チャーリー・ビラヌエバ
チャーリー・ビラヌエバ(Charlie Alexander Villanueva)ことチャーリー・アレクサンダー・ビラヌエバ・メヒア(Charlie Alexander Villanueva Mejia, 1984年8月24日 - )は、ドミニカ共和国のプロバスケットボール選手。NBAのミルウォーキー・バックスなどに所属していた。ニューヨーク市クイーンズ出身。ポジションはパワーフォワード。211cm、108.9kg。
ダラス・マーベリックスでのビラヌエバ (2015年) | |
引退 | |
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ポジション | PF |
基本情報 | |
愛称 | "Big Smooth" |
スペイン語 | Charlie Alexander Villanueva Mejia |
国籍 |
ドミニカ共和国 アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1984年8月24日(40歳) |
出身地 |
ニューヨーク州ニューヨーク市 クイーンズ区 |
身長(現役時) | 211cm (6 ft 11 in) |
体重(現役時) | 109kg (240 lb) |
ウィングスパン(現役時) | 220cm (7 ft 3 in) |
キャリア情報 | |
出身 | コネチカット大学 |
ドラフト | 2005年 7位 |
選手経歴 | |
2005-2006 2006-2009 2009-2014 2014-2016 |
トロント・ラプターズ ミルウォーキー・バックス デトロイト・ピストンズ ダラス・マーベリックス |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
代表歴 | |
キャップ | ドミニカ共和国 2009年- |
経歴
編集ビラヌエバはレブロン・ジェームズと同じ学年で、レブロンと同じく高卒でのNBA入りを目指していた。高校時代からその存在は注目されていた逸材ではあったが、精神面の未熟さを指摘されていた。
コネティカット大学に進学し、2004年のヤングメン世界選手権の優勝メンバーとなった。大学2年終了後にアーリーエントリーを宣言し、2005年のNBAドラフトでトロント・ラプターズに1巡目全体7位で指名を受けて入団した。
1年目は、全ルーキー中2位となる一試合平均13得点を挙げてオールルーキー1stチームに選出された。特にバックス戦では48得点をあげた。これはルーキーとしては史上3位タイとなる高得点である。
初年度の2005-06終了後、T・J・フォードとのトレードでミルウォーキー・バックスに移籍した[1]。移籍後、2006-07シーズンはケガの影響、2007-08シーズンは主に易建聯の控えなどで成績が伸び悩んだ。しかし、2008-09シーズンはほとんどの部門でキャリアハイを記録し、大きく成長した。
2008-09シーズン後、デトロイト・ピストンズへ移籍した。
2009年、ドミニカ代表として2009年FIBAアメリカ選手権に参加。1試合平均17.1点、7.4リバウンドと活躍した。
プレースタイル
編集"Big Smooth"の愛称からも連想できるとおり、211cmの長身でありながら無骨な印象はなく、インサイドから3ポイントシュートまで広い攻撃オプションを持つストレッチ・フォー型の選手である。高い運動能力と走力を備えており、オフェンス能力は高いが、反面ディフェンスに難がある。
その他
編集- 脱毛症を患っており、幼少期にいじめを受けた過去がある。NBAを通じてNAAFという脱毛症協会のスポークスマンとしても活動するなど慈善事業を積極的に行っている。
- 憧れの選手はレジー・ミラーで、ダラス・マーベリックスに移籍するまで背番号も彼と同じ31番をつけていた。
- NBA入りして10年目になるが、これまでプレーオフに出場したことがなかった。しかしダラス・マーベリックスに移籍した2014-15シーズンに、ようやくプレーオフ出場という念願が叶った。
脚注
編集- ^ “Raptors trade Charlie Villanueva to Bucks for T.J. Ford and cash”. CBC. (June 1, 2006) [リンク切れ]