セント・バーソロミュー・ザ・グレート

ロンドンの教会

座標: 北緯51度31分08秒 西経0度05分59秒 / 北緯51.518867度 西経0.099658度 / 51.518867; -0.099658

セント・バーソレミュー・ザ・グレート(セント・バーソレミュー・ザ・グレート、The Priory Church of St Bartholomew the Great)は、イギリスロンドンスミスフィールド市場の隣にあるイングランド国教会教会聖バーソレミューに献堂されている。

セント・バーソレミュー・ザ・グレートの外側

ロンドンで最も古い歴史を持つ教会建物である。教会の内陣は、ノルマン様式である。主な建材に石が使われるようになった。重厚で大振りな円形アーチと円柱が特徴。映画やドラマのロケ地としても使われている[1]

歴史

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セント・バーソレミュー・ザ・グレート教会は1123年に、ヘンリー1世の寵臣だった、ラーヘレ (Rahere) によって設立された。当初の建物はアウグスティヌス会の修道院として12世紀に建てられた。

修道院と合わせて近くに作られたセント・バーソロミュー病院はヨーロッパ最古の病院であり、今も医療機関として機能している。修道院時代の病院は、「インファマリー」と呼ばれ、病人だけでなく、生活困窮者なども収容され、修道士や女子修道士が主として看護にあたった。

1542年、ヘンリー8世による修道院解散後は長らく荒廃していたが、19世紀に教会が再建されて現在に至る。

装飾、内装

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聖バーソレミューの Exquisite Pain 像はダミアン・ハーストの作品である[2]

ロケ地としての使用

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内陣に向かって見た本堂

所在地

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脚注

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