ソユーズT-3
ソユーズT-3 (Союз Т-3 / Soyuz T-3) は、ソユーズT宇宙船3回目のミッションで、初めて3人が搭乗し、地球を204周した。
ソユーズT-3 | |||||
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ミッションの情報 | |||||
ミッション名 | ソユーズT-3 | ||||
質量 | 6,850 kg | ||||
乗員数 | 3 | ||||
コールサイン | Mayak | ||||
発射台 |
バイコヌール宇宙基地 ガガーリン発射台 | ||||
打上げ日時 | 1980年11月27日 14:18:28 (UTC) | ||||
着陸または着水日時 | 1980年12月10日 09:26:10 (UTC) | ||||
ミッション期間 | 12日19時間07分42秒 | ||||
遠地点 | 251 km | ||||
近地点 | 200 km | ||||
公転周期 | 88.7分 | ||||
軌道傾斜角 | 51.6° | ||||
乗員写真 | |||||
年表 | |||||
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乗組員
編集- レオニード・キジム (1) - 機長
- オレグ・マカロフ (2) - フライトエンジニア
- ゲンナジー・ストレカロフ (1) - 研究者
バックアップ
編集- ワシリー・ラザレフ - 機長
- ヴィクトル・サヴィヌイフ - フライトエンジニア
- ワレリー・ポリャコフ - 研究者
ミッションハイライト
編集サリュート6号への13回目の飛行である。1971年以来、初の3席シートとなるソユーズT型の試験を兼ね、サリュート6号の修理を目的として行われた。サリュート6号に同時に3人が乗り込んだのは、ソユーズ11号以来である。サリュート6号への滞在中、彼らはSplavとKristallユニットを使って材料実験を行い、SvetoblokとOazisユニットを用いて彼らがソユーズT-3で持ち込んだ生物の観察を行った。しかし、大部分の時間は、宇宙ステーションのメンテナンスに充てられた。12月2日、彼らはステーションの住環境を評価するためのMikroklimat実験と、熱制御システムの作業を開始した。4つのポンプを装備した新しい水圧ユニットを取り付けた。12月4日には、サリュート6号のテレメトリシステムの電子機器を交換した。12月5日には、電力システムの故障箇所の修理を行った。その他、機内制御システムのプログラムおよびタイミング装置の交換や、推進剤補給システムのコンプレッサーの電力供給システムの交換等を行った。