チキンライス (曲)
「チキンライス」は、浜田雅功と槇原敬之名義で発売されたコラボレートシングル。2004年11月17日発売。発売元はR and C。
「チキンライス」 | |
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浜田雅功と槇原敬之 の シングル | |
B面 |
チキンライスができるまで 〜松本人志〜 |
リリース | |
規格 | 12cmCD |
ジャンル | J-POP |
時間 | |
レーベル | R and C |
作詞・作曲 |
作詞:松本人志 / 作曲:槇原敬之(#1) 槇原敬之(#2) |
プロデュース | 槇原敬之 |
ゴールドディスク | |
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チャート最高順位 | |
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解説
編集ダウンタウンが司会を務めた、フジテレビ系音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』の2004年7月26日放送分に槇原敬之がミュージックチャンプとしてゲスト出演した際、SMAPの『世界に一つだけの花』で人気を博している槇原に対して浜田雅功が冗談半分で作曲依頼したのがきっかけで作られた楽曲[注 1]。槇原は一貫してコーラスに徹しており、主唱部分は浜田が全て歌っている。
作詞は浜田の相方・松本人志が担当。自身の貧しい家庭で過ごした少年時代のエピソードを基に歌詞を作り上げた。過去に『ごっつええ感じ』の企画ソングエキセントリック少年ボウイオールスターズの楽曲でも作詞をした経験があるが、本作ではあくまでも真面目なクリスマスソングに仕上げている。歌詞中にはその貧乏ぶりを自虐したユーモアのある歌詞も含まれており、赤坂プリンスの固有名詞も登場させている。松本が子供の頃のクリスマスに体験した出来事が込められている[注 2]。槇原は松本のこの詞を見て感涙した他、『人志松本の○○な話』の出演時には「クリスマスソング=恋愛ソングという常識を覆した。素晴らしい」と絶賛した。
2曲目はインストゥルメンタルの「チキンライス」をバックに、松本が歌詞にまつわるエピソードやできあがるまでをインタビュー風に語る音源を収録。CD発売に先駆け同年10月18日放送分の『HEY!HEY!HEY!』内の『チキンライスが出来るまでの完全ドキュメント』11月8日放送の『HEY!HEY!HEY! 夢の3番勝負スペシャル』に於いて一部音声が映像共に公開された。
オリコン初登場2位を記録(1位はORANGE RANGEの「花」)。
また、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』のレギュラー放送最終回(2012年12月17日放送)で最後に歌った曲もこの曲だった。
収録曲
編集カバー
編集- 槇原敬之
- 2006年2月22日発売『LIFE IN DOWNTOWN』
- 2022年3月2日発売『Bespoke』(2020 ver.)
- 内山信二 - 2006年5月31日発売『まんぷくトランス』
- 高槻やよい(仁後真耶子) - 2009年12月16日発売『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL WINTER』
- Toshl(X JAPAN)
- 2018年9月6日放送『ダウンタウンDX』、2018年11月15日放送『ベストヒット歌謡祭2018』(平成名曲メドレーの1曲として)
- 2018年11月28日発売『IM A SINGER』[2]
- ジェジュン - 2021年12月24日放送『ミュージックステーションスーパーライブ』にて
- クリス・ハート
- 2022年11月26日発売『Christmas Hearts 2』
脚注
編集注釈
編集- ^ この半年前でも同番組に出演した『夜空ノムコウ』を同グループに楽曲提供し人気を博したスガシカオにも同じ感じで依頼したが、後に浜田は冗談半分だったのもあり悪い部分が出て、2006年4月17日放送分の同番組でスガシカオは本気でデモテープを作ったが浜田はおろかスタッフも本気にしていなかった為、同曲が発売した当初は苛立ったと語った。
- ^ 松本は『ごっつ』での同曲や『ガキの使い』でのフリートークでの即興出囃子ソングなどの歌詞では大抵おふざけ感・下ネタ・あからさまなパロディを入れている事から浜田は「ちゃんと真面目な詞書いてえな」と『HEY!HEY!HEY!』内や打ち合わせで幾度と無く連呼していた。
- ^ この日は浜田の誕生日だった。
出典
編集- ^ “浜田雅功、大阪でまさかの「チキンライス」熱唱…3.5万人熱狂”. Imega. 2024年5月22日閲覧。
- ^ Toshl(X JAPAN)、11/28に初のカバー・アルバム『IM A SINGER』ユニバーサル ミュージックより全世界リリース決定!約20年ぶりのメジャー・リリース! 2018年12月10日閲覧。