ソポト

ポーランドの都市

ソポト (Sopot [ˈsɔpɔt] ( 音声ファイル)) はポーランドの都市。ポモージェ県に属する。人口は約4万人(2006年)。面積は約17km。ドイツ語ではツォポト (Zoppot [ˈtsɔpɔt] ( 音声ファイル))。

ソポト
Sopot
ソポトの市街風景
ソポトの市街風景
ソポトの市旗 ソポトの市章
市旗 市章
標語 : "Najmniejsze z wielkich miast
(最小の大都市)"
位置
の位置図
位置
ソポトの位置(ポモージェ県内)
ソポト
ソポト (ポモージェ県)
ソポトの位置(ポーランド内)
ソポト
ソポト (ポーランド)
地図
座標 : 北緯54度26分0秒 東経16度33分0秒 / 北緯54.43333度 東経16.55000度 / 54.43333; 16.55000
歴史
創設 8世紀
市制施行 1901年
行政
ポーランドの旗 ポーランド
  ポモージェ県
 市 ソポト
地理
面積  
  市域 17.31 km2
人口
人口 (2021年6月30日現在)
  市域 35,049人
  都市圏 1,080,000人
  備考 都市圏人口は三都市ポーランド語版合計
その他
郵便番号 81-701 から 81-878
市外局番 058
ナンバープレート GSP
公式ウェブサイト : www.sopot.pl ウィキデータを編集

バルト海に面する観光都市。国内外から多くの観光客が訪れる。ソポト国際音楽祭も開催される。大都市であるグダンスクグディニャの中間に位置しており、両都市まで約10キロ程度。3つの都市をまとめて三都市ポーランド語版ポーランド語: Trójmiasto, : Tricity)と呼ぶ。

ポーランド王国領だったが、第二次ポーランド分割によってプロイセン王国領となった。19世紀より観光地として発展し、20世紀初頭にはドイツ皇帝ヴィルヘルム2世も訪れた。1919年より、ヴェルサイユ条約に従ってダンツィヒ自由市に属することになった。第二次世界大戦に際して、ナチス・ドイツに併合された後、ソヴィエト赤軍の攻撃を受けて街は荒廃した。

戦後も観光地として発展し、バルト海随一のリゾート地として毎夏多くのバカンス客がポーランドのみならずヨーロッパ各地からやってきて滞在する。周囲も多くの観光地に恵まれており、ポーランド観光の基点としても使われる。夏の終わりにはユーロビジョンにならぶヨーロッパ最大規模の「インタービジョン(ソポト国際音楽フェスティバル)」が開催される。

この他にも、ヨーロッパで最大かつ最長の観光桟橋ソポト桟橋ポーランド語版や、ユニークな外観をした商業施設クシヴィ・ドメクポーランド語版(曲がった家の意)[1]などがある。

主な施設

編集

著名な出身者

編集

姉妹都市

編集

脚注

編集
  1. ^ 『世界の不思議な家、楽しい家』エクスナレッジ、2014年、93頁。ISBN 978-4-7678-1871-9 

関連項目

編集

外部リンク

編集