バフ (色)
バフ(buff)とは牛やシカの揉み皮(革)。またはその淡い黄褐色のこと。日本の伝統色名では黄土色に近い。1934年に標準色名として定められた。
| |
16進表記 | #F0DC82 |
---|---|
RGB | (240, 220, 130) |
CMYK | (0, 8, 46, 6) |
HSV | (49°, 46%, 94%) |
出典 | 不明 |
バフ(JIS慣用色名) | ||
---|---|---|
マンセル値 | 8YR 6.5/5 |
バフとは本来、水牛の揉み皮のことで、バフコート(英語版)などの軍服に使われていたほか、金属研磨の仕上げなどにも使われた。
日本では近似色の黄土色が圧倒的に知名度が高いこともあって、日常的には使われないが、塗料業界などにおいては茶系の色名として頻繁に用いられる。
ファッション業界では、ごく淡いピンクがかった黄褐色(むしろやや褪せたオレンジに近い)をバフと呼ぶことが多い。
野鳥図鑑などにおいて野鳥の体色の表現に「バフ」がよくつかわれている。アメリカン・コッカー・スパニエルなどによくみられる淡いベージュの個体もバフ色と呼ばれる。