刈和野駅

秋田県大仙市刈和野にある東日本旅客鉄道の駅

刈和野駅(かりわのえき)は、秋田県大仙市刈和野愛宕下(あたごした)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である。

刈和野駅
駅舎(2019年5月)
かりわの
Kariwano
神宮寺 (7.6 km)
(4.8 km) 峰吉川
地図
所在地 秋田県大仙市刈和野愛宕下[1]
北緯39度32分51.50秒 東経140度22分20.60秒 / 北緯39.5476389度 東経140.3723889度 / 39.5476389; 140.3723889座標: 北緯39度32分51.50秒 東経140度22分20.60秒 / 北緯39.5476389度 東経140.3723889度 / 39.5476389; 140.3723889
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 260.6 km(福島起点)
電報略号 カノ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
215人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1904年明治37年)8月21日[1][2]
備考 簡易委託駅[新聞 1]
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歴史

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以前は急行津軽」の停車駅であり、特急たざわ」も一部が臨時停車していた。秋田新幹線「こまち」は停車せず、新幹線ホームも新設されなかったが、駅構造上、狭軌との三線軌条となっている下り線にはホームがある。

年表

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駅構造

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三線軌条となっている1番線

島式ホーム1面2線を有する地上駅である[4]。駅舎側より、標準軌(秋田新幹線下り副本線)と狭軌主本線・1番線)の三線軌条、狭軌(副本線・2番線)、ホームがない標準軌通過線(秋田新幹線本線)の順に並んでいる。普通列車の行き違いや、下り「こまち」の待避が可能となっている[4]

駅舎は1990年(平成2年)に改築された鉄筋コンクリート造2階建てであり、延床面積は648平方メートルである[新聞 3]。駅舎改築時に駅前への道路整備を行い、路線バスの乗り入れが開始された[新聞 3]

大曲駅管理の簡易委託駅大仙市受託、実際の業務は刈和野駅関連施設管理運営組合へ再委託)である[5]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 奥羽本線 下り 秋田方面[6]
2 上り 大曲湯沢方面[6]

※両ホームともに両方向への入線・出発に対応しているが、通常は方向別にホームを使い分ける。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員215人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     695 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     619 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     615 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     614 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     587 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     555 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     547 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     535 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     525 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     525 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     536 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     525 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 56 437 494 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 54 436 490 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 51 388 440 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 49 403 453 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 46 374 420 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 45 318 364 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 44 265 310 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 39 231 270 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 24 199 224 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 24 192 217 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 28 187 216 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 28 186 215 [利用客数 1]

駅周辺

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バス路線

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  • 羽後交通
  • 大仙市コミュニティバス(大仙市と羽後交通との共同実施)

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
快速(下り1本のみ)
大曲駅刈和野駅和田駅
普通
神宮寺駅 - 刈和野駅 - 峰吉川駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d 駅の情報(刈和野駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、534頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  4. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻653号 p.35
  5. ^ 平成24年度事務事業評価シート(平成23年度分)(2013年1月15日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  6. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(刈和野駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月29日閲覧。
  7. ^ 大綱展示場”. 大仙市 (2011年10月28日). 2010年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月20日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月4日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ a b 「駅舎などで住民票など“発行” 西仙北町・刈和野駅が役場業務も開始」『秋田魁新報』秋田魁新報社、1986年12月2日、朝刊、13面。
  2. ^ 「奥羽線下湯沢駅と三関駅 あすから民間委託 無人化から“昇格”」『秋田魁新報』秋田魁新報社、1979年11月30日、朝刊、13面。
  3. ^ a b c 「表玄関の装い一新 西仙北町 刈和野駅 あす落成」『秋田魁新報』秋田魁新報社、1990年9月27日、朝刊、13面。
  4. ^ 「西仙北の刈和野駅が一新 町民交流の拠点 レストランや楽しい広場 あす完工祝賀会」『読売新聞』1990年9月27日、朝刊、秋田2、27面。
  5. ^ 「刈和野駅に特急停車 1日から 「たざわ」上下各1本」『読売新聞』1990年9月29日、朝刊、秋田読売、23面。
  6. ^ 「”大綱”引き立てる大壁画 JR刈和野駅 中学生の大作除幕」『読売新聞』1991年12月14日、朝刊、秋田読売、22面。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月17日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

参考文献

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  • 鶴通孝、山井美希(写真)「狭軌と標準軌が併存 新在区間大曲・秋田間の見どころ」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、34-39頁、ISSN 0288-2337 

関連項目

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外部リンク

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