久道茂
日本の内科医
久道 茂(ひさみち しげる)、1939年(昭和14年)1月3日 - 2020年(令和2年)10月24日)は、日本の内科医。専門は、消化器病学 、内視鏡、疫学、公衆衛生学。東北大学名誉教授。
経歴
編集宮城県涌谷町生まれ。東北学院高校、東北大学医学部卒業。東北大学大学院医学研究科内科学系専攻修了(医学博士)[1]。東北大学教授(公衆衛生学講座担当)。東北大学大学院医学系研究科長・医学部長。令和2年、肝不全のため死去(享年81)。
役職
編集宮城県病院事業管理者兼宮城県立がんセンター総長。公益財団法人宮城県対がん協会会長。日本学術会議会員公衆衛生審議会会長。厚生科学審議会会長。国立保健医療科学院評価委員会委員長。
学会関連
編集日本公衆衛生学会総会会長・名誉会員。日本消化器がん検診学会名誉会員。日本消化器集団検診学会総会会長。日本疫学会総会会長。日本医学教育学会総会会長。日本体力医学会会長。日本胃癌学会特別会員。日本癌学会名誉会員。日本医学会副会長。日本医学会学術推進会議委員。
受賞歴
編集日本消化器集団検診学会有賀記念学会賞。日野原重明賞(日本総合健診学会健康科学・予防医学賞)。日本癌学会長與又郎賞。日本医師会優功賞。朝日がん大賞。涌谷町名誉町民推戴。
単著
編集- 医学判断学入門―われわれの判断や解釈はまちがっていないか 1990
- がん検診のはなし 1998
- 公衆衛生の責任―これからの保健・医療をめざして 2000
- 病院経営ことはじめ2004
- 医学と医療の品格 2006
- がん検診判断学 2010
- 病院監査ことはじめ 2016
参考資料
編集- 尚仁会誌(東北大学医学部第三内科同窓会誌)、第73号(令和2年6月)
脚注
編集- ^ 胃潰瘍の経過に関するレ線学的研究 博士論文書誌データベース