マウリシオ・ララ
マウリシオ・ララ(Mauricio Lara、1993年2月23日 - )は、メキシコのプロボクサー。メキシコシティ出身。元WBA世界フェザー級王者。
基本情報 | |
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本名 | マウリシオ・ララ・アコスタ |
通称 | Bronco(狂暴) |
階級 | フェザー級 |
身長 | 170cm |
国籍 | メキシコ |
誕生日 | 1998年2月23日(26歳) |
出身地 | メキシコシティ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 32 |
勝ち | 27 |
KO勝ち | 20 |
敗け | 3 |
引き分け | 2 |
無効試合 | 0 |
来歴
編集2015年10月10日、プロデビュー戦を行い4回1-2の判定負け。黒星デビューとなった。
2021年2月13日、ロンドンのウェンブリー・アリーナにて元IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントンと対戦し、番狂わせとなる9回TKO勝ちを収めた[1]。
2023年2月18日、ノッティンガムのモーターポイント・アリーナにてWBA世界フェザー級王者リー・ウッドと対戦し、7回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
2023年5月27日、マンチェスターのAO・アリーナでリー・ウッドとダイレクトリマッチで再戦し、12回0-3の判定負けを喫した。なお、水曜日の非公式事前計量でララの体重が規定より重かったため、英国ボクシング管理委員会はララがフェザー級のリミットの126ポンドまで減量するのは健康上のリスクがあると判断し、128.5ポンド以下に減量することを禁止とする裁定を下した。このためこの時点でララは体重超過となることが確定したが、金曜日の公式前日計量で129.8ポンドを計測しフェザー級のリミットを3.8ポンド(1.7kg)体重超過となり、WBAが王座剥奪と裁定を下したため、ウッドが勝利すれば王座獲得、ララが勝利すれば空位という条件で試合が行われることになった。また、両陣営の交渉でララに試合当日までの増量を制限する水分補給制限がつけられた[3][4][5]。
2024年2月16日、オアハカにてエイドリアン・クリエル対シベナティ・ノンティンガのIBF世界ライトフライ級タイトルマッチの前座でダニエル・ルゴと再起戦を行うも、10回0-1(94-96、95-95×2)で引き分けとなった。
戦績
編集- プロボクシング:32戦 27勝 (20KO) 3敗 2分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2015年10月10日 | ★ | 4R | 判定1-2 | フリオ・カラビーノ | メキシコ | プロデビュー戦 |
2 | 2016年7月8日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ロヘリオ・ペレス・マルケス | メキシコ | |
3 | 2016年9月17日 | ☆ | 2R 0:32 | TKO | ダニエル・カリージョ | メキシコ | |
4 | 2016年11月5日 | ☆ | 4R 1:48 | TKO | ホエル・コルドバ | メキシコ | |
5 | 2016年11月26日 | ☆ | 2R 2:06 | TKO | フリオ・セサール・オルベラ・ロドリゲス | メキシコ | |
6 | 2016年12月14日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | イズラエル・ロドリゲス・ピカソ | メキシコ | |
7 | 2017年1月21日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | マルティン・ヒメネス・デルガド | メキシコ | |
8 | 2017年4月1日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | エドゥアルド・バエス | メキシコ | |
9 | 2017年7月8日 | ☆ | 4R 1:22 | TKO | エリック・アンドレス・クルス | メキシコ | |
10 | 2017年11月25日 | ☆ | 1R 1:22 | KO | ルイス・へラルド・ペレス・サラス | メキシコ | |
11 | 2018年1月20日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | イズラエル・ロブレス | メキシコ | |
12 | 2018年3月10日 | ☆ | 1R 1:04 | TKO | ダニエル・コルラ | メキシコ | |
13 | 2018年3月19日 | ★ | 1R 0:50 | KO | エリオット・チャベス | メキシコ | |
14 | 2018年8月25日 | ☆ | 2R終了 | TKO | セルヒオ・アルフレッド・チリノ・サンチェス | メキシコ | |
15 | 2018年11月17日 | ☆ | 6R 2:37 | TKO | アルベルト・ルナ・ガリシア | メキシコ | |
16 | 2019年1月12日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ホセ・カリエカク | メキシコ | |
17 | 2019年3月23日 | ☆ | 2R 2:44 | TKO | ギレルモ・アビラ | メキシコ | |
18 | 2019年7月6日 | ☆ | 5R終了 | TKO | オスカル・バラハス | メキシコ | |
19 | 2019年9月28日 | ☆ | 8R | TKO | エドゥアルド・エステラ | ウルグアイ | |
20 | 2019年12月7日 | ☆ | 4R 1:07 | KO | ラファエル・サンチェス・ロドリゲス | メキシコ | |
21 | 2020年2月1日 | ☆ | 4R 1:27 | TKO | アレハンドロ・パルメロ | メキシコ | |
22 | 2020年7月4日 | ☆ | 1R 2:54 | TKO | アレハンドロ・パルメロ | メキシコ | |
23 | 2020年8月21日 | ☆ | 8R 1:19 | TKO | ヘスス・キハダ | メキシコ | |
24 | 2020年12月4日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | セルヒオ・プエンテ | メキシコ | |
25 | 2021年2月13日 | ☆ | 9R 0:54 | TKO | ジョシュ・ワーリントン | イギリス | |
26 | 2021年9月4日 | △ | 2R終了 | 負傷引分 | ジョシュ・ワーリントン | イギリス | |
27 | 2022年3月5日 | ☆ | 3R 2:59 | KO | エミリオ・サンチェス | アメリカ合衆国 | |
28 | 2022年10月22日 | ☆ | 3R 1:36 | KO | ホセ・サンマルティン | コロンビア | |
29 | 2023年2月18日 | ☆ | 7R 2:54 | TKO | リー・ウッド | イギリス | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
30 | 2023年5月27日 | ★ | 12R | 判定0-3 | リー・ウッド | イギリス | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
31 | 2024年2月16日 | △ | 10R | 判定0-1 | ダニエル・ルゴ | メキシコ | |
32 | 2024年8月30日 | ☆ | 7R | TKO | ペドロ・デルガド | メキシコ | |
テンプレート |
獲得タイトル
編集脚注
編集- ^ Mauricio Lara Beats Down, Knocks Out Josh Warrington in Huge Shocker Boxing Scene 2021年2月13日
- ^ Mauricio Lara Blasts Leigh Wood in Seventh, Captures WBA Title Boxing Scene 2023年2月18日
- ^ “Mauricio Lara vs Leigh Wood rematch in jeopardy as Lara is stripped of WBA featherweight world title after bizarre weigh-in controversy”. talkSPORT (2023年5月26日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “Mauricio Lara vs Leigh Wood 2 LIVE: Start time, undercard, live stream and how to watch – rivals meet again but Mexican misses weight and loses title”. talkSPORT (2023年5月27日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “Leigh Wood-Otabek Khlomatov: WBA Formally Orders Mandatory Title Fight”. Boxing Scene.com (2023年5月30日). 2023年6月21日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- マウリシオ・ララ (@broncolara) - Instagram
- マウリシオ・ララの戦績 - BoxRec
前王者 リー・ウッド |
WBA世界フェザー級王者 2023年2月18日 - 2023年5月26日(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 リー・ウッド |