ネウイミン第1彗星(28P/Neujmin)は、1913年9月3日にソビエト連邦の天文学者グリゴリー・ネウイミンが発見した太陽系周期彗星である[2]近日点距離が1.5 auと地球よりも遠くの場所にあるため地球にはそこまで接近しない。は直径21.4kmと推定されており、アルベドは低く0.025である[1]

ネウイミン第1彗星
28P/Neujmin
仮符号・別名 1913 III, 1913c, 1913 R2
1931 I, 1931d, 1931 S1
1948 XIII, 1948f
1966 VI, 1966a
1984 XIX, 1984c[1]
分類 周期彗星
発見
発見日 1913年9月3日[2]
発見者 グリゴリー・ネウイミン[2]
軌道要素と性質
元期:2014年12月29日 (TDB 2457020.5)
軌道長半径 (a) 06.9325 au[1]
近日点距離 (q) 01.5782 au[1]
遠日点距離 (Q) 12.2868 au[1]
離心率 (e) 0.7723[1]
公転周期 (P) 18.25[1]
軌道傾斜角 (i) 014.319 °[1]
近日点引数 (ω) 346.633 °[1]
昇交点黄経 (Ω) 346.350 °[1]
平均近点角 (M) 237.396 °[1]
前回近日点通過 2021年3月11日[3]
次回近日点通過 2039年7月23日[3]
最小交差距離 0.571 au(地球)[1]
0.960 au(木星)[1]
ティスラン・パラメータ (T jup) 2.171[1]
物理的性質
直径 21.4 km[1]
絶対等級 (H) 13.2(コマ [1]
アルベド(反射能) 0.025[1]
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観測史

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ネウイミン第1彗星は1913年9月3日にネウイミンにより発見されたのち、9月7日にはプルコヴォ天文台の天文学者、オスカル・バックルンドによってネウイミンの発見した天体が彗星であることが明らかになった[2]。最初は放物線軌道であると考えられたが、アメリカの天文学者、アーミン・ロイシュナーはその違和感に気づき楕円軌道で周期が17.44年程度であると考えた[2]。1913年の回帰では12月31日に15になったときまで観測された[2]

1913年以降は1931年、1948年、1966年、1984年、2002年、2021年の回帰が2022年現在観測されてきた[3]。また、今後は2039年、2057年、2076年、2094年、2112年に回帰すると予想されている[3]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 28P/Neujmin 1”. Small-Body Database Lookup. Jet Propulsion Laboratory. 2022年1月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Kronk, Gary W.. “28P/Neujmin 1”. cometography.com. 2022年1月17日閲覧。
  3. ^ a b c d 28P/Neujmin”. Kazuo Kinoshita (2017年6月15日). 2022年1月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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