パスツレラ・ムルトシダ

パスツレラ・ムルトシダ(学名:Pasteurella multocida)とはパスツレラ科に属するグラム陰性、非運動性の球桿菌であり、ペニシリン感受性を有する[1]。パスツレラ・ムルトシダは人獣共通感染症を引き起こし、主にペットからの咬傷あるいは創傷に起因する。パスツレラ・ムルトシダは多くの哺乳類鳥類の呼吸器における正常微生物群の一員であり、症状を示さない。培養には血液寒天培地DSA培地YPC培地などが用いられる。

パスツレラ・ムルトシダ
分類
ドメイン : 真正細菌 Bacteria
: プロテオバクテリア門
Proteobacteria
: γプロテオバクテリア綱
Gamma proteobacteria
: パスツレラ目
Pasteurellales
: パスツレラ科
Pasteurellaceae
: パスツレラ属
Pasteurella
: パスツレラ・ムルトシダ Pasteurella multocida
学名
Pasteurella multocida (Lehmann and Neumann 1899) Rosenbusch and Merchant 1939

脚注

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  1. ^ Kuhnert P; Christensen H (editors). (2008). Pasteurellaceae: Biology, Genomics and Molecular Aspects. Caister Academic Press. ISBN 978-1-904455-34-9 

関連項目

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