加藤 道理(かとう みちただ、1925年 - )は、漢文学者桜美林大学名誉教授。

東京生まれ。1950年東京大学文学部中国哲学科卒業。東京都立高校の国語科教諭、都立高校校長を三校歴任、全国高等学校長協会会長。東京都立小石川高等学校校長を1987年定年後、桜美林大学中国語中国文学科助教授、教授。96年名誉教授。(財)湯島聖堂斯文会・漢字文化振興会常務理事[1]

著書

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  • 『漢文の記憶』明治書院 1967
  • 『現代に生きる漢語』東洋書店 1986
  • 十八史略史記新解』新塔社 要所研究シリーズ 1992
  • 『字源物語 漢字が語る人間の文化』明治書院 漢字・漢文ブックス 1999
  • 『続・字源物語』明治書院 漢字・漢文ブックス 2001
  • 孟子のことば』斯文会 My古典 2002
  • 『字源 ちょっと深い漢字の話』明治書院 学びやぶっく 2013

共著編

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  • 論語・孟子』広常人世共著 明治書院 傍訳漢文シリーズ 1971
  • 『新編常用国語便覧』共編著 浜島書店 1992
  • 漢文学研究』山本哲夫共著 東京法令出版 1995
  • 吉田賢抗『論語』編 明治書院 新書漢文大系 1996
  • 『クイズでらくらく漢字検定2-4級合格問題集』監修 明治書院 2000
  • 内野熊一郎『孟子』編 明治書院 新書漢文大系 2002
  1. ^ 『現代日本人名録』2002年