下館二高前駅

茨城県筑西市岡芹にある真岡鐵道の駅

下館二高前駅(しもだてにこうまええき)は、茨城県筑西市岡芹にある真岡鐵道真岡線である。

下館二高前駅
駅ホーム(2007年8月)
しもだてにこうまえ
Shimodatenikoumae
下館 (2.2 km)
(2.4 km) 折本
地図
所在地 茨城県筑西市岡芹848-3
北緯36度19分9.46秒 東経139度58分19.4秒 / 北緯36.3192944度 東経139.972056度 / 36.3192944; 139.972056 (下館二高前駅)座標: 北緯36度19分9.46秒 東経139度58分19.4秒 / 北緯36.3192944度 東経139.972056度 / 36.3192944; 139.972056 (下館二高前駅)
所属事業者 真岡鐵道
所属路線 真岡線
キロ程 2.2 km(下館起点)
電報略号 ニコ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
76人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
181人/日
-2019年-
開業年月日 1988年昭和63年)4月11日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

通称は「二高前」(にこうまえ)で、車内アナウンスや一部の運賃表なども「二高前」で表記されている場合がある。

歴史

編集

駅構造

編集

単式ホーム1面1線を有する地上駅無人駅。ホームには部分的に上屋がある。出入口は南北に2か所あり、ホームとの間はともにスロープとなっているが、傾斜が急なため通常の車椅子では自力の乗降はできない。

周囲に当駅への案内看板はなく、ホームの入口にも路線や駅を示す表示がない。ホーム上の駅名標も並行する道路からは見えないため、外観からは駅名を確認しにくい。

ホーム裏手を通る道路を挟み自転車置場が設置されているが、住宅地内に新設された駅であり、駅前広場や駐車場トイレ等はない。

利用状況

編集

2019年度の1日平均乗降客数は181人である[2]。近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。

乗降車人員推移
年度 1日平均乗車人員 1日平均乗降車人員
1998 137
1999 138
2000 210
2001 123
2002 100
2003 98
2004 89
2005 88
2006 89
2007 32 77
2008 34 107
2009 34 71
2010 51 130
2011 37 75
2012 48 92
2013 48 90
2014 44 93
2015 43 86
2016 51 94
2017 40 77
2018 49 122
2019 76 181

駅周辺

編集

住宅地である。南側は駅開業以前からの佇まいであるが、北側は近年区画整理が行われ新しい住宅が立ち並んでいる。

  • 筑西市立下館中学校 - 門まで東へ約2 - 3分。
  • 茨城県立下館第二高等学校 - 下館中学校の北隣にある。門まで東へ約3分。
  • 筑西市道の駅循環バス(関東鉄道運行)下館二高前停留所 - 下館第二高校に隣接しており、駅からはやや離れている。徒歩6分。
  • 筑西市立下館小学校下館城趾) - 南東へ徒歩約10分。
  • 国道294号
  • 国道50号下館バイパス
  • 五行川 - 当駅近くの仙在橋以北は河川敷が公園として整備されている。また、堤防はサイクリングロードが栃木県真岡市方面へと続いている。
  • 北つくば農業協同組合本店
  • 下館学校給食センター
  • 不動堂 - 市指定文化財(建造物)[3]
  • 月海山観喜院げっかいさんかんきいん廃寺石仏 - 市指定文化財(彫刻)[4]
  • 佐藤英信さとうひでのぶの墓 - 市指定文化財(史跡)[5]
  • 月海山観喜院医王寺廃寺藪椿 - 市指定文化財(天然記念物)[6]
  • 上羽黒神社 - 下館中学校より坂下る。
  • 定林寺じょうりんじ - 下館中学校より南下、下館小学校に至るまでの道路西側に位置する。県指定文化財(工芸品)の板碑[7]・銅鐘[8]

隣の駅

編集
真岡鐵道
真岡線
下り 6103列車(「SLもおか」運転日のみ)
通過
普通
下館駅 - 下館二高前駅 - 折本駅

脚注

編集
  1. ^ a b 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、18-19頁。 
  2. ^ 筑西市統計要覧と真岡市統計書より
  3. ^ 不動堂(ふどうどう)」筑西市。2020年6月20日閲覧敷地内に掲示される教育委員会の説明文では、1723年享保8年)建立。堂の下には土中から三尺ほど突き出た石があり、それに「かんまん」の梵字が書かれているという。
  4. ^ 観音寺本堂(かんのんじほんどう)」筑西市。2020年6月20日閲覧不動堂の隣に位置する。
  5. ^ 佐藤英信の墓(さとうひでのぶのはか)」筑西市。2020年6月20日閲覧不動堂の北西に位置する。
  6. ^ 月海山観喜院医王寺[廃寺]藪椿(げつかいさんかんきいんいおうじやぶつばき)」筑西市。2020年6月20日閲覧不動堂の南に位置する。
  7. ^ 板碑(いたび)」筑西市。2020年6月20日閲覧
  8. ^ 銅鐘(どうしょう)」筑西市。2020年6月20日閲覧

関連項目

編集

外部リンク

編集