ミニストリー (バンド)
ミニストリー (Ministry) は、アメリカ合衆国のインダストリアル・メタルバンド。シカゴで結成したスペシャル・アフェクトを元に誕生。当初の音楽性はエレクトロニック・ボディ・ミュージックだったが、スラッシュメタルを取り入れ、インダストリアル・メタルの重鎮としてその地位につく。1981年に結成し2008年に解散。2011年に再結成し2013年に「最後のスタジオアルバム」を作り、その後はライブを中心に活動していたが、2018年になり、新作アルバム『AmeriKKKant』を発表した。
ミニストリー Ministry | |
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基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 イリノイ州 シカゴ |
ジャンル |
インダストリアル・メタル[1][2] スラッシュメタル ニュー・ウェイヴ シンセポップ(初期) インダストリアル[1][2] オルタナティヴ・メタル[1] オルタナティヴ・ロック[1] ヘヴィメタル[1] ダンスロック[1] |
活動期間 |
1981年 - 2008年 2011年 - |
レーベル |
ワックス・トラックス! アリスタ・レコード サイア・レコード ワーナー・ブラザース・レコード サンクチュアリ・レコード サーティーズ・プラネット メガフォース |
メンバー |
アル・ジュールゲンセン ジョン・ベックデル ポール・ダムール シン・クウィリン シーザー・ソート デレク・エイブラムス |
旧メンバー |
ジョン・デイヴィス スティーヴン・ジョージ ロバート・ロバーツ マーティ・ソレンソン シェイ・ジョーンズ ブラッド・ヘイレン ポール・バーカー ビル・リーフリン クリス・コネリー マイク・スカーシャ ニヴェック・オーガ ハウィー・ビーノ マイケル・バルチ ルイス・スヴィテック デュエイン・ビュフォード ズラトコ・ハキック レイ・ウォッシャム マックス・ブロディ マーク・ベイカー ジョン・モンテ ポール・レイヴン トミー・ヴィクター ケイシー・オー モンテ・ピットマン アーロン・ロッシ ロイ・マイヨルガ トニー・カンポス |
来歴
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メンバー
編集- アル・ジュールゲンセン (Alain David Jourgensen) – ボーカル、キーボード、シンセサイザー、ギター、ベース、ドラム (1981年–2008年、2011年–2013年、2014年- )
- 1958年11月9日生。キューバ生まれ。バンドの中心人物。屈指のカントリーミュージック好き。コロラド大学のラジオDJからそのキャリアをスタートさせる。元デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラとラードを結成したり、リヴォルティング・コックスなどでも活動。
- ジョン・ベックデル (John Bechdel) – キーボード (2006年–2008年、2011年-2013年、2014年– )
- ポール・ダムール (Paul D'Amour) – ベース (2019年– )
- シン・クウィリン (Sin Quirin) – ギター、ベース (2007年–2008年、2011年-2013年、2014年– )
- シーザー・ソート (Cesar Soto) – ギター (2015年– )
- デレク・エイブラムス (Derek Abrams) – ドラム (2017年–2018年、2018年– )
旧メンバー
編集- ジョン・デイヴィス (John Davis) – キーボード (1981年–1982年)
- スティーヴン・ジョージ (Stephen George) – ドラム (1981年–1985年)
- ロバート・ロバーツ (Robert Roberts) – キーボード (1981年–1984年)
- マーティ・ソレンソン (Marty Sorenson) – ベース (1981年–1982年)
- シェイ・ジョーンズ (Shay Jones) – ボーカル (1982年–1983年)
- ブラッド・ヘイレン (Brad Hallen) – ベース (1983年–1985年)
- ポール・バーカー (Paul Barker) – ベース、キーボード、プログラミング、ボーカル (1986年–2003年)
- ビル・リーフリン (Bill Rieflin) – ドラム、キーボード、プログラミング、ギター (1986年–1995年)
- クリス・コネリー (Chris Connelly) – ボーカル、キーボード、作曲 (1987年–1993年)
- マイク・スカーシャ (Mike Scaccia) – ギター、ベース (1989年–1995年。2003年–2006年、2011年–2012年)
- ニヴェック・オーガ (Nivek Ogre) – ボーカル、ギター、キーボード (1988年–1990年)
- スキニー・パピーの中心メンバー。
- ハウィー・ビーノ (Howie Beno) – プログラミング、編集 (1990年–1993年)
- マイケル・バルチ (Michael Balch) – キーボード、プログラミング (1991年–1992年)
- ルイス・スヴィテック (Louis Svitek) – ギター (1992年–1999年、2003年)
- デュエイン・ビュフォード (Duane Buford) – キーボード (1995年–1999年)
- ズラトコ・ハキック (Zlatko Hukic) – エレクトロニクス、ギター (1995年–1999年)
- レイ・ウォッシャム (Rey Washam) – ドラム、パーカッション、プログラミング (1995年–1999年、2003年)
- マックス・ブロディ (Max Brody) – ドラム、パーカッション、プログラミング、サックス (1999年–2004年)
- マーク・ベイカー (Mark Baker) – ドラム (2004年–2005年)
- ジョン・モンテ (John Monte) – ベース (2004年)
- ポール・レイヴン (Paul Raven) – ベース、キーボード、ギター、ドラム (2005年–2007年)
- トミー・ヴィクター (Tommy Victor) – ギター、ベース (2005年–2008年、2011年–2012年)
- ケイシー・オー (Casey Orr) – ベース、キーボード (2012年–2013年)
- モンテ・ピットマン (Monte Pittman) - ギター (2014年-2015年)
- アーロン・ロッシ (Aaron Rossi) – ドラム (2007年–2008年、2011年-2013年、2014年–2016年)
- ロイ・マイヨルガ (Roy Mayorga) – ドラム (2016年、2017年)
- トニー・カンポス (Tony Campos) – ベース (2008年、2011年–2015年、2017年-2019年 )
- スタティック-Xにも在籍している。
タイムライン
編集ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集年 | アルバムデータ | チャート最高位 | セールス | 認定 | |||||||||
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US |
AUS |
AUT |
FRA |
GER |
NZ |
NOR |
SWE |
SWI |
UK | ||||
1983 | ウィズ・シンパシー With Sympathy |
96 | — | — | — | — | — | — | — | — | — |
US: 103,484 |
|
1986 | トゥイッチ Twitch
|
194 | — | — | — | — | — | — | — | — | — |
US: 138,755 |
|
1988 | ザ・ランド・オブ・レイプ・アンド・ハニー The Land of Rape and Honey
|
164 | — | — | — | — | — | — | — | — | — |
US: 525,000 [要出典] |
|
1989 | ザ・マインド・イズ・ア・テリブル・シング・トゥ・テイスト The Mind Is a Terrible Thing to Taste
|
163 | — | — | — | — | — | — | — | — | — |
US: 587,000 [要出典] |
|
1992 | ΚΕΦΑΛΗΞΘ -詩篇69- Psalm 69: The Way to Succeed and the Way to Suck Eggs
|
27 | — | — | — | 69 | 24 | — | — | — | 33 |
US: 1,061,948 [要出典] |
|
1996 | フィルス・ピッグ Filth Pig
|
19 | 9 | 47 | — | 28 | 16 | 38 | 7 | 50 | 43 |
US: 236,557 |
|
1999 | ダークサイド・オブ・ザ・スプーン Dark Side of the Spoon
|
92 | — | — | — | 57 | — | — | 51 | — | 85 |
US: 79,459 |
|
2003 | アニモシティシモニア Animositisomina
|
157 | — | — | 125 | 93 | — | — | — | — | 186 |
US: 46,319 |
|
2004 | ハウジズ・オブ・ザ・モーレ Houses of the Molé
|
— | — | — | 162 | — | — | — | — | — | 138 |
US: 45,419 |
|
2006 | リオ・グランデ・ブラッド Rio Grande Blood
|
134 | — | — | — | 60 | — | — | — | — | — |
US: 34,346 |
|
2007 | ザ・ラスト・サッカー The Last Sucker
|
130 | — | — | — | 95 | — | — | — | — | — |
US: 5,140 |
|
2012 | リラプス Relapse
|
193 | — | — | — | 72 | — | — | 56 | 99 | — |
US: 5,000 |
|
2013 | フロム・ビア・トゥ・エタニティ From Beer to Eternity
|
140 | — | — | — | 79 | — | — | — | — | — | ||
2018 | AmeriKKKant AmeriKKKant
|
— | — | 73 | 189 | 57 | — | — | — | 65 | — | ||
2021 | Moral Hygiene | ||||||||||||
2024 | Hopiumforthemasses | ||||||||||||
"—" は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
ライブ・アルバム
編集- 『イン・ケース・ユー・ディドゥント・フィール・ライク・ショウイング・アップ』 - In Case You Didn't Feel Like Showing Up (1990年)
- Just Another Fix (1995年)
- 『スフィンク・ツアー』 - Sphinctour (2002年)
- Adios... Puta Madres (2009年)
- Enjoy the Quiet—Live at Wacken 2012 (2013年)
- Last Tangle in Paris / Live 2012 Defibrila Tour (2014年)
- Toronto 1986 (2015年)
- Live Necronomicon (2017年)
コンピレーション & リミックス・アルバム
編集- Twelve Inch Singles (1981–1984) (1987年)
- Box (1993年)
- 『グレイテスト・フィッツ』 - Greatest Fits (2001年)
- Twitched (unauthorised release) (2003年)
- Early Trax (2004年)
- Side Trax (2004年)
- Rantology (2005年)
- 『リオ・グランデ・ダブ』 - Rio Grande Dub (2007年)
- 『カヴァー・アップ』 - Cover Up (2008年)
- The Last Dubber (2009年)
- MiXXXes of the Molé (2010年)
- Every Day Is Halloween: The Anthology (2010年)
- Undercover (2010年)
- Very Best of Fixes and Remixes (2011年)
ビデオ&DVD
編集- 『ライブ - イン・ケース・ユー・ディドント』 - In Case You Didn't Feel Like Showing Up(LIVE) (1991年)
- 『復讐のビデオ・クロニクル』 - Tapes of Wrath (2000年)
- Sphinctour (2002年)
- Adios... Puta Madres: Ministry Final World Tour (2009年)