ヤマニンシャレード

日本の競走馬

ヤマニンシャレードYamanin Charade1983年4月12日 - 2006年1月5日)は、日本競走馬繁殖牝馬である。競走馬としては2勝を挙げたにとどまったが、繁殖牝馬として重賞勝ち馬を3頭輩出した。

ヤマニンシャレード
欧字表記 Yamanin Charade
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1983年4月12日
死没 2006年1月5日(23歳没)
ヤマニンスキー
ヤマニンナデシコ
母の父 グレートホワイトウェー
生国 日本の旗 日本北海道新冠町
生産者 錦岡牧場
馬主 土井薫
調教師 浅見国一栗東
競走成績
生涯成績 4戦2勝[1][2]
獲得賞金 1130万6400円[1]
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経歴

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競走馬としては中央競馬で2勝[1][2]を挙げた。1986年の優駿牝馬に出走したが13着に敗れている[3]

競走馬引退後に錦岡牧場繁殖牝馬となり、初めての産駒であるヤマニンミラクルと2番目の産駒であるヤマニンアビリティがともに中央競馬の重賞京成杯3歳ステークスに優勝し[1]、同一重賞優勝馬の母となった。さらに1994年には3番目の産駒であるヤマニンランバートも同レースへの出走を予定し、3兄弟制覇の実現に関心が集まったが、出走を回避したため実現しなかった。2002年には5番目の産駒であるヤマニンリスペクト函館記念を優勝し[2]、本馬の産駒として3頭目の重賞優勝馬となった。

産駒一覧

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血統表

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ヤマニンシャレード血統ニジンスキー系Menow 5×5=6.25%(父内)) (血統表の出典)

ヤマニンスキー
1975 栗毛
父の父
Nijinsky II
1967 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Flaming Page Bull Page
Flaring Top
父の母
*アンメンショナブル
Unmentionable
1970 鹿毛
Buckpasser Tom Fool
Busanda
Petticoat Palestinian
Sabana

ヤマニンナデシコ
1974 鹿毛
*グレートホワイトウェー
Great White Way
1964 鹿毛
Court Martial Fair Trial
Instantaneous
Broadway Hasty Road
Flitabout
母の母
メジロナデシコ
1964 栗毛
*チャイナロック Rockefella
May Wong
オーマツカゼ ダイオライト
第参アストラル F-No.12

母ヤマニンナデシコの生産者はメジロ商事株式会社である[1][2]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 「RACING DATA BASE 第29回京成杯3歳S (GII)」『優駿』、日本中央競馬会、1994年1月、162-163頁。 
  2. ^ a b c d e f g 「重賞データファイル 第38回函館記念 (GIII)」『優駿』、日本中央競馬会、2002年9月、133頁。 
  3. ^ 競走成績データ 第47回 優駿牝馬(GI)”. データファイル. 日本中央競馬会. 2012年3月30日閲覧。

外部リンク

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