ペドロ・アルメンダリス
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ペドロ・グレゴリオ・アルメンダリス・ハスティングス(スペイン語: Pedro Gregorio Armendáriz Hastings、1912年5月9日 - 1963年6月18日)は、メキシコの俳優。
ペドロ・アルメンダリス Pedro Armendáriz | |
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本名 | Pedro Gregorio Armendáriz Hastings |
生年月日 | 1912年5月9日 |
没年月日 | 1963年6月18日(51歳没) |
出生地 | メキシコ メキシコシティ |
死没地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
職業 | 俳優 |
著名な家族 | ペドロ・アルメンダリス・Jr(息子) |
主な作品 | |
『運命の女』 『逃亡者』 『アパッチ砦』 『三人の名付親』 『小さな無法者』 『007 ロシアより愛をこめて』 |
経歴
編集エミリオ・フェルナンデス監督作品に出演することが多く、フェルナンデス監督の『野生の花』や『マリア・カンデラリア』ではスター女優のドロレス・デル・リオと共演した[1]。メキシコ映画研究者の金谷重朗はアルメンダリスが「メキシコの情景の主人公たる男性を体現していた」と述べている[1]。
日本で初めて公開されたメキシコ映画はフェルナンデス監督の『真珠』であるとされるが、この作品に主演したのはアルメンダリスだった[1]。1948年にはジョン・フォード監督の西部劇『アパッチ砦』や『三人の名付親』に出演している[1]。テレンス・ヤング監督作『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)ではトルコ人役を演じ、諜報部のイスタンブル支局長に扮した[1]。絶大な人気を得ていたものの、この頃のアルメンダリスは末期癌に侵されており、51歳の時にロサンゼルスの病院でピストル自殺し、『007 ロシアより愛をこめて』が遺作となった[1]。
出演作品
編集脚注
編集参考文献
編集- 野谷文昭『メキシコの美の巨星たち その他歳でユニークな世界』東京堂出版, 2011年