リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(Liège - Bastogne - Liège)とは、ベルギーで開催される自転車プロロードレースの一つ。ワンデイレース(クラシックレース)であり、その中でも格式の高いモニュメントと呼ばれるレースの1つである。春のクラシックシーズンの最後を飾るレースで、ベルギーのワロン地域を走り、ワロン地方の新緑に染まった美しい丘陵地帯を選手たちが走る。1892年から行われている最も歴史あるワンデイレースであり、Doyenne(ドワイエンヌ=最古参)と呼ばれている。
概要 | |
---|---|
開催時期 | 4月下旬 |
開催地域 | ベルギー アルデンヌ地域 |
地域名 | Liège-Bastogne-Liège(仏) |
愛称 |
ラ・ドワイアンヌ(La Doyenne) 最古参 |
分野 | ロードレース |
カテゴリー | UCIワールドツアー |
形態 | ワンデイレース |
主催者 | ASO |
歴史 | |
初回開催年 | 1892年 |
開催回数 | 110回(2024年) |
初代優勝者 | レオン・ウア |
最多優勝者 | エディ・メルクス(5回) |
直近優勝者 | タデイ・ポガチャル |
リエージュをスタートし、バストーニュまで行き、またリエージュに戻るコース。幾つもの丘を越え延々とアップダウンが繰り返される上、最後のゴール地点も登りになっている。そのため歴代優勝者にはパンチャー、オールラウンダー、クライマーらが名を連ねる。
2019年にコース変更があり、ゴール目前の登りがなくなり平坦となった[1]。
このレース終了後はツール・ド・ロマンディを経て、ロードレースはグランツールのシーズンを迎える。