佐藤廣士 (実業家)
日本の実業家 (1945-)
佐藤 廣士(さとう ひろし、1945年9月25日 - )は、日本の実業家、工学博士。神戸製鋼所代表取締役社長、同社代表取締役会長、神戸国際会館代表取締役社長、関西経済連合会副会長[1]、日本鉄鋼連盟副会長、日本知的財産協会会長等を歴任。
人物・経歴
編集大分県日出町出身。大分県立杵築高等学校を経て、九州大学工学部金属学科卒業。表面処理分野研究室出身。1970年九州大学大学院工学研究科冶金学専攻修士課程修了[2]、神戸製鋼所入社[3]。1983年「チタンの不働態化反応と局部腐食に関する研究」により九州大学工学博士の学位を取得[4]。
神戸製鋼所では技術開発本部材料研究所長、開発企画部長、技術開発本部長を経て[5]、1996年取締役に昇格。常務、専務を経て、2004年代表取締役副社長[6]。2009年から代表取締役社長。2013年代表取締役会長[7]。2016年取締役相談役。同年相談役[8]。2018年顧問[9]。
この間、2009年から日本鉄鋼連盟副会長[10]、2013年から関西経済連合会副会長[11]を務めたほか、住友電気工業取締役、大日本住友製薬取締役、日東電工取締役[12]、日本知的財産協会会長[13]、日本産業機械工業会副会長[1]等も歴任した。2019年神戸国際会館代表取締役社長[14]。
脚注
編集- ^ a b [1]
- ^ 「神戸製鋼所会長・佐藤廣士さん 喧嘩ゴマから金属の世界へ」産経ニュース2016.1.16 07:00更新
- ^ 「「不易流行」で敢然と立ち向かう -神戸製鋼所社長 佐藤廣士氏」プレジデント 2012.10.31
- ^ 九州大学 , 工学博士 , 乙第3111号 , 1983-11-25
- ^ 「〈仕事のビタミン〉佐藤広士・神戸製鋼所社長:2」朝日新聞デジタル2012年8月1日
- ^ 「佐藤 廣士(さとう・ひろし)」プレジデント
- ^ 「神戸製鋼、無配転落の中で新たな船出」東洋経済2013/02/01
- ^ [2]神戸製鋼所
- ^ 「神戸製鋼改ざん問題神鋼、相談役も廃止へ データ改ざん受け組織改革」神戸新聞
- ^ 「副会長交替の件について」
- ^ [3]関西経済連合会
- ^ [4]住友電気工業
- ^ [5]
- ^ 神戸国際会館 新社長に佐藤氏 元神鋼社長、関経連副会長2019.6.11 0:00 神戸新聞
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