レースクイーン・オブ・ザ・イヤー
レースクイーン・オブ・ザ・イヤー(Race Queen Of The Year)は、文字通り1年間で最も活躍したレースクイーンを表彰する制度である。略称は「RQY」。2000年度より開始。
レースクイーン・オブ・ザ・イヤー RACE QUEEN OF THE YEAR | |
---|---|
受賞対象 | レースクイーン |
国 | 日本 |
司会 | レースクイーン・オブ・ザ・イヤー実行委員会 |
報酬 | 記念トロフィー |
初回 | 2001年 |
初代受賞者 | 吉岡美穂 |
最新受賞者 | 佐々木萌香('23-24) |
ハイライト | |
最年長受賞者 | 佐野真彩('13-'14) 西村いちか('17-'18) |
最年少受賞者 | 里中あや(2003年度) |
概要
編集当該年度のSUPER GT(当初は全日本GT選手権)、フォーミュラ・ニッポン→スーパーフォーミュラ、スーパー耐久で活躍するレースクイーンの中から、レースクイーン情報に精通した専門家達の選考によって受賞者が決定される。
開始当初はユーザーの一般投票によって行われていたが、2005年度はオーディション形式で行われ、20名のセミファイナル出場者の中から5人がファイナリストとなり、2006年1月15日の東京オートサロンにおいてグランプリが発表された。
2007年以降は現在の方式に変更され毎年3月に発表されていたが[1]、2011年は発表予定時期に発生した東日本大震災の影響でレース日程に変更が生じた都合上、発表会の開催が4か月ほど遅れた[2]。
その後2012年と2013年は9月上旬[3][4]、2014年は10月下旬[5]、2015年と2016年は11月[6][7]と遅延傾向になり、2017年度以降は年を跨いだ2月[8][9][10][11]に発表されていた。但し2021年('20-'21)[12]と2023年('22-'23)[13]・2024年('23-'24)[14]は再び3月の発表に戻されている。
発表会は2007年から2016年度まで都内の商業施設内で公開発表[7]されていたが、2017年度以降は非公開でのメディア発表となっている[8][9][10][12][11]。
歴代受賞者
編集回 | 年度 | 受賞者 | 出身地 | 所属 | 備考・出典 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2000年度 | 吉岡美穂 | 大阪府 | マリオレーシングチーム | |
2 | 2001年度 | 森下千里 | 愛知県 | FK/Massimo | |
3 | 2002年度 | 河上智子 | 東京都 | バンプレクイーン | |
4 | 2003年度 | 里中あや | 東京都 | マッハ号GT「マッハクイーンズ」 | 歴代最年少の18歳[注 1]での受賞 |
5 | 2004年度 | 斉藤優 | 埼玉県 | Super Girls 2004「桜三世」 | ダブル受賞(歴代唯一) |
西川歩 | 大阪府 | シグマレースクイーン | |||
6 | 2005年度 | 原田まり | 京都府 | mobilecast TEAM IMPUL | 史上初のFNからの受賞(歴代唯一) |
7 | 06-07 | 山崎みどり | 高知県 | ZENT sweeties | 表記変更[15] |
8 | 07-08 | 相川友希 | 千葉県 | ECLIPSE ADVAN スープラ 「ECLIPSE Lady」 |
[16] |
9 | 08-09 | 大矢真夕 | 愛知県 | ZENT sweeties | [1] |
10 | 09-10 | 菜々緒 | 埼玉県 | TEAM YOSHIKI 「ROCKSTAR Girl」 |
[17] |
11 | 10-11 | 丸山えり | 神奈川県 | EPSON Nakajima Racing | [2] |
12 | 11-12 | 立花サキ | 宮城県 | GSR&Studie with TeamUKYO 「レーシングミクサポーターズ」 |
史上初の東北地方出身者からの受賞[3] |
13 | 12-13 | 青山めぐ | 埼玉県 | SUBARU BRZ GT GALS “BREEZE” | [4] |
14 | 13-14 | 佐野真彩 | 香川県 | WedsSport Racing Gals | 歴代最年長の29歳[注 2]での受賞[5] |
15 | 14-15 | 早瀬あや | 山形県 | ZENT sweeties | 史上初の平成生まれ&1990年代生まれからの受賞[6] |
16 | 15-16 | 三城千咲 | 鹿児島県 | SUPER GT LEXUS TEAM SARD “KOBELCO GIRLS” |
史上初の九州地方出身者からの受賞[7] |
17 | 17-18 | 西村いちか | 青森県 | SUPER GT LEXUS TEAM SARD “KOBELCO GIRLS” |
佐野真彩とタイ記録となる29歳[注 3]での受賞[8] 歴代最後の昭和生まれ&1980年代生まれ |
18 | 18-19 | 林ゆめ | 北海道 | SUPER GT「pacific fairies」 | 史上初の北海道出身者からの受賞[9] |
19 | 19-20 | 近藤みやび | 埼玉県 | SUPER GT LEXUS TEAM au TOM's “auサーキットクイーン” |
通算20人目の受賞者[10] |
20 | 20-21 | あのん | 大阪府 | ITOCHU ENEX IMPUL LADY | 中国人と日本人のハーフ[12] |
21 | 21-22 | 近藤みやび | 埼玉県 | SUPER GT TGR TEAM au TOM'S “auサーキットクイーン” |
史上初となる2度目の受賞(歴代唯一)[11] |
22 | 22-23 | 藤井マリー | 神奈川県 | ZENT sweeties/raffinee Lady | 2022年度日本レースクイーン大賞の大賞、 Adam賞、コスチューム部門の三タイトル同時受賞者。[13] |
23 | 23-24 | 佐々木萌香 | 埼玉県 | Pacific Fairies | [14] |
主な記録
編集ジャンル | 最多記録者 | 記録 | 受賞者 |
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芸能事務所 | ワンエイトプロモーション | 7人[注 4] | 吉岡美穂、河上智子、里中あや、相川友希、近藤みやび、藤井マリー、佐々木萌香 |
チーム | ZENT sweeties | 4人 | 山崎みどり、大矢真夕、早瀬あや、藤井マリー |
出身地 | 埼玉県 | 5人 | 斉藤優、菜々緒、青山めぐ、近藤みやび、佐々木萌香 |
備考
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 1985年(昭和60年)3月10日生。
- ^ 1985年(昭和60年)2月13日生。
- ^ 1988年(昭和63年)4月10日生。
- ^ 前身会社の「メディアプロジェクト21」時代と合算。過去に所属していた者も含む。
出典
編集- ^ a b “レースクイーンNo.1は「くびれが自慢」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2009年3月20日) 2019年2月23日閲覧。
- ^ a b “レースクイーン・オブ・ザ・イヤーにOL出身の丸山えり”. ORICON NEWS (オリコン). (2011年7月27日) 2019年2月23日閲覧。
- ^ a b “レースクイーン女王は初音ミク!? 立花サキが“レースクイーン・オブ・ザ・イヤー'11-'12”を受賞”. ファミ通. KADOKAWA Game Linkage (2012年9月11日). 2024年3月14日閲覧。
- ^ a b “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー'12-'13 …女豹ポーズを決める青山めぐ”. Response.. 株式会社イード (2013年9月12日). 2024年3月14日閲覧。
- ^ a b “佐野真彩、ゴールドビキニで“熟ボディ”アピール!夢は「キャスター系」”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2014年10月27日) 2019年2月23日閲覧。
- ^ a b “菜々緒ら輩出・レースクイーン女王に山形県出身の早瀬あや”. ORICON NEWS (オリコン). (2015年11月9日) 2015年11月9日閲覧。
- ^ a b c “王者サードのRQ、三城千咲さんがレースクイーン・オブ・ザ・イヤー15-16を受賞”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2016年11月15日). 2019年2月23日閲覧。
- ^ a b c “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー17-18が決定!新女王は“RQレジェンド””. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2018年2月2日). 2018年2月5日閲覧。
- ^ a b c “「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー18-19」は林ゆめさんに”. インプレス. (2019年2月18日) 2019年2月23日閲覧。
- ^ a b c “令和初となるレースクイーン・オブ・ザ・イヤー19-20は次世代規格の近藤みやびさんが受賞”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄. (2020年2月27日) 2020年3月8日閲覧。
- ^ a b c “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー21-22に近藤みやびが決定。2度目の受賞は史上初”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
- ^ a b c “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー20-21をITOCHU ENEX IMPUL LADYのあのんさんが受賞”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2021年3月16日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ a b “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー22-23を“最強くびれ”の藤井マリーさんが受賞”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2023年3月23日). 2022年2月28日閲覧。
- ^ a b “吉岡美穂や菜々緒も輩出したレースクイーンの最高峰「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 23-24」は佐々木萌香に決定”. De☆View. オリコン (2024年3月5日). 2024年3月14日閲覧。
- ^ “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 06-07 山崎みどりさんが受賞”. Response.. 株式会社イード (2007年3月7日). 2014年10月27日閲覧。
- ^ “RQオブザイヤー受賞記『当日発表会編』”. 相川友希のUKIUKI日希. アメーバブログ (2008年3月13日). 2014年10月27日閲覧。
- ^ “菜々緒、ビキニ姿で悩殺”. F1 EXPRESS (東京中日スポーツ). (2010年3月18日) 2014年10月27日閲覧。
映像外部リンク
編集- 「初音ミク」コスチュームの立花サキさんに栄冠(レースクイーン・オブ・ザ・イヤー) - YouTube (時事通信社・2012年9月10日)
- レースクイーン・オブ・ザ・イヤー12-13 青山めぐさんが女王に - YouTube (時事通信社・2013年9月12日)
- 菜々緒に続け!『レースクイーン・オブ・ザ・イヤー』に佐野真彩が決定 - YouTube (ORICON NEWS・2014年10月27日)
- ベビーフェイスFカップ・早瀬あや、レースクイーン・オブ・ザ・イヤー'14-'15に - YouTube(ORICON NEWS・2015年11月8日)
- レースクイーン女王に三城千咲「I love you」手話で喜び表現 - YouTube(Sankei News・2016年11月15日)