トクメン国際空港
トクメン国際空港(トクメンこくさいくうこう、Aeropuerto Internacional de Tocumen)は、パナマのパナマシティ東側郊外にある国際空港。コパ航空の本拠地である。2021年の旅客数は910万人だった[1]。
トクメン国際空港 | |||||||||||||
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IATA: PTY - ICAO: MPTO | |||||||||||||
概要 | |||||||||||||
国・地域 | パナマ | ||||||||||||
所在地 | パナマシティ | ||||||||||||
種類 | 民間 | ||||||||||||
運営者 | Aeropuerto Internacional de Tocumen, S.A. | ||||||||||||
標高 | 41 m (135 ft) | ||||||||||||
座標 | 北緯09度04分16.91秒 西経79度23分00.43秒 / 北緯9.0713639度 西経79.3834528度座標: 北緯09度04分16.91秒 西経79度23分00.43秒 / 北緯9.0713639度 西経79.3834528度 | ||||||||||||
公式サイト | 公式サイト | ||||||||||||
地図 | |||||||||||||
空港の位置(パナマ) | |||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||
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空港の一覧 |
歴史
編集パナマ運河を他国からの侵略から防護するため数ヶ所の空港が建設されていたが、日本海軍の真珠湾攻撃の後からはパナマの全ての空港は米軍にのみ使用許可が出されていた。現在のトクメン地域に最も近い飛行場はパイティージャ・ポイント飛行場(Paitilla Point Airfield)で、他にも数箇所の飛行場がパナマ運河を他国の侵攻からの防衛のために建設されていた。
第2次世界大戦後、1947年6月1日にトクメン国際空港が開港。7年後には旅客ターミナル・事務棟ビルが完成し、その空港ビル(現在貨物ターミナルとして使用中)は720ヘクタールの面積で海抜38mに建てられた。その後パナマが中南米地域のハブとなるにつれ通過する旅客や航空交通量が増えビルの規模が不足したため、1971年に新ターミナルの建設が開始された。土地改良とトクメン川の移設を経て1978年8月に完成し、9月より供用開始された。現在でも同時に2機が着陸できる滑走路が併設されている地域最大級の空港となった。
1981年には軍政により、同年に飛行機事故死した元国家主席オマル・トリホス将軍にちなみ、オマル・トリホス国際空港と改称されたが、1989年の米軍パナマ侵攻後ノリエガ政権が倒れ、名称は元に戻された。
元々の滑走路(03L/21R)は現在主に貨物機とビジネスジェットに使用され、現在の主要滑走路(03R/21L)は3,050 m × 45 mの規模。03R方向ではILSカテゴリーI使用可で、主に旅客機用として使用されている。
2003年には「トクメン国際空港会社(Aeropuerto Internacional de Tocumen, S.A.)」が設立され民営化された。
就航路線
編集旅客
編集貨物
編集脚注
編集- ^ “9.1 millones de pasajeros transitaron por Tocumen en 2021”. Tocumenpanama.aero. March 7 2022閲覧。