ワタシってサバサバしてるから
『ワタシってサバサバしてるから』は、原作:とらふぐ・作画:江口心による漫画作品。2020年11月9日よりめちゃコミックほかにて「コミックなにとぞ」にて連載されている[1][注 1]。2022年5月には小学館より単行本が刊行されている[3]。
ワタシってサバサバしてるから | |
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ジャンル | 女性漫画 |
漫画 | |
原作・原案など | とらふぐ |
作画 | 江口心 |
出版社 | DPNブックス(連載) 小学館(書籍) |
掲載サイト | めちゃコミック×コミックなにとぞ コミックなにとぞ |
レーベル | BCペーパーバックコレクション |
発表期間 | 2020年11月9日 - |
巻数 | 既刊2巻(2022年12月現在) |
ドラマ | |
原作 | とらふぐ(原作)、江口心(作画) |
脚本 | 福田晶平 |
演出 | 伊藤征章(FCC) |
音楽 | 信澤宣明 |
制作 | NHK、FCC |
放送局 | NHK総合 |
放送期間 | 2023年1月9日 - 2月9日 |
話数 | 全20話 |
ドラマ:ワタシってサバサバしてるから シーズン2 | |
原作 | とらふぐ(原作)、江口心(作画) |
脚本 | 福田晶平 |
演出 | 伊藤征章(FCC)、保木本真也、雨宮由依(FCC) |
音楽 | 信澤宣明 |
制作 | NHK、FCC |
放送局 | NHK BSプレミアム4K、NHK総合 |
放送期間 | 2025年春 - (予定) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・テレビドラマ |
ポータル | 漫画・テレビ・ドラマ |
2023年1月にNHK総合テレビジョンにてテレビドラマ化された[4]。2025年春に続編を同枠にて放送予定[5]。
制作
編集AMG出版とDPNブックスの産学共同事業の一環として制作されており、作画を務める江口心はアミューズメントメディア総合学院マンガイラスト学科の卒業生[1]。
DPNブックスが「最近『自称サバサバ女』と呼ばれる女性が出没している」「自称サバサバ女をクローズアップした作品が作れないか」と原作者のとらふぐにオファーを出したことから企画が開始した[6]。作中で自称サバサバ女と呼ばれる網浜に関しては特定のモデルはいなかったが、担当編集などとの話し合いでキャラクターが固まっていったという[6]。
あらすじ
編集光洋出版社で働くOL・網浜奈美は、そのネチネチとした性格や、周囲に迷惑を掛ける言動により、同僚からは嫌われていた。しかし派遣社員の本田麻衣はうまく場をあしらっており、網浜は本田ばかりがちやほやされるのが気にくわず対抗心を燃やしていた。そんな中、人事異動で本田が正社員として登用されるという噂を耳にした網浜は、本田と揉めている谷川誠をけしかけ、正社員登用を妨害しようとする。しかしその試みは失敗して本田は正社員になり、谷川は総務部へ、網浜は通称「追い出し部屋」と呼ばれる社史編纂室へ、それぞれ異動となる。
社史編纂室での網浜は、上司である嘱託社員の千堂光男から厳しく言われることを不快に思っていた。そんな中、新しいWEB雑誌の社内公募コンペが開かれることを知り、一発逆転を目論む。しかしアイデアが思いつかなかった網浜は、同僚の木内静江の企画書を剽窃して応募。当初責任者の真島は、先に提出した網浜の企画書を木内が盗用したと考えていたが、実際に大賞を受賞することとなったのは木内だった。網浜は真島と会長であった千堂に抗議を行うが、盗用の証拠も見つかっており、徒労に終わる。網浜は、クビを言い渡される前に自主的に退職する。
職を失った網浜は本田から退職する際にもらった名刺の派遣会社に行き、そこで偶然出会ったアパレル企業「GOGO CITY」の社長・滝川守にアピールし、同社のコールセンター職員となる。
登場人物
編集主人公
編集- 網浜 奈美(あみはま なみ)
- OL。28歳。早慶大学卒業。肥満体型で、容姿は決して美人とは言い難い。大の酒好き。光洋出版社第一編集部から社史編纂室に異動になり、退職。その後派遣会社に登録し、GOGO CITYのコールセンター勤務。
- 自称サバサバ女。「私ってサバサバしてるから」が口癖だが、実態はそれを免罪符に偏った主張を繰り返したり[7]、ネチネチと嫉妬深かったりする[6]厚顔無恥で非常識で謎の根拠のない自信に満ちあふれた自意識過剰で自己中心的な性格。女子力の高い行動をとる人物を馬鹿にするモラハラ気質である。その性格の為、周囲の人間からかなり嫌われ、疎まれている。ワンピースやスカートを男に媚びている服と思い込み嫌っている。編集部勤めだが、実際は事務職で大して仕事も出来ない癖に編集者と自称し、かなり自惚れている。派遣社員をバカにしているが、皮肉にも再就職先では派遣社員として働くことになる。しかし、気の弱い自己主張をあまりしない一部の人間からはその姿を憧れられたりと、不思議なカリスマ性がある。
光洋出版社
編集- 本田 麻衣(ほんだ まい)
- 第一編集部。26歳。当初は派遣社員だったが、真面目で仕事熱心で有能な為、正社員に登用される。モデルを務める程の美人で心優しく、谷川や網浜にも毅然とした態度で言い返すなど芯が強い。モデル活動も行っている。真性サバサバ女と作中でよく言われているが真面目な善人である。社内コンペでは、大賞に次ぐ賞である金賞を獲得した。のちに山城と交際し、結婚する。
- 山城 達也(やましろ たつや)
- 営業部のエースでイケメンで仕事が出来る。28歳。網浜に気に入られ、一時期言い寄られていて迷惑がっていた。本田のことは「男よりも男らしい」と評価している。後に彼女と交際し、結婚する。
- 谷川 誠(たにがわ まこと)
- 第一編集部所属。パワハラ上司で男尊女卑で派遣社員を見下している為、網浜程ではないが周囲から嫌われている。網浜に唆され本田に言い寄るが、パワハラなどにより総務部へ異動となる。
- 千堂 光男(せんどう みつお)
- 会長。社史編纂室の嘱託社員のふりをしていた。温厚篤実で会長にふさわしい人物。
- 木内 静江(きうち しずえ)
- 社史編纂室所属五年目の女性社員。ふくよかな体型。地味で大人しいが周りを馬鹿にした言動を繰り返す網浜に対しても気遣うなど優しい性格。仕事ぶりは丁寧で、社史編纂室内では評価が高い。網浜の策略により、社内コンペでは盗作を疑われるが、疑惑が晴れると最高の賞である大賞を獲得した。31歳。本田と仲が良くなる。
- 米沢(よねざわ)
- 社史編纂室所属の男性社員。陰気で気が弱く、網浜の自信満々な態度に憧れている。下戸。
GOGO CITY
編集- 滝川 守(たきがわ まもる)
- 社長。一代で自社を巨大な企業に育てた敏腕経営者。
- 早乙女 京子(さおとめ きょうこ)
- 社長秘書。美人でビジネス本も出版しており、美人秘書として知られている。彼女も網浜同様自称サバサバしてると言っている傲慢な性格で当初から網浜と対立している。派手だが網浜とは違い仕事も出来、優秀な部下を褒めるなど、指導力もある。
書誌情報
編集- とらふぐ(原作)・江口心(漫画) 『ワタシってサバサバしてるから』 小学館、既刊2巻(2022年12月28日現在)
- 2022年5月20日発売[8]、ISBN 978-4-09-861361-8
- 2022年12月28日発売[9]、ISBN 978-4-09-861550-6
評価・反響
編集網浜は特定の人物をモデルにしたキャラクターではないが、自分の知人と似ているとレビューする読者も多い[6]。また、現実で似たような女性に出会った際に、本田の言動を参考にして切り返そうと思う、とレビューした者もいた[6]。
「めちゃコミック」では、2021年の売り上げ年間ランキングで総合2位を獲得した[10][11]。
インターネット上ではバナー広告が多数出され[12]、そこで興味を持つ人が多いほか[6]、身近にいる「自称サバサバ女」の体験談を語ることがブームとなった[13]。
テレビドラマ
編集ワタシってサバサバしてるから | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 |
とらふぐ(原作) 江口心(作画) |
脚本 | 福田晶平 |
演出 | 伊藤征章(FCC) |
出演者 |
丸山礼 トリンドル玲奈 犬飼貴丈 栗原類 鞘師里保 本多力 若月佑美 小林涼子 佐々木史帆 和田正人 小柳友 マギー 山田真歩 栗山千明 笹野高史 アンミカ |
音楽 | 信澤宣明 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作統括 |
中山ケイ子(FCC) 訓覇圭(NHK) |
プロデューサー | 大瀬花恵(FCC) |
制作 |
NHK FCC |
放送 | |
放送チャンネル | NHK総合テレビジョン |
映像形式 | 文字多重放送 |
音声形式 | 解説放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2023年1月9日 - 2月9日 |
放送時間 | 月曜 - 木曜 22:45 - 23:00 |
放送枠 | 夜ドラ |
放送分 | 15分 |
回数 | 全5週・20話 |
公式サイト | |
シーズン2 | |
プロデューサー | 訓覇圭(NHKエンタープライズ) 大瀬花恵(FCC) 長部聡介(FCC) |
放送チャンネル | NHK総合 NHK BSプレミアム4K |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 【NHK総合】 2025年春 【BSプレミアム4K】 2025年2月 - 3月(予定) |
放送時間 | 月曜 - 木曜 22:45 - 23:00 |
放送枠 | 夜ドラ |
放送分 | 15分 |
特記事項: 第2回は15分繰り下げ(23:00 - 23:15)。 |
2023年1月9日から2月9日まで、NHK総合テレビジョンの「夜ドラ」枠にて放送された[4]。主演は丸山礼[4]。
本稿では便宜上、第1作をS1、Season2をS2の略称で表記する。
あらすじ(テレビドラマ)
編集前半は、漫画原作のあらすじと設定を踏襲。ただし光洋出版社は「光陵出版社」に、奈美の異動先部署は社史編纂室から「人材開発室」に変更された。なにより奈美は、原作では編集部内で蛇蝎のごとく忌み嫌われる存在だが、ドラマではマイペースな破天荒キャラとして、周囲から生温かく見守られる程度の設定にソフト化されている。
第1話
編集傍若無人の綱浜奈美は「私ってサバサバしてるから」が口癖。一方、仕事もでき美人の新人編集・本田麻衣を勝手にライバル視する。営業部のモテ男、山城達也らとの社内合コンに割り込んだ奈美は、本田に対抗心を燃やしマウントを取ろうとする。だが本田も負けてはいない。
第2話
編集網浜奈美は、合コン帰りのタクシーで山城達也にアプローチするも逃げられてしまう。一方、本田麻衣は、新人ながらセレクトショップの特集記事を担当することに。編集長から本田のサポートを指示された奈美だが、一向に助ける様子はない。営業部の鈴木雄太からの飲みに誘われ、麻衣を残しさっさと退勤する。
第3話
編集本田麻衣は担当特集が好評だったため、セレクトショップのオーナー・馬場から会食に誘われる。網浜奈美も「自分のサポートがあってこそ」などと主張し、強引に会食に割り込む。奈美は馬場に対し失礼な言動を繰り返し、麻衣と編集長がフォローするも馬場は激高。編集長は、奈美の処遇を人事部に相談する。
第4話
編集本田麻衣と山城達也の恋仲が気に入らない網浜奈美は、麻衣を貶めようと画策。谷川誠からパワハラまがいの嫌がらせを受ける麻衣を目撃し、思わず入れた茶々が逆に麻衣を助ける結果に。地団駄を踏む奈美は、谷川を利用して本田を編集部から異動させようとする。そして人事異動の発表日がやって来るが……。
第5話
編集編集部を去ることになった網浜奈美は、「仲良しメンバーで送別会を開け」と安藤晴香らに迫る。相変わらずズケズケと喋る奈美だが、本田麻衣や山城達也は、人材開発室へ異動する奈美を心配していた。リストラ部屋と噂される人材開発室では、千堂光男、木内静江、米沢周一といった表情の暗い面々が待ち構えていた。
第6話
編集人材開発室に異動しても、仕事はせず朝からトウモロコシを食べるなど、やりたい放題の網浜奈美。だが、指導係の千堂光男は「網浜さんを見習おう」と木内静江や米沢周一と共にとうもろこしを食べ始める。調子が狂った奈美は、古巣の編集部へ社内報の取材に赴く行くが、勝手にゲラ刷りを撮影し、本田麻衣に追い出されてしまう。奈美は屈辱を晴らすため、編集部への返り咲きを誓う。
第7話
編集陰気な人材開発室を抜け出し華やかな編集部に戻りたいと願う網浜奈美。一発逆転を狙い、新企画社内公募コンペへの応募を決める。「私の実力を見せつけてやる」と、持ち前の自己肯定力で大口を叩く奈美だが、いざ企画書を書こうとすると何も浮かばない。ライバルの本田麻衣もコンペに応募すると知り、宣戦布告するも焦る奈美。さらに、木内静江も応募することを知り……。
第8話
編集コンペで一番最初に企画を提出したのは網浜奈美だった。安藤晴香らは驚くが感心する。一方、奈美と瓜二つの企画書を応募最終日に提出した木内静江は、盗用を疑われる。落ち込む木内を「あなたにも良いところがある」と元気づける奈美。窮地に立っても言いたいことが言えない木内。だが、米沢周一は、奈美による盗用の一部始終を見ていた。そしてコンペ結果発表の日を迎える
第9話
編集コンペの結果発表日に会長室へ呼び出された網浜奈美を待ち構えていたのは、千堂光男だった。人材開発室室長は仮の姿で、実際の千堂は会長だった。米沢周一が、木内静江の企画盗用の真相を千堂に報告し、奈美は窮地に追い込まれ、自宅謹慎処分を受ける。だが、まったく悪びれる様子のない奈美は、飲んだくれて「あんな古い体質の会社は辞めてやる」と愚痴るばかり。
第10話
編集自分を評価しない光陵出版社に未練はないと、勢いで退職した網浜奈美。「自分くらいの実力があれば、すぐ他社にスカウトされる」と高をくくっていたが、スカウトメールは来ない。だが「人気のある会社に入り、前社の人たちを見返す」希望だけは膨らむ。本田麻衣に紹介された派遣会社に赴いた奈美は、大手アパレル通販GOGOCITYの滝川守社長に出会う。
第11話
編集派遣社員として、GOGOCITYに潜り込んだ網浜奈美は、コールセンターで働くことになる。説明会に参加するや否や、派遣社員担当の広瀬進に「給料は上がるのか?」などの質問を浴びせ、広瀬を困惑させる。同じ派遣登録の桜井華は、自分とは正反対な性格の奈美をリスペクト。そして、迎えたGOGOCITYの出勤初日、奈美は、社長秘書の早乙女京子と遭遇する。
第12話
編集GOGOCITYのコールセンターで派遣社員として働くことになった網浜奈美。初出勤の日に遭遇した社長秘書の早乙女京子は、「ワタクシってサバサバしてますから」と言いながらも、社長の滝川守の前では猫なで声を出すようなタイプ。似た者同士の奈美と京子は、すぐさま対立の火花を散らすことに。京子はそんな奈美を追い出そうと策略を巡らす。
第13話
編集GOGOCITYのコールセンターへの出勤初日、網浜奈美は、苦情対応の電話で遠慮なく顧客の誤りを指摘し相手を激高させてしまう。早乙女京子は鬼の首をとったような態度で、奈美を叱責し、GOGOCITYから追い出そうとする。奈美は前職の同僚、本田麻衣と木内静江に再会。編集者の仕事を始め、すっかり華やかな雰囲気に変わった木内に嫉妬する。
第14話
編集コールセンター出勤初日に顧客を怒らせてしまった網浜奈美は、早乙女京子から派遣契約の解除を言い渡される。激高する奈美に、派遣会社の広瀬進は「貴女のような人を受け入れてくれる会社は日本のどこにもない」と現実を突きつける。奈美を追い出すことに成功し、高笑いの京子。だが桜井華は、解雇は不当で、早乙女の策略だったと奈美に告げる。
第15話
編集出勤初日に、顧客を怒らせたという理由で解雇された網浜奈美だったが、実際は当該顧客から感謝されていたことが発覚する。早乙女京子が、そうと知りつつ奈美を追い出したことを知り、奈美は京子への復讐を誓う。京子は動画配信やフォトエッセイ出版で目立つインフルエンサー。京子の弱みを見つけ出そうと変装して彼女を尾行した奈美は、思わぬ形で、社長の滝川守に遭遇する。
第16話
編集米大手通販会社・DCフォレストによるGOGOCITY買収計画を知り、社長の滝川守は対応に追われる。そうとも知らず、派遣社員を解雇された網浜奈美は、滝川に取り入ろうとアピールするもあえなく撃沈。買収交渉のために来日したDCフォレストの米国人CEO・ジェームズは、偶然奈美と再会。二人は以前、米国で同じ飲食店のアルバイト従業員同士だった。
第17話
編集網浜奈美がジェームズの友人ということを知った滝川守は、早乙女京子や役員たちの反対を押し切り、奈美にGOGOCITYの正社員として買収交渉チームに加わることを命じる。奈美とジェームズは「 サヴァ」で泥酔し、連れ立ってホテルに戻ったところを週刊誌に撮られる。本田麻衣と木内静江はWEB雑誌の企画で、仕方なく奈美を取材に訪れる。
第18話
編集網浜奈美とジェームズがホテルに入るところを週刊誌に記事化され、GOGOCITYの買収交渉に暗雲が立ち込める。社長の滝川守は早乙女京子に奈美の監視役を命じる。だが、変装して会社を脱出しようとした奈美と京子は取材記者たちに取り囲まれ、奈美はまたもや言いたい放題。だが、そんな奈美の奔放な発言はネットユーザーたちの支持を集める。
第19話
編集歯に衣着せぬ物言いがメディアに取り上げられ、網浜奈美は一躍、時の人に。早乙女京子は奈美とふたりで動画配信を行い、自分たちが注目されるチャンスを狙う。だが配信当日、奈美は酒をストレートであおり、調子に乗って前職での企画盗用を暴露してしまう。事態は一転、大炎上して非難が殺到。社長の滝川守はふたりに謹慎を命じ、奈美はジェームズにも見放される。
第20話
編集動画配信騒動の責任を滝川守に追求され、GOGOCITYを辞めて再び無職となった網浜奈美。早乙女京子もGOGOCITYを去り、滝川とジェームズもそれぞれDCフォレストの買収交渉決裂により引責辞任する。翌日、ジェームズは奈美をアメリカでの新事業に誘う。1年後、姿を消した奈美のことを、本田麻衣、山城達也、安藤晴香、米沢周一らかつての仲間が噂するが……。
キャスト
編集主要人物
編集- 網浜奈美
- 演 - 丸山礼
- 光陵出版社第一編集部編集者。
- 本田麻衣
- 演 - トリンドル玲奈[15]
- 光陵出版社第一編集部の新人編集者。
- 早乙女京子
- 演 - 栗山千明[15]
- 奈美の派遣先アパレル通販大手・GOGOCITYの社長秘書。コールセンターのスーパーバイザーも兼任。
- 山城達也
- 演 - 犬飼貴丈[15]
- 光陵出版社営業部のエース。
- ジェームズ
- 演 - 栗原類[15]
- アメリカの通販大手DCフォレストのCEO。
- スナックのママ
- 演 - 山田真歩[15]
- 奈美の行き付けスナック「 Ça va?(サヴァ) 」店主。
- お魚さん
- 演 - アンミカ[15]
- ストーリーテラー。
光陵出版社
編集- 安藤晴香
- 演 - 若月佑美[16]
- 第一編集部編集者。奈美と麻衣の同僚。
- 藤川亜紀
- 演 - 佐々木史帆[17]
- 第一編集部編集者。奈美と麻衣の同僚。
- 加賀亮
- 演 - 若林司[18]
- 営業部員。
- 谷川誠
- 演 - 市川知宏[19][20]
- 第一編集部編集者。奈美の先輩。
- 西園寺聡
- 演 - マギー[21]
- 第一編集部ファッション誌編集長。奈美の上司。
- 千堂光男
- 演 - 笹野高史[22]
- 人材開発室の室長。嘱託社員。
- 木内静江
- 演 - 鞘師里保[22]
- 奈美の人材開発室の同僚。のち第一編集部に異動。
- 米沢周一
- 演 - 本多力[22]
- 奈美の人材開発室の同僚。
- 真島
- 演 - 川島潤哉
- 広報部部長。WEB新雑誌企画の社内公募コンペを統括。
GOGOCITY
編集- 滝川守
- 演 - 和田正人[22]
- アパレル通販大手・GOGOCITYの社長。メディアの寵児。
- 桜井華
- 演 - 小林涼子
- マンパワークラブ登録の派遣社員。GOGOCITYのコールセンターへ奈美とともに配属。
- 安西絵梨花
- 演 - 浦彩恵子
- GOGOCITY社員。コールセンター担当。京子の取り巻き。
- 藤山瀬里
- 演 - 三村朱里
- GOGOCITY社員。コールセンター担当。京子の取り巻き。
その他
編集- 広瀬進
- 演 - 小柳友
- 人材派遣会社マンパワークラブの社員。GOGOCITYの担当。派遣社員時代の麻衣も受け持った。
- テレビアナウンサー
- 演 - 宍戸真詩美
- 奈美が自宅で見ていた夜のニュース番組で滝川をインタビュー取材。
- タクシー運転手
- 演 - 坂田聡
- 奈美が京子を尾行するため拾ったタクシーを運転。
- 警察官
- 演 - 小野了
- タクシーで京子を尾行していた奈美、公園で絶叫する奈美を怪しみ職務質問。
- 橋本
- 演 - 六角慎司
- 奈美とジェームズをスキャンダラスに報じた「週刊ジャッジ」記者。サバサバホテル赤坂の玄関で奈美を直撃。
ゲスト
編集第2回
編集第3回
編集第15回
編集- 吉田沙保里
- 演 - 本人
- 滝川の恋人。高級レストランでのデートに興じる。
スタッフ
編集- 原作 - とらふぐ(原作)、江口心(作画)『ワタシってサバサバしてるから』[24]
- 脚本 - 福田晶平[24]
- 音楽 - 信澤宣明[24]
- 演出
- 制作統括
- プロデューサー
- 制作・著作 - NHK、FCC
放送日程
編集週 | 放送日 | 回 | サブタイトル |
---|---|---|---|
第1週 | 1月 | 9日1 | ワタサバに強敵、シン(真)サバ現る[25] |
1月10日 | 2 | ||
1月11日 | 3 | ||
1月12日 | 4 | ||
第2週 | 1月16日 | 5 | ワタサバ、深海魚の主と対決 |
1月17日 | 6 | ||
1月18日 | 7 | ||
1月19日 | 8 | ||
第3週 | 1月23日 | 9 | ワタサバの大敵、もう一人のワタサバ登場 |
1月24日 | 10 | ||
1月25日 | 11 | ||
1月26日 | 12 | ||
第4週 | 1月30日 | 13 | ワタサバ、もう一人のワタサバと対決 |
1月31日 | 14 | ||
2月 | 1日15 | ||
2月 | 2日16 | ||
第5週 | 2月 | 6日17 | これがワタサバ女の生き様だ |
2月 | 7日18 | ||
2月 | 8日19 | ||
2月 | 9日20 |
NHK総合 夜ドラ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
作りたい女と食べたい女
(2022年11月29日 - 12月14日) |
ワタシってサバサバしてるから
(2023年1月9日 - 2月9日) |
超人間要塞 ヒロシ戦記
(2023年2月13日 - 3月16日) |
-
|
ワタシってサバサバしてるから
シーズン2 (2025年春) |
-
|
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 『マンガイラスト学科の卒業生による電子コミック『ワタシってサバサバしてるから』が「めちゃコミック」で11月9日より先行配信スタート!』(プレスリリース)学校法人吉田学園、2020年11月9日 。2022年6月7日閲覧。
- ^ “ワタシってサバサバしてるから”. 漫画なら、めちゃコミック. アムタス. 2022年6月7日閲覧。
- ^ “自サバVS真サバ「ワタシってサバサバしてるから」紙版、描き下ろしマンガや新作も”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月20日). 2022年6月7日閲覧。
- ^ a b c “丸山礼、来年1月にNHKで連ドラ初主演 “自称サバサバ女”役で高校卒業以来のショートカット披露”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年9月13日). 2022年9月13日閲覧。
- ^ a b “「ワタシってサバサバしてるから」シーズン2放送決定、丸山礼「“網浜節”健在です!」”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年10月22日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e f とらふぐ(インタビュアー:しげる)「ネット広告に出没する「サバサバ女」は何者なのか? 原作者に直撃インタビュー」『リアルサウンドブック』、blueprint、2021年8月5日 。2022年6月16日閲覧。
- ^ “自称サバサバ女のヤバすぎる行動 『ワタシってサバサバしてるから』”. BOOKウォッチ. J-CAST (2021年6月18日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ “ワタシってサバサバしてるから”. 書籍. 小学館. 2022年6月16日閲覧。
- ^ “ワタシってサバサバしてるから 2”. 書籍. 小学館. 2022年12月28日閲覧。
- ^ 『AMGの産学共同作品『ワタシってサバサバしてるから』が「めちゃコミック」2021年、最も売れた総合コミックランキング第2位を獲得!』(プレスリリース)学校法人吉田学園、2022年3月10日 。2022年6月16日閲覧。
- ^ 『「めちゃコミック(めちゃコミ)」が「2021年年間ランキング」を発表』(プレスリリース)株式会社アムタス、2022年1月28日 。2022年6月16日閲覧。
- ^ “漫画『ワタシってサバサバしてるから』で注目、迷惑な“自サバ女”を分析”. 週刊女性PRIME. 主婦と生活社 (2021年10月29日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ “ママ友の間でトラブルをもたらす「自称サバサバ女」“近づかない”が最善策か”. NEWSポストセブン. 小学館 (2022年2月17日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ “「ワタシってサバサバしてるから シーズン2」制作開始・主演発表のお知らせ”. ドラマトピックス (NHK). (2024年10月22日) 2024年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e f “トリンドル玲奈・栗山千明・アンミカら、丸山礼主演「ワタシってサバサバしてるから」出演者発表”. モデルプレス. ネットネイティブ (2022年11月25日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ “若月佑美、丸山礼の同僚役で「ワタシってサバサバしてるから」出演決定「何だこの人!と思うかも」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2022年11月25日). 2022年11月26日閲覧。
- ^ a b “イライラするのに好きになる!?丸山 礼が“自称サバサバ女”を演じる痛快共感型コメディーが夜ドラに登場!”. NHK_PR. 日本放送協会 (2023年1月4日). 2023年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月16日閲覧。
- ^ 若林 司 Tsukasa Wakabayashi [@tsukasa0912_] (2022年11月25日). "「 ご報告 」 NHK総合 夜ドラ「 ワタシってサバサバしてるから 」に加賀亮 役で出演します! 監督、スタッフ、演者の皆さんと力を合わせとても笑える作品になっていますので是非ご覧ください🙇♂️ 2023年1月9日(月) 22:45〜 放送開始。 毎週月曜から木曜15分間の放送になります。 #ワタサバ #nhk". X(旧Twitter)より2022年11月26日閲覧。
- ^ 市川知宏 [@ichitomo96] (2022年11月25日). "お知らせです。 NHK夜ドラ『#ワタシってサバサバしてるから』に出演します! 丸山礼さん演じる網浜が勤める編集部の上司です。 今回演じる役柄はとても個性的なキャラクターとなっております…笑 初回放送は1月9日(月)です。 是非ご覧下さい!". X(旧Twitter)より2022年11月26日閲覧。
- ^ “ワタシってサバサバしてるから:第4回 “網浜”丸山礼、“本田”トリンドル玲奈を異動させる作戦に”. MANTANWEB. MANTAN (2023年1月12日). 2023年1月16日閲覧。
- ^ a b “ワタシってサバサバしてるから:第2回 “網浜”丸山礼、合コン終わりにアプローチするも…?”. MANTANWEB. MANTAN (2023年1月10日). 2023年1月16日閲覧。
- ^ a b c d “人物相関図”. ワタシってサバサバしてるから. 日本放送協会 (2022年12月19日). 2023年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月16日閲覧。
- ^ “ワタシってサバサバしてるから:第3回 “網浜”丸山礼、強引に会食に参加した結果”. MANTANWEB. MANTAN (2023年1月11日). 2023年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “「ワタシってサバサバしてるから」NHKでドラマ化!主演は丸山礼、演出は伊藤征章”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年9月13日). 2022年9月13日閲覧。
- ^ NHKドラマ [@nhk_dramas] (2023年1月13日). "#夜ドラ【ワタシってサバサバしてるから】 第1週いかがだったでしょうか!…". X(旧Twitter)より2023年1月16日閲覧。
- ^ “幾田りらNHKドラマ「大奥」の主題歌担当、「力強い女将軍の姿を楽曲に」”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年12月5日). 2023年1月16日閲覧。