中江裕司
日本の映画監督
中江 裕司(なかえ ゆうじ、1960年11月16日[1] - )は、日本の映画監督。
なかえ ゆうじ 中江 裕司 | |||||||||||||||
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生年月日 | 1960年11月16日(64歳) | ||||||||||||||
出生地 | 日本 京都府京都市 | ||||||||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
『ナビィの恋』 『ホテル・ハイビスカス』 『土を喰らう十二ヵ月』 | |||||||||||||||
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経歴
編集京都府京都市出身。京都府立洛北高等学校から琉球大学農学部へ入学して以後、沖縄県で生活する。
学生時代から映画研究会で8ミリ作品を発表しており、自主映画の仲間とともにオムニバス映画『パイナップル・ツアーズ』を制作して商業映画デビュー。日本映画監督協会新人賞を受賞する。以降も、作品のほとんどは沖縄を舞台にしている。2000年に自ら監督・脚本を担当した映画『ナビィの恋』で芸術選奨新人賞、新藤兼人賞・金賞を受賞。
また、2005年5月には真喜屋力らと、那覇市の閉館した映画館を「桜坂劇場」として復活(劇場支配人は真喜屋)。劇場を運営する「株式会社クランク」の代表取締役社長を務め、体験ワークショップ「桜坂市民大学」等も開催している。 2010年には桜坂劇場内に、沖縄クラフトのセレクトショップ「ふくら舎」をオープン。沖縄の焼き物の工房から直接買い付けるバイヤーを担当。
作品
編集- パイナップル・ツアーズ(1992年)オムニバス(他の監督は真喜屋力、當間早志)
- パイパティローマ(1994年)
- ナビィの恋(1999年)
- 琉球の魂を唄う(2001年)NHK-BS
- ホテル・ハイビスカス(2002年)
- 白百合クラブ 東京へ行く(2003年)
- 恋しくて(2007年)
- 40歳問題(2008年)
- 真夏の夜の夢 ~さんかく山のマジルー~(2009年)
- 「情」の世界は滅びない ~未来に流れる琉球民謡~(2011年)WOWOW
- たしかなあしぶみ ~なかむらはるじ~(成蹊学園創立100周年記念ドキュメンタリードラマ)(2012年)
- 豚の音がえし BEGINが結ぶ沖縄とハワイの絆(2012年)NHK BSプレミアム
- 甲子園とオバーと爆弾なべ(2019年)NHK BSプレミアム
- 盆唄(2019年)
- 圡楽さんの日日(2021年)NHK BSプレミアム
- ふたりのウルトラマン(2022年)NHK BSプレミアム
- 土を喰らう十二ヵ月(2022年)
脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.552