2018年10月第4次安倍改造内閣環境政務官に就任[10]

2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙で渡辺を初めて小選挙区で破り4選[11]

2022年8月第2次岸田第1次改造内閣農林水産副大臣に就任。

2023年10月、衆議院常任委員会である、衆議院外務委員長に就任。

2024年(令和6年)10月27日執行の第50回衆議院議員総選挙では、小選挙区で渡辺に敗れたが、自身4回目の比例復活で通算5期目の当選を果たした[12]。同年11月13日、衆議院外務委員長に再任[13]。同年11月15日、自由民主党国土交通部会長に就任[14]

政策

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憲法改正

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消費税増税

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  • 2012年の公開アンケートにおいて、消費税2014年4月に8%、2015年10月に10%まで引き上げる法律が成立したことについて「法律通りに引き上げるべきだ」と回答している[15]
  • 2014年の公開アンケートにおいて、「2017年4月に消費税率を10%に引き上げるべきだ」と回答している[17]
  • 2017年の公開アンケートにおいて、消費税を2019年10月に10%に引き上げることについて「賛成」と回答している[18]
  • 「消費税0%の検討」を掲げた『国民を守るための「真水100兆円」令和2年度第2次補正予算に向けた提言』に賛同している[19]

その他

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著書

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  • 『超・環境経営のススメ。 地球環境問題からビジネスチャンスを探る』 舵社 2020

政治資金

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所属団体・議員連盟

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選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
比当 第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 36 静岡県第6区 自由民主党 10万3967票 40.83% 1 2/4 1/7
比当 第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 38 静岡県第6区 自由民主党 10万2714票 43.68% 1 1/3 2/8
比当 第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 41 静岡県第6区 自由民主党 10万8157票 45.75% 1 2/3 1/8
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 45 静岡県第6区 自由民主党 10万4178票 46.09% 1 1/3 /
比当 第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 48 静岡県第6区 自由民主党 10万88票 44.42% 1 2/3 3/7

脚注

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  1. ^ a b 平成24年(2012年)12月21日中央選挙管理会告示第37号
  2. ^ “国会議員情報 勝俣孝明”. 時事ドットコム (時事通信社). https://www.jiji.com/sp/giin?d=996859d4b2c63561b58926cb880a34b6&c=syu 2022年11月2日閲覧。 
  3. ^ 自由民主党静岡県支部連合会 政治資金収支報告書(平成30年分定期公表)” (PDF). 静岡県選挙管理委員会 (2019年11月21日). 2019年12月2日閲覧。
  4. ^ プロフィール - かつまた孝明”. www.t-katsumata.com (2014年7月28日). 2024年10月27日閲覧。
  5. ^ 「地域に活力を ― 総選挙しずおか 県内の小選挙区・比例東海当選者 ― 比例重複(6区) 勝俣孝明さん 「原点に立ち返る」 」 『中日新聞』(中日新聞東海本社) 2014年12月15日 第11版-第12版 pp.12-13
  6. ^ 「先手自民手堅く 野党連携も後手 ― 「一から出直す」 比例復活 勝俣さん」 『中日新聞』(中日新聞東海本社) 2014年12月15日朝刊 第12版 pp.18-19
  7. ^ 平成26年(2014年)12月19日中央選挙管理会告示第30号
  8. ^ 「衆院選の準備、遅れたら駄目」 自民・二階派が研修会”. 日本経済 (2017年7月25日). 2017年7月26日閲覧。
  9. ^ 平成29年(2017年)10月27日中央選挙管理会告示第26号
  10. ^ 産経新聞 (2018年10月4日). “第4次安倍改造内閣 副大臣25人、政務官27人の顔ぶれ”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年10月27日閲覧。
  11. ^ 衆議院選挙2021 静岡(浜松・沼津など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  12. ^ 勝俣孝明氏(自民前)比例復活で当選確実 静岡6区で連勝ならずも【衆議院議員総選挙2024】 | 静岡のニュース | SBSNEWS | 静岡放送 (1ページ)”. 静岡のニュース | SBSNEWS | 静岡放送 (2024年10月28日). 2024年11月23日閲覧。
  13. ^ 日本放送協会 (2024年11月13日). “衆議院の委員長決まる 予算委員長には立民の安住淳氏 | NHK”. NHKニュース. 2024年11月23日閲覧。
  14. ^ 自由民主党 役員 | 議員”. 自由民主党. 2024年11月23日閲覧。
  15. ^ a b c d “2012衆院選 静岡6区 勝俣 孝明”. 毎日新聞 (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A22006002002 2020年11月30日閲覧。 
  16. ^ a b c d 2014年衆院選 毎日新聞候補者アンケート
  17. ^ “2014衆院選”. 朝日新聞 (朝日新聞社). https://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/carta/A00001MNQ.htm 2020年11月30日閲覧。 
  18. ^ “第48回衆院選 自民 静岡6区 勝俣 孝明”. 毎日新聞 (毎日新聞社). https://mainichi.jp/senkyo/48shu/meikan/?mid=A22006002002 2020年11月30日閲覧。 
  19. ^ 賛同者一覧 国民を守るための「真水100兆円」令和2年度第2次補正予算に向けた提言”. 【議員連盟】日本の未来を考える勉強会. 2020年9月23日閲覧。
  20. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  21. ^ 「鈴与、他にも献金か 静岡選出2議員の団体」、産経新聞、2015年2月28日
  22. ^ a b 「井林、勝俣氏にも寄付 与野党、困惑と批判」、静岡新聞、2015年2月28日
  23. ^ a b 東京新聞、2015年2月28日
  24. ^ かつまた孝明オフィシャルブログ” (2013年11月5日). 2018年4月11日閲覧。
  25. ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
  26. ^ 『現代印章 2019年4月号』(ゲンダイ出版)

外部リンク

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公職
先代
武部新
中村裕之
  農林水産副大臣
野中厚と共同

2022年 - 2023年
次代
鈴木憲和
武村展英
先代
笹川博義
武部新
  環境大臣政務官
菅家一郎と共同

2018年 - 2019年
次代
­ 八木哲也
加藤鮎子
議会
先代
黄川田仁志
  衆議院外務委員長
2023年 - 2024年
次代
堀内詔子