ビッグ・バグズ・パニック
『ビッグ・バグズ・パニック』(原題:Infestation)は、2009年のアメリカ映画[1]。アメリカ人の監督兼脚本家のカイル・ランキンによるホラーコメディ映画。メル・ギブソンが経営するアイコン・エンターテインメントが製作し、クリス・マークエット、E・クインシー・スローン、ブルック・ネヴィン、キンジー・パッカード、デボラ・ジェフナー、レイ・ワイズが出演している。撮影はブルガリアで行われた[2]。
ビッグ・バグズ・パニック | |
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Infestation | |
監督 | カイル・ランキン |
脚本 | カイル・ランキン |
製作 |
ブルース・デイヴィ ローズ・レイダー ジェフ・ベイリス T・J・サカセガワ |
製作総指揮 |
ヴィッキー・クリスチャンセン マーク・グッダー ステファニー・ヒューイ |
出演者 |
クリス・マークエット E. Quincy Sloan ブルック・ネヴィン キンジー・パッカード デボラ・ジェフナー レイ・ワイズ |
音楽 | スティーヴン・ガセインズ |
撮影 | トーマス・E・アッカーマン |
編集 | デイヴィッド・フィンファー |
配給 |
Icon Productions プレシディオ |
公開 |
2009年11月21日 2009年11月28日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 スペイン語 |
あらすじ
編集この節の加筆が望まれています。 |
不真面目で冴えない青年クーパー。上司に職務怠慢といたずらのし過ぎでクビを言い渡されたその時、突然サイレンのような音が響き気を失う。 目が覚めたクーパーは巨大なアリのような怪虫に襲われるが、何とか撃退する。町は巨大化した虫がうろつき、人間は全て繭のようなものに覆われていた。
クーパーは繭から助け出した上司の娘サラ、お天気キャスターのシンディ、指圧専攻の学生リーチー、聾唖の青年ヒューゴ、清掃業者アルバート、元軍人の父親イーサンと共に生き残るために戦い、安全な空軍基地へ向かう。
登場する虫
編集視力はなく、音に反応する。体液は白く、危険を感じると仲間を呼ぶ可燃性の赤い煙を発する。は
- アリ型の虫:劇中最初に登場した虫。大あごを持つ。甲殻は傘やモップで刺せる程度の強度。
- ハチ型の虫:高速で飛行し、人を抱えて飛ぶことが可能。襲った獲物に寄生卵を植え付ける。
- 寄生型の虫:寄生卵が成長すると変異する。人以外との雑種も存在する。
- 女王虫:繭に包まれた人間を餌として食べ、卵を産む。他の虫より大きいが、動きは俊敏。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | 備考 |
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クーパー | クリス・マークエット | 小森創介 | 冴えない青年。
間の抜けた発言が多い。 |
サラ | ブルック・ネヴィン | 宮島依里 | 心理学者の卵の女性。 |
イーサン | レイ・ワイズ | 梅津秀行 | クーパーの父親で元軍人。
地下に物資をため込んでいる。 |
シンディ | キンジー・パッカード | 小林さやか | お天気キャスターの女性。
ハイヒールと化粧を欠かさない。 |
ヒューゴ | E・クインシー・スローン | 河本邦弘 | 聴覚に障害のある青年。
片手でサラを持ち上げる膂力の持ち主。 |
アルバート | ウェスリー・トンプソン | 石田圭祐 | 清掃業者。ヒューゴの父。 |
モーリン | デボラ・ジェフナー | 麻生侑里 | クーパーの上司。サラの母。 |
リーチー | リンダ・パーク | 冠野智美 | 指圧を専攻している女学生。
積極的に虫の生態を調査する。 |
ジェド | ジム・コディ・ウィリアムズ | 岡哲也 | 寄生虫を恐れ、
人間を留置場に閉じ込めている男。 |
プエルトリコ系の男 | イスマエル・カルロ | 田中正彦 | ジェドの仲間。 |
PJ | ヴラド・ミハイロフ | 飯島肇 | |
ワイルドアイズ | アタナス・スラブレフ | 飯島肇 | |
エド | デイル・サイモントン | かぬか光明 | クーパーの同僚。肥満体。 |
ロジャー | ブリュ・ミュラー | 堂坂晃三 | |
ジェドの娘 | ディアナ・ガエーク | 関山美沙紀 | ジェドの仲間。 |
スタッフ
編集- 監督・脚本:カイル・ランキン
- アソシエイト・プロデューサー:エフラン・ポテル、カイル・シャーマン
- プロダクション・デザイン:ケス・ボネ
- メイク:マリアナ・ラブ、マリア・スタンコヴィッチ
- キャスティング:フレディ・ルイス
続編の可能性
編集監督のカイル・ランキンと主演のクリス・マークエットは、このストーリーを将来的な3部作になるように、Icon Films社と3作品の契約を結んだ[3]。