仙台空港 - 山形線
仙台空港 - 山形線(せんだいくうこう - やまがたせん)は、宮城県名取市にある仙台空港と山形県山形市を結ぶ高速バス路線である。
2008年6月30日を以て、燃料高騰と利用者低迷で廃止されたが、訪日外国人旅行者(インバウンド)拡大への期待を受け[1]、2017年4月21日から運行が再開された[2]。
運行会社
編集運行経路
編集仙台空港 - (仙台空港IC) - (仙台東部道路) - (仙台南部道路) - (東北自動車道) - (山形自動車道) - (山形蔵王IC) - 山形県庁前 - 山形駅(東口1番乗り場)
- 2008年の運行休止までは、山形市内の鉄砲町、山交ビルの各停留所にも停車していた。
運行回数
編集- 1日2往復(山交バス2往復、宮城交通運用なし)
運賃
編集2024年10月1日現在。
- 片道2,000円(小人半額)
歴史
編集- 1998年(平成10年)12月19日 - 山交バスと宮城交通観光バスにより運行開始[3](1日4往復、大人片道1,800円)。
- 2003年(平成15年)8月1日 - 1日8往復に増便し、運賃を大人片道1,500円に値下げ。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 宮城県側運行会社が宮交観光サービスから宮城交通になる。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 1日10往復に増便。
- 2008年(平成20年)
- 4月1日 - 1日8往復に減便。
- 6月30日 - 燃料高騰と利用者低迷により、同日の運行をもって廃止。
- 2017年(平成29年)4月21日 - 1日4往復にて運行再開。運賃は大人片道1,500円[2]。宮城交通が担当する2往復のみ、icscaやSuicaなどの交通系ICカードに対応。
- 2018年(平成30年)4月1日 - 山形県庁前に停車開始[4]。
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)4月16日 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、この日より当面の間運休[8][9]。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 運賃改定。大人片道1,700円となる[10][11]。
- 2022年(令和4年)5月14日 - 山交バス便において地域連携IC乗車カード「cherica」導入[12][13]。
- 2023年(令和5年)12月16日 - この日より2024年3月16日まで、山交バス便2往復で運行再開[14][15]。
- 2024年(令和6年)10月1日 - 運賃改定[16]。
その他
編集- 予約不要(定員制)。
- 2008年の運行休止までは予約制であった(空席があれば予約なしでも乗車できた)。
- 運行開始当初は、「運行日5日前までに予約人員が0の場合は運休することがある」と案内していた(予約をしていない場合は運行会社に当日運行の有無の確認が必要であった)。
- 鉄砲町停留所に利用者用無料駐車場があった。
関連項目
編集脚注
編集- ^ “山形-仙台空港結ぶバス再開へ 山交バスと宮城交通”. 山形新聞. (2017年1月24日) 2017年2月4日閲覧。
- ^ a b “「山形駅~仙台空港」路線バス運行開始のお知らせ” (PDF). 山交バス (2017年1月24日). 2017年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月4日閲覧。
- ^ 『仙台空港へ1.5時間 直行バス1日4往復 運行開始でセレモニー』 平成10年12月20日読売新聞朝刊32面山形読売庄内・最上
- ^ “【山形駅仙台空港線】平成30年4月1日ダイヤ改正のお知らせ”. 宮城交通 (2018年3月19日). 2018年4月21日閲覧。
- ^ “【仙台空港~山形駅線】2019年4月1日(月)ダイヤ改正を行います。”. 宮城交通 (2019年3月12日). 2019年4月6日閲覧。
- ^ “【仙台空港~山形線】2019年10月27日ダイヤ改正・運賃改定”. 宮城交通 (2019年10月1日). 2019年11月2日閲覧。
- ^ “高速 山形~仙台空港線 2019年10月27日 運賃改定・ダイヤ変更のお知らせ”. 山交バス (2019年10月1日). 2019年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月2日閲覧。
- ^ “【仙台空港~山形線】4.16~運休のお知らせ”. 宮城交通 (2020年4月10日). 2020年4月18日閲覧。
- ^ “山交バス株式会社 路線バス運休状況(4月17日現在)” (PDF). 山交バス. 2020年4月18日閲覧。
- ^ “高速バス運賃の改定(値上げ)のお知らせ”. 山交バス (2021年2月18日). 2021年2月19日閲覧。
- ^ “【山形線、上山線】4月1日 運賃改定のお知らせ”. 宮城交通 (2021年2月18日). 2021年2月19日閲覧。
- ^ “山形県における交通系「地域連携 IC カード」の名称・デザインの決定について” (PDF). 山交バス株式会社・庄内交通株式会社・山形県 (2021年11月4日). 2021年11月6日閲覧。
- ^ 『地域連携ICカード「cherica」のサービス開始日およびサービス内容並びに運行事業者の追加について』(PDF)(プレスリリース)山交バス、庄内交通、山交ハイヤー、山形市、米沢市、山形県、2022年1月24日 。2022年1月24日閲覧。
- ^ “仙台空港線、16日に再開 山交バス、庄内交通”. 山形新聞. (2023年12月14日). オリジナルの2023年12月16日時点におけるアーカイブ。 2023年12月24日閲覧。
- ^ “2023年12月16日(土)~【山形~仙台空港線】運行再開のお知らせ”. 山交バス (2023年12月4日). 2023年12月7日閲覧。
- ^ “2024年10月1日改正のお知らせ”. 山交バス (2024年9月6日). 2024年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月22日閲覧。