一切法(いっさいほう、: sabba-dhamma,: sarva-dharma)とは仏教用語で、世界のすべてのもの、すべての存在、すべてのの集合体をさす。諸法(しょほう)とも[1]

仏教用語
一切法, 諸法
パーリ語 sabba-dhamma
サンスクリット語 sarva-dharma
中国語 一切法
日本語 一切法
(ローマ字: Issaiho)
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原始仏教においては、一切法は五蘊として分類された[2]。また諸法無我として一切法の無我があらゆる場面で説かれた[3][4]

部派仏教

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部派仏教のアビダンマにおいては、一切法は以下の体系にて分析された[2]

脚注

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  1. ^ 諸法』 - コトバンク
  2. ^ a b 吉元信行「アビダルマ仏教における処・界の建立と八句義」『大谷学報』第74巻第2号、1994年、1-13頁、NAID 120005760500 
  3. ^ 一色大悟「有部アビダルマ文献における無為法の実有論証について」『インド哲学仏教』2009)、NAID 120001385213 
  4. ^ 雑阿含経 求那跋陀羅譯」『SAT大正新脩大藏經テキストデータベース』第02巻、東京大学大学院人文社会系研究科、No.0099, 0066b12、2018年https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2015/T0099_.02.0066b12:0066b12.cit 

関連項目

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