トータルクラリティ
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
トータルクラリティ(欧字名:Total Clarity、2022年1月30日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2024年の新潟2歳ステークス。
トータルクラリティ | ||||||
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2024年 朝日杯フューチュリティステークス出走時 | ||||||
欧字表記 | Total Clarity[1] | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牡[1] | |||||
毛色 | 鹿毛[1] | |||||
生誕 | 2022年1月30日(2歳)[1] | |||||
父 | バゴ[1] | |||||
母 | ビットレート[1] | |||||
母の父 | スペシャルウィーク[1] | |||||
生国 | 日本(北海道安平町)[1] | |||||
生産者 | ノーザンファーム[1] | |||||
馬主 | (有)キャロットファーム[1] | |||||
調教師 | 池添学(栗東)[1] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 3戦2勝[1] | |||||
獲得賞金 |
3858万5000円[1] (2024年12月15日現在) | |||||
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経歴
編集2歳(2024年)
編集2024年6月16日、京都競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1600m)で、北村友一を鞍上にデビュー。好スタートを決めた後は前団で控え、直線では鞍上の鞭に応え、上がり3F最速で差し切り新馬勝ち[3]。
陣営は次走に重賞初挑戦となる新潟2歳ステークス(GIII)を選択した[4]。道中は冷静に前団で進め、直線では人気のコートアリシアンに一度差されたものの、もう一度差し返し重賞初制覇を飾った[5]。また、父のバゴは3年振りとなる産駒のJRA重賞制覇となった[6]。10月29日、朝日杯フューチュリティステークスへの参戦を表明した[7]。
競走成績
編集以下の内容は、netkeiba.com[8]およびJBISサーチ[9]の情報に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2024. 6.16 | 京都 | 2歳新馬 | 芝1600m(良) | 10 | 8 | 10 | 3.8 (2人) | 1着 | 1:36.5(33.9) | -0.1 | 北村友一 | 55 | (ラトラース) | 454 | |
8.25 | 新潟 | 新潟2歳S | GIII | 芝1600m(良) | 11 | 7 | 9 | 11.7 (6人) | 1着 | 1:34.2(34.0) | -0.1 | 北村友一 | 55 | (コートアリシアン) | 462 |
12.15 | 京都 | 朝日杯FS | GI | 芝1600m(良) | 16 | 5 | 10 | 6.6 (3人) | 13着 | 1:36.1(35.6) | 2.0 | 北村友一 | 56 | アドマイヤズーム | 474 |
- 競走成績は2024年12月15日現在
血統表
編集トータルクラリティの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ブラッシンググルーム系 |
[§ 2] | ||
父 *バゴ Bago 2001 黒鹿毛 |
父の父 Nashwan1986 栗毛 |
Blushing Groom | Red God | |
Runaway Bride | ||||
Height of Fashion | Bustino | |||
Highclere | ||||
父の母 Moonlight's Box1996 鹿毛 |
Nureyev | Northern Dancer | ||
Special | ||||
Coup de Genie | Mr. Prospector | |||
Coup de Folie | ||||
母 ビットレート 2012 栗毛 |
スペシャルウィーク 1995 黒鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
キャンペンガール | マルゼンスキー | |||
レディーシラオキ | ||||
母の母 スルーレート2002 鹿毛 |
*フレンチデピュティ | Deputy Minister | ||
Mitterand | ||||
*スルーオール | Seattle Slew | |||
Over All | ||||
母系(F-No.) | スルーオール(USA)系(FN:8-h) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Halo 5×4 Mr. Prospector 4×5 |
[§ 4] | ||
出典 |
- 祖母スルーレートは2005年のフラワーカップ(GIII)2着、クイーン賞(GIII)3着の実績がある。
- 4代母Over Allは1987年のメイトロンステークス(米G1)、スピナウェイステークス(米G1)優勝馬。
- その他の主な近親にパッシングスルー(紫苑ステークス)、スルーセブンシーズ(中山牝馬ステークス)など。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “トータルクラリティ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年8月25日閲覧。
- ^ “競走馬情報 トータルクラリティ”. 日本中央競馬会. 2024年8月25日閲覧。
- ^ 「トータルクラリティが白星発進 北村友騎手「新馬戦としては内容の濃いレース」/新馬戦」『日刊スポーツ』2024年6月16日。2024年8月25日閲覧。
- ^ 「【次走】サーマルソアリングはスポニチ杯ブリーダーズゴールドC目標に」『スポーツニッポン』2024年8月2日。2024年8月25日閲覧。
- ^ 「トータルクラリティが差し返して重賞初V北村友騎手「しぶとさを生かしたかった」/新潟2歳S」『日刊スポーツ』。2024年8月25日閲覧。
- ^ 「【新潟2歳S】トータルクラリティが競り合い制し無傷2連勝!バゴ産駒3年ぶりのJRA重賞制覇」『サンスポZBAT!』。2024年8月25日閲覧。
- ^ 「【POG】新潟2歳S覇者のトータルクラリティ 順調なら朝日杯FS出走へ」『スポーツ報知』。2024年10月31日閲覧。
- ^ “トータルクラリティの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年8月25日閲覧。
- ^ “トータルクラリティ 競走成績”. JBISサーチ. 2024年8月25日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|トータルクラリティ”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年8月25日閲覧。
- ^ a b c “トータルクラリティの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年8月25日閲覧。
外部リンク
編集- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post